うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

『鬼滅の刃遊郭編』凄かったね!\(≧▽≦)/

2022年02月16日 21時33分04秒 | アニメ
今週は最初から涙腺決壊しっぱなしの日が続いております(ノД`)・゜・。
昨夜の女子フィギアで、史上5人目の3アクセルを決めた樋口新葉さんと、自己新記録を出して、ロシア勢に食い込んでくれた坂本花織さんの演技見て、もうこっちまでもらい泣きさ💦
その前には女子のスピードスケートのパシュートでラストで転倒してしまったけど、世界新記録をその前に出していた高木姉妹&佐藤選手の健闘にも涙でしたし。いや~水分補給しないとね!もちろん、他の競技も見れるときは見ていたんですが、なかなかリアタイができないので限られちゃってます。でも人間、挑戦する姿は眩しいね✨ もはや枯れているかもしたには眩しすぎます✨

そしてもう一つ感動ものだったのが『鬼滅の刃遊郭編』最終回。
原作読んでストーリーは知っていましたけど、やはり動画としてキャラに動きや肉声がつくと、また新たな感動が生まれてきます。
始まりは無限列車編で煉獄さんが戦死。ヒノカミ神楽のことも含めて煉獄家を訪ねる炭次郎。しかしそこにいたのは兄の死に落ち込む弟と、妻を亡くしてから、気力を失っていた元柱の杏寿郎の父。杏寿郎を愚弄する父に一喝した炭次郎に、弟が家に伝わる炎柱の書物を見せるが、結論は見つからず。
そのまま蝶屋敷に帰宅した炭次郎を待っていたのは、アオイをはじめ蝶屋敷の女性隊士たちが恰幅のいい男に連れて行かれそうになっているところ。彼女らを救うために戦おうとした炭次郎と善逸と伊之助。だが相手は音柱の宇髄天元。彼曰く鬼の所在を確認するべく遊郭に忍び込ませた3人の妻たちから連絡が途絶えたため、潜入調査を依頼に来た、というもの。しかし彼女たちを危険に晒すわけにはいかないと庇った故に、天元は炭次郎たちを女装させて妻たちが潜入していた遊郭に一軒ずつ潜入させる。最初に異変に気付いたのは伊之助。鬼の匂いを探っているうちに、地下にそれがあることを見抜く。一方善逸は花魁:蕨姫の部屋子の女の子たちが彼女に酷い扱いを受けていることに激高し、蕨姫に直談判しようとする。しかしそこには彼女の姿はなく、帯だけが残っており、更に善逸はそこで姿を消す。そして人気の鯉夏花魁が吉原を去るとき、蕨姫は鯉夏を食らおうとしてそこに潜入していた炭次郎と出くわし、初めてここで上弦の陸:堕姫として姿を現す。激しい戦闘が繰り広げられるが、炭次郎は縦横無尽に襲い掛かってくる堕姫の帯に苦戦。一方匂いの元を突き止めた伊之助は、そこで善逸と天元の妻たちが堕姫の食料として囚われているところを救う。苦戦中の炭次郎は何度か戦いの糸口をつかみかけるが、上弦相手にことごとく阻まれてしまい、遂に追い込まれる。そこに現れたのが禰豆子。気を失った兄に代わって猛攻を繰り広げ、堕姫の攻撃に手足や首を切り落とされても上弦の鬼並みの回復力で堕姫を上回る。まだ避難できていない人が残る場所で構わず攻撃をする禰豆子を何とか抑え込む炭次郎。そこに駆け付けた天元が一刀両断で堕姫の首を落とす。しかし天元は彼女は上弦じゃないと言い出す。弱すぎるという天元に、堕姫は反論するが確かに首を落としたにもかかわらず死なない。ついに堕姫は死への恐怖に兄を呼び出す。その呼びかけに堕姫の背中から現れたのはもう一人の鬼:妓夫太郎。彼が上弦の陸の鬼だった。暴れる禰豆子を子守唄で落ち着かせ、休ませている間に、天元は妓夫太郎と戦闘。毒を受け本来の力を発揮できない天元と炭次郎、そして堕姫は戻ってきた伊之助と善逸との戦闘になる。