連弾は楽しいです。生徒との連弾は特に楽しいです。
日頃のレッスンでももっと取り入れたい、と思いますが、発表前に集中します。
昨日「合わせ」をした子は、ずっと「ソロ」中心のレッスンで連弾は「後回し」になってましたので、そろそろ本腰を入れようと思いました。
「姉妹連弾」をします。お姉ちゃんは「セコンド」を弾きます。
生徒が「セコンド」を弾く機会は「プリモ」に比べて圧倒的に少ないです。その子も「セコンドデビュー」です。
「セコンド」には「セコンド」の弾き方があります。
「プリモ」を引き立てる「縁の下の力持ち」です。でも決して「影の存在」ではなく「正確なリズム」「バランス」等、プリモ以上に高度な能力を求められます。
「セコンド」が上手なら、「プリモ」の演奏はガラッと替わります。
前回、妹との連弾を聞いた時は「バラバラ」でした。未だ、弾くのに一生懸命で「プリモ」の「音」を聞く余裕は全くなかったです
ただ、人一倍「勘のいい子」です。「細かい指示」を与えるよりも、回数を合わせる事の方が早くコツをつかめると思ったので、ただひたすら合わせました。
偶然にも、次の生徒さんがお休みだったので、一時間弾き続けました。
どんどん合っていきました
弾きながらゾクゾク、っとして来ました。心地よさに包まれました。
今回のこの曲は「お母様からのリクエスト」です。お母様が大好きで、是非弾いてほしい、と思ったそうです。
題名を伺った時驚きました。私も大好きな曲だからです。
できれば、自分で弾きたい、と思ったくらいでした
練習とはいえ、生徒のセコンドでこの曲が弾けるなんて、最高に幸せでした。
この子が「3歳」で入会した時、こんな日が来るなんて夢にも思いませんでした。感動の時間でした。
本番で「プリモ」を弾くのは、赤ちゃんから知ってる妹です。二人のツーショット、今考えただけでもウルウルしてしまいます。
その後来た子達とも、感動の時間を共有出来ました。
いずれも、3歳~4歳で入会した子達です。未だ、小学校の低学年ですが立派になった!と本当に嬉しく思いました。
それと同時に、この子達と共に過ごした日々が「かけがえのない時間」であった事、これからもずっと一緒に過ごしていきたい、と心から思いました。