カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

「レッスン進度が遅い生徒さんへのレッスンについて」セミナーより♪

2016年12月01日 | 講座で勉強したこと

ご訪問頂きありがとうございます。
さいたま市のピアノ教室、カナリア音楽教室の増田玲子です。

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中嶋宏美先生のセミナーに行ってきました。忘れないうちにポイントをまとめたいと思います。

今回の先ず一つ目のテーマは「レッスン進度が遅い生徒さん」へのアプローチの仕方です。

どのような生徒さんがこれに該当するか、というと

 

1.本人の能力がピアノ学習に向かない
    音符が読めない、覚えられない。
    出来る迄時間がかかる。
    体が硬い、などで体が動かない。
    脳と指のつながりが遅い

2.能力はあるが性格がレッスンに向かない。
    根気がない。
    プライドが高すぎる。注意されるのがいや。わがまま。
    自分に自信がない。出来ないと思い込んでる。

3.家庭の環境がレッスンに向かない
    家庭での「学習習慣」が無い、親御さんにも無い。
    保護者が忙しい。楽器の問題、等

 

以上のものは、ピアノ学習に限らす、他の事にも当てはまるものです。

ただ、このような生徒さんは嫌か?というと、そうゆう事は全くなく。我々指導者がいつも考えてるのはこのような生徒さん達の事です。

 

では、どうしたらいいか、というと。

それは「その子のペースに合わせた、その子の目線でのレッスンをする」ということにつきます。

一番のポイントは「ゆっくり」です。

 

ここに該当する生徒さんの中には、お家で余り練習をしてこない、しない、出来ない、子が多く見受けられます。

なので、その分教室でのレッスンの精度を高める必要があります。基本は「繰り返し繰り返し何回も」です。

 

 

ご父兄のレッスンに対する姿勢も様々です。例えば・・・

 

1.自分のお子さんの現時点で「出来る事」がちゃんと分かっていて、無理強いしない。温かく見守ってる。なので、お家で余り練習はしないけど、レッスンの中で「出来る事」「理解して出来る事」が着実に増えてきてる。

 

2・そこそこ出来る子だけど、お母さんがお家でどのように練習させたらいいか分からない、ご家庭での「学習習慣」が出来てない、ただ、今お母さんが「気づかれ」どのようにしたらいいか聞いて下さるようになったので、今後どんどん良くなっていく。

 

3.ご家庭でお子さんが言う事を聞かず手を焼いてるお母さん。私に「丸投げ」して下さってるのでレッスンはその子のペースで自由にしてます。只、お家で殆ど(?)練習してないけど舞台ではちゃんと弾けるようになってるので、本人も楽しいし、お母さんも非常に喜んでいらっしゃってる。

 

この3つはとてもうまくいっている例だと思います。これからどんどん良くなっていくと思います。

 

小学生になってからですと、もっと複雑になってきます。昨日レッスンしていてもそれを感じました。

 

常に「目的意識」を持ってレッスンする事はとても大切な事です。


未だ本筋に入れてませんが、長くなってきたので、今日はここまでにさせて頂き、続きは改めて書かせて頂きます。

 

セミナーは「内容」もそうですが、それ以上に「気づき」や「ヒント」を沢山与えてもらえます。

 

 

今日は自分のレッスンに行ってきます。

教える気持ち、教わる気持ち、両方を感じながら「目的意識」をしっかり持って学んできたいと思います(^^♪

 

 

 


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