戦いの中で「両方の首を一度に落とさないと回復してしまう」と悟った天元は、息を合わせて同時に首を落とすか、首が繋がらない間にもう一方の首も落とすことが条件と3人に知らせ、戦いを続けるが、天元の受けた毒は次第に彼の体をむしばんでいく。それでも天元の嫁の一人:雛鶴の藤の花を含んだクナイの当たった妓夫太郎は動きを鈍らせ、堕姫は首を落とされた上に、本体と繋がらないように首だけ持って遠くに逃げようとする。しかしそれを見た妓夫太郎が俊足で伊之助に追いつき胸を鎌で突く。さらに天元の左腕を切り落とし左目も奪われ、天元は倒れたまま動かない。二人の死を予感した炭次郎の一瞬のすきに堕姫の帯が襲い掛かってくる。善逸が身を挺して炭次郎を庇い、自らは屋根の下敷きに。妓夫太郎も堕姫も回復し、炭次郎を追い詰める。だが必死に逃げているかと思われた炭次郎は、実は雛鶴のクナイを取りに行っており、それで妓夫太郎を突き刺す。再び藤の毒で動けなくなった一瞬で首を落とそうとする炭次郎。止めに入ろうとする堕姫は死んだかと思われた伊之助(心臓の位置を変えていた)と善逸に首を切られ、妓夫太郎も心臓を止めて仮死状態を作り出していた天元も加わって炭次郎に首を落とされる。最後の妓夫太郎の血鬼術で爆散するところだったが、禰豆子が覚醒し、爆血によって妓夫太郎の血鬼術も天元や伊之助の体内の毒も燃やされ二人は事なきを得る。鬼の首を探す炭次郎は罵り合う妓夫太郎と堕姫を見つける。堕姫が先に消滅するとき、妓夫太郎は過去を思い出す。花街の外れに生まれ、醜さから親からも見捨てられ、食事さえ与えてもらえず自分で探し出していた妓夫太郎に「梅」という妹ができた。梅は兄を慕い、妓夫太郎も妹を可愛がる。親が亡くなり近所からもごみのように扱われる二人だったが、ある日金の取り立てをしていた妓夫太郎が戻ると、梅が生きながら丸焼きにされていた。相手は侍で、梅が彼をかんざしで挿した報復だという。妓夫太郎は必死に梅を救おうとするが、自身も背中から斬られる。ついに妓夫太郎は侍と彼を手引きした遊郭の女将を抹殺。妹と共に自身も命がつきかけようとしていたその時、童磨という鬼に妹を助けるために鬼になれと言われ、梅を救うために血を与えてもらい、鬼となったことを断末魔で思い出した。地獄に一人で行こうとする妓夫太郎を、堕姫こと梅が追いかけ「何度生まれ変わってもお兄ちゃんの妹になる」と泣きじゃくる彼女を背負い業火の中へと進んでいった―――というストーリーでした。
ストーリーだけでも泣けてきます(ノД`)・゜・。今回は「兄妹」がテーマですね。どちらも死にかけている妹を助けるために兄が取った行動でその後の運命が変わった二組でした。同じく貧困な家庭に生まれ育ち、兄妹仲良く、というところまでは同じ。でも何が決定的に違うか、といえば「信頼できる人がいるかいないか」ですね。炭次郎と禰豆子は母や弟妹たちと仲良く、貧乏でも絶対的な信頼と安心感をもって暮らしていたので、互いへの思いやりや感謝が自己犠牲という形で出ることもあるくらい、愛情の基盤がしっかりしていた。それに対し妓夫太郎&梅たちは、最大の愛情と信頼をくれるはずの親から忌み嫌われ、周囲の人間たちからも、およそ人間と思える扱いを受けなかった。信じられるのは自分自身の生命力と兄妹の存在だけ。それが泥水を啜り、はいつくばってでも周囲へに人間への復讐に駆られて鬼になった。妓夫太郎が「生まれ変わっても鬼になる」と言ったのは、ひどい仕打ちをしてくる人間こそ「鬼より鬼」に見えたんでしょうね。まさに虐待されている子が、親や近所の人たちからも見放された感じそのものです。たった一つ愛情をもらえたかもらえなかったかで、ここまで人生狂ってしまう。本当に家庭をもって子育てをする以上、しっかりと愛情を注げる親になってほしいと、思わず現代に置き換えても思っちゃいますね。
