観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

KITE OPTICS Viato が戻って来た。

2023-09-16 19:28:57 | 観察機材

藤前干潟

今日の満潮時間 6時26分 潮位256cm

今日の干潮時間12時41分 潮位 60cm

 

今日も9月中旬とは思えない暑い日でしたが、早朝より左岸には数人のバードウォッチャーやカメラマンが干潟が干出するのを待っていました。

しかし、木曜日以降ににダイゼンの群れが抜けてしまい、ただでさえ少ないシギ・チドリが本当に少なくなりました。

今頃が2回目の秋のシギ・チドリ渡りのピークのはずなのに、干潟はさみしい状態です。

ただ、昨年の9月も飛来数、種類とともに少なく、10月になってから増えてきています。

今年も2週間ほど渡りの時期が遅れているだけなら良いのですが。

今日は午前中、熱心な小学生がお母さんと一緒に来館してくれました。

普段は海のない岐阜県で鳥を見ているらしいですが、野鳥観察館に着いた早々ウミネコの群れを見て外に飛び出していきました。

その後は熱い中、左岸まで歩いて行ってハマシギを見て来たそうです。

10月になって少し涼しくなったらまた来てくださいね。今回のように事前に連絡いただけたら、今度は外にも付き合います。

 

観察館日記(このブログ)で紹介しているスコープリュックサックやカイトオプティック ヴィアトは最初館内だけの販売を予定していましたが、
予想通り欲しい人は限られ、ほとんどが県外にドナドナされる事が多く対面での販売はなくなってしまいました。

ドナドナしてくださった方のお話を聞いていると殆どの方がフィールドスコープで観察している方が多く、
kowaの大口径の望遠鏡や、あまり使っているのを見ることのないスワロの双眼スコープBTXなどを使われるヘビー(イっちゃってる人)なユーザーが多いようです。

特にカイトオプティック ヴィアトは結構お高いので、「イっちゃって無い」普通の方にはなかなかお勧めできませんでした。
(※自分が使っているヴィアトは海外のオークションで誰も応札者が居なかったので格安で落札した中古品ですから、自分は普通の一般人です。)

話は長くなりましたが今日、はるばる香川県から、KITE OPTICS Viato Tripod Backpackが野鳥観察館へ里帰りして来ました!

以前スコープリュックサックやカイトオプティクス社KITE OPTICS Viato Tripod Backpackを購入していただいたお客様に来館していただけたのです。

カイトオプティック ヴィアトを確か、一番最初に購入していただいた方です。

そんなコアな方だけあって、5型の三脚に載せられたkowaの88mmの双眼仕様にされていて驚きました。
双眼仕様なので光軸も合わせられるよう、個々に縦横微調整出来るようで各所に工夫されています。

そしてスコープの収納はカイト オプティクス ヴィアトの特徴である大きな収納スペースにkowaTSN-884が2本納められていました。

スコープでの観察が主体とおっしゃられていましたが、観察館日記でも紹介した、CELESTRONのスマートフォンユニバーサルスマホアダプターXYZを上手く使いこなされて、
とても上手なスマスコの写真を撮られていた他、スマスコ動画のクオリティも高く作品はTVニュースにも取り上げられたそうです。

いままで実際に使っている人の声を聞く機会がありませんでしたが、今回色々聞くことが出来てありがとうございました。
本当に嬉しかったです。

遅れましたが、お土産もありがとうございました。

市外県外で使用されている方も、メールやコメントで是非感想をお聞かせください。
レビューを次の無駄遣いに繋げたいと思います。

 

また、今日は久屋大通公園で開催された「環境デーなごや2023」にて藤前干潟クリーン大作戦や野鳥観察館のイベントを啓発してきました。

午前中は多くの方が来場されていましたが、今日も猛暑日になった名古屋はとにかく暑くて、出展している各ブースのスタッフの方々も大変そうでした。

 

 

今日観察館から観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ3、カワウ1,311、ダイサギ64、コサギ10、アオサギ41、マゴモ28、カルガモ407、コガモ159、オナガガモ20、ホシハジロ1、キンクロハジロ1、スズガモ2、ハシビロガモ4、ミサゴ10、トビ1、ダイゼン2、ケリ2、トウネン64、ハマシギ13、オバシギ1、アオアシシギ5、イソシギ5、ソリハシシギ4、オオソリハシシギ1、ウミネコ288

 

