小3のH君は、今ブルグミューラーの「18番」をやっています。
今回は片手奏でした。
普通、片手奏というのは、両手では未だ弾けないから片手ずつ弾く
つまり、読譜が中心なので曲としては成立してない、という感じになりますが
H君の場合はそれとは可なり違ってました。
つまり、片手奏でも立派な曲になっていました。
先ず右手
この曲は全て一拍目に16分休符が入ってます。
右手だけでは、かえって弾きづらい曲です。
それがH君は少しの狂いも無く弾きました。
メトロノーム無し、私もカウントしませんでした。
「拍」が全くづれずに、同テンポで最後まで弾いてました。
プラス音楽的に
いつも思いますが、H君の「拍感」は凄い物があります。
さらに驚いたのは、左手
この曲の左手は右手の一拍目のところを和音で弾きます。
大きな動きの無い、単調な和音の繰り返しです。
その和音をなんとも美しく弾いている事・・・
通常片手奏の時は、もう一つのパートを私が弾いてあげる事が多いです。
でも、その時は弾きませんでした。
この綺麗な響きに私の右手をかぶせたら勿体無い、と思ったからです。
弾かずにその音を聞いていたいと思いました。
それでも、アンサンブルしたくなりました。
その時間を共有したくなりました。
それで、ごく小さい声でメロディーを口ずさみました。
演奏の後、どんな所にきをつけた?と聞きました。
H君が指差した箇所は、まさにその単調な左手の中でも
注意すべきハーモニーの箇所。
それに気づいた所もそうですが
尚且つ、そこが好きだ、と感じて大切に演奏した事は素晴らしい事だし
それだから、左手だけでも立派な曲になったのだと思いました。
こうゆう感性はすぐ身につくものではありませんが
出来るんだ、と教えてもらった貴重なレッスンとなりました。
それから、H君のお姉ちゃんですが
前回「レパートリーを沢山作ろうね」と二人で話して
「私のレパートリー」という風に紙に書いて作ってきて、と言いました。
「先生、書いてきました」と見せてくれたものは
色々な色を使った、とても素敵な物でした。
そこには、10曲分の数字が書かれてました。
言った事をすぐに実行してしてくれて、とても嬉しかったです。
10曲、埋めましょうね☆
今日は、素敵な姉&弟のお話しでした♪
今回は片手奏でした。
普通、片手奏というのは、両手では未だ弾けないから片手ずつ弾く
つまり、読譜が中心なので曲としては成立してない、という感じになりますが
H君の場合はそれとは可なり違ってました。
つまり、片手奏でも立派な曲になっていました。
先ず右手
この曲は全て一拍目に16分休符が入ってます。
右手だけでは、かえって弾きづらい曲です。
それがH君は少しの狂いも無く弾きました。
メトロノーム無し、私もカウントしませんでした。
「拍」が全くづれずに、同テンポで最後まで弾いてました。
プラス音楽的に
いつも思いますが、H君の「拍感」は凄い物があります。
さらに驚いたのは、左手
この曲の左手は右手の一拍目のところを和音で弾きます。
大きな動きの無い、単調な和音の繰り返しです。
その和音をなんとも美しく弾いている事・・・
通常片手奏の時は、もう一つのパートを私が弾いてあげる事が多いです。
でも、その時は弾きませんでした。
この綺麗な響きに私の右手をかぶせたら勿体無い、と思ったからです。
弾かずにその音を聞いていたいと思いました。
それでも、アンサンブルしたくなりました。
その時間を共有したくなりました。
それで、ごく小さい声でメロディーを口ずさみました。
演奏の後、どんな所にきをつけた?と聞きました。
H君が指差した箇所は、まさにその単調な左手の中でも
注意すべきハーモニーの箇所。
それに気づいた所もそうですが
尚且つ、そこが好きだ、と感じて大切に演奏した事は素晴らしい事だし
それだから、左手だけでも立派な曲になったのだと思いました。
こうゆう感性はすぐ身につくものではありませんが
出来るんだ、と教えてもらった貴重なレッスンとなりました。
それから、H君のお姉ちゃんですが
前回「レパートリーを沢山作ろうね」と二人で話して
「私のレパートリー」という風に紙に書いて作ってきて、と言いました。
「先生、書いてきました」と見せてくれたものは
色々な色を使った、とても素敵な物でした。
そこには、10曲分の数字が書かれてました。
言った事をすぐに実行してしてくれて、とても嬉しかったです。
10曲、埋めましょうね☆
今日は、素敵な姉&弟のお話しでした♪