それでも救いだったのは、たった一人だけでも信頼できる兄(妹)の存在でしょうか。多分一人だったらここまで強くなれなかっただろうと思うのですよ。妓夫太郎も慕ってくれる妹のため、堕姫も何でも話を聞いて、一人にしないでいてくれる兄のため、こうして上弦の鬼にまで強くなったのではないかなと。(天元さん曰く、堕姫は強くないらしいですけど^^;)
禰豆子も鬼として覚醒してどんどん強くなっている。けれど兄を救わんがため。そして当然炭次郎も妹や仲間のために戦い強くなっている。ちょっと向く方向が違っただけで、正義か悪か、敵として戦う運命になってしまった二つの兄妹の描かれ方が凄くって、特に鬼の二人には涙でした💦
ここまで感情移入できたのは、やっぱり何といっても堕姫役の沢城さんと、妓夫太郎訳の逢坂さんの演技力のなせる技だと思います。堕姫の傲慢で色っぽい声から一気に「おにいちゃぁ~ん💦」と甘える時の声の落差と言い、逢坂さんの人間らしからぬ容貌と相反する妹への愛情を発する口調と言い、このお二人の演技だったからこそ、この遊郭編が滅茶苦茶盛り上がったのではないかと思います!お二人以外にこの役は演じてほしくない、というか、もうこの二人しか似合う人はいなかろう!
もちろん、天元さんの小西さんのド派手な演技(笑)も魅了されました✨ 強くてでっかい器を持った天元様ですが、実際は彼もとことん苦悩して生きてきた最後の忍。心を打ちに隠し、妻たち(笑)の前では不安も微塵も見せない、いい男っぷりを演じてくださいましたね!
そしてさらに感激だったのが、毎回劇場版を見ているのかと思うほどの描き込みと構成を作ってくださった制作会社ufotableの皆様ですね!30分アニメじゃお目にかかれないですよ!こんなすごい迫力と描き方って。大体需要人物以外のガヤは、静止状態でただ描かれただけ、になることが多いんですが、今回とにかくガヤの一人ひとりまで動きをしっかり描いているんですよね。劇場版のアニメだと割とここまで描いてくれるんですが、TVアニメではめったにお目にかかれません。どれだけ時間をかけてくださったか!!そして一番のびっくりは「フジテレビが最終回途中CMなしで一気に放送してくれた」ということですね✨ ・・・実は遊郭編が始まる際に、放送がフジ系列と聞いて「え・・・Σ( ̄□ ̄|||)」ってなったんですよ💦 なぜかって、フジは結構原作付きのアニメにもストーリーに横やり入れてきて、人気がある作品だと、アニメオリジナルで勝手にストーリー挟んで伸ばそうとしたり、最終回のストーリーを変更しちゃったりで、結構原作付き作品のファンには戸惑うことのある局なんですよね。なので今回もどうなることかと思っていたんですが、まさかの劇場版並みに一気に質の高い作品をCM度返しで放送許可してくれるとは思いもよらなんだ!(当然前と後ろにはCM入りましたけど、CMって途中に挟むほうが、サブリミナル効果的なものもあって効果が出やすいんですよね)制作会社が訴えたのか、スポンサーの計らいなのか、それとも局が最初からやる気満々だったのか分かりませんが、今回はめっちゃ感謝です✨(T人T*)
やっぱりねー、どんなに凄い作品でも、スタッフさんと局とかスポンサーさんが全面的に「いいものを作ろう!」と利潤より先に押してくれないと、視聴者には響かないんですよね。今回の遊郭編でつくづく思い知りました。
いや、本当にありがとうございました<(_ _)>としか言いようがないです。
今度は「刀鍛冶の里編」が決定しました。今回に引けを取らず、いいものを作ってくれると期待してやみません!
その前に『呪術廻戦』の二期目も始まりますね♥mappaさん、劇場版もすごかったので、あのクオリティで作ってくれることを期待して、今から楽しみです♥(*´Д`)ハァハァ

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