ご訪問頂きありがとうございます。
さいたま市のピアノ教室、カナリア音楽教室の増田玲子です。
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中嶋宏美先生のセミナーに行ってきました。忘れないうちにポイントをまとめたいと思います。
今回の先ず一つ目のテーマは「レッスン進度が遅い生徒さん」へのアプローチの仕方です。
どのような生徒さんがこれに該当するか、というと
1.本人の能力がピアノ学習に向かない
音符が読めない、覚えられない。
出来る迄時間がかかる。
体が硬い、などで体が動かない。
脳と指のつながりが遅い
2.能力はあるが性格がレッスンに向かない。
根気がない。
プライドが高すぎる。注意されるのがいや。わがまま。
自分に自信がない。出来ないと思い込んでる。
3.家庭の環境がレッスンに向かない
家庭での「学習習慣」が無い、親御さんにも無い。
保護者が忙しい。楽器の問題、等
以上のものは、ピアノ学習に限らす、他の事にも当てはまるものです。
ただ、このような生徒さんは嫌か?というと、そうゆう事は全くなく。我々指導者がいつも考えてるのはこのような生徒さん達の事です。
では、どうしたらいいか、というと。
それは「その子のペースに合わせた、その子の目線でのレッスンをする」ということにつきます。
一番のポイントは「ゆっくり」です。
ここに該当する生徒さんの中には、お家で余り練習をしてこない、しない、出来ない、子が多く見受けられます。
なので、その分教室でのレッスンの精度を高める必要があります。基本は「繰り返し繰り返し何回も」です。
ご父兄のレッスンに対する姿勢も様々です。例えば・・・
1.自分のお子さんの現時点で「出来る事」がちゃんと分かっていて、無理強いしない。温かく見守ってる。なので、お家で余り練習はしないけど、レッスンの中で「出来る事」「理解して出来る事」が着実に増えてきてる。
2・そこそこ出来る子だけど、お母さんがお家でどのように練習させたらいいか分からない、ご家庭での「学習習慣」が出来てない、ただ、今お母さんが「気づかれ」どのようにしたらいいか聞いて下さるようになったので、今後どんどん良くなっていく。
3.ご家庭でお子さんが言う事を聞かず手を焼いてるお母さん。私に「丸投げ」して下さってるのでレッスンはその子のペースで自由にしてます。只、お家で殆ど(?)練習してないけど舞台ではちゃんと弾けるようになってるので、本人も楽しいし、お母さんも非常に喜んでいらっしゃってる。
この3つはとてもうまくいっている例だと思います。これからどんどん良くなっていくと思います。
小学生になってからですと、もっと複雑になってきます。昨日レッスンしていてもそれを感じました。
常に「目的意識」を持ってレッスンする事はとても大切な事です。
未だ本筋に入れてませんが、長くなってきたので、今日はここまでにさせて頂き、続きは改めて書かせて頂きます。
セミナーは「内容」もそうですが、それ以上に「気づき」や「ヒント」を沢山与えてもらえます。
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今日は自分のレッスンに行ってきます。
教える気持ち、教わる気持ち、両方を感じながら「目的意識」をしっかり持って学んできたいと思います(^^♪