明日の満潮時間 6時58分 潮位256cm

明日の干潮時間13時07分 潮位 69cm

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両手は自由に 

2023-09-02 16:48:55 | 観察機材

藤前干潟

今日の満潮時間 7時07分 潮位276cm

今日の満潮時間13時29分 潮位 44cm

今日の野鳥の様子は下の方です。
興味のない方はスクロールしてください。
以下2つの画像は藤前干潟ではありません。

欲しがる人が余り居ないスコープリュックサックやレンズキャリアシステムについて問い合わせがあったので、この前の出来事を紹介します。

ブログのカテゴリー観察機材で、両手を自由にできるスコープリュックサックやレンズキャリアシステムを紹介して使っています。

スコープリュックを使う前は観察館や車から、いつもリュックやカバンなどに収納せず、いつもむき出しの状態で機材を運んでいました。
特に夏場、暑いのが苦手な自分は汗をかくこの時期にはスコープリュックを背負わずに、最低限の図鑑やバッテリー、テレコンなどをズボンのポケットに入れて干潟に向かっていました。

 

そして朝から時折雨の降る8月25日、左肩にプロミナーを付けた三脚を肩に担ぎ右肩には800mmf/5.6をストラップで肩に掛けた状態で濡れたコンクリートの堤防を垂直に降りる時に、

 

コケました。ヤッ*。٩(ˊᗜˋ*)و*。ッター!

 

転んだ瞬間、機材を守る為前に倒れそうなのを無理やりお尻から着地しましたが、勢いを止めることが出来ず再び前方に転びかけたので右肩から転びました。

幸い800mmf/5.6は肩に掛けてレンズを右手で胸に抱替えた状態だったので、皆さんが期待する大惨事は避ける事が出来、体は泥だらけになりましたがレンズのレンズコートとスコープのステイオンケースに泥が付くだけで済みました。

体は数日痛みましたが、取り敢えず機材は無事でよかった。

稲永の堤防で転んだのは久しぶりですが、今まで何回もやっています。

まだnikonのフィールドスコープが販売されて無い頃の昔、中学生の時に永徳スリップに向かうときに堤防の法面を横方向に移動中(昔の左岸は今のように高水敷が無かった)に濡れた法面転んで、買ってもらったばかりの興和TS-2を真二つに折ったのと、

興和TSN88が発売されたばかりのデモ機を三脚に付けたまま肩に担ぎ、片手で堤防のタラップ(垂直の梯子)を登ろうとして、当たり前のように背中から落下しました。(片手で垂直なタラップは登れるはずはありません。)

機材を手に持ったまま転んだ人が言うのもおかしいですが、やっぱり機材は背中に背負い両手を開けておくのが体も財布の為にも安全だと思います。

ロクヨンやゴーヨン、プロミナーが固い地面に落下した音を聞いた事がありますが、とても嫌な光景で嫌な音がします。

極力両手を自由にした方が良いと思います。

Kite Optics VIATO 在庫無し(個人輸入に自信が無くて、希望が有れば輸入します。10月17日現在1個入荷しました。¥36,000.在庫なし  12月23日1個在庫がございます。

Viking S'Port Tripod 在庫21、10月17日現在在庫なし、11月2日2個入荷しました。在庫限り¥14,000.

Visionary Viewpack 在庫限り¥12,000. 

Viking・Visionary共に円安の為、次回の輸入分は20%以上の値上がりが予想されます。

MrJanGear Lens Carrier System 在庫 黒1、カモ在庫無し、スノーカモ110月17日追記、カモ在庫無くなりました。近日小ロット輸入予定

11月29日現在カモは残り1個になりました。 
11月30日現在、黒・カモ共在庫が無くなりました。

観察館渡しで価格17,000円ですが、次回輸入分からは円安の為価格の上昇が予想されます。

12月15日現在、MrJanGear Lens Carrier System カモ柄・黒が共に少数ですが観察館に届いています。
※R6年1月13日現在在庫、カモ6・黒2となっています。

R6年2月7日現在、Lens Carrier Systemカモ柄の在庫は無くなりました。次回入荷まで1~2週間お待ちください。

R6.02.12現在、黒の在庫も無くなりました。今週末に届く予定のLens Carrier Systemは全てカモ柄となります。
黒をご希望の方はお知らせくだされば再度輸入をおこないます。

 
6月1日現在、レンズキャリアのカモ柄は残り在庫1個になりました。
6/6 カモの在庫は無くなりました。在庫は現在黒のみとなります。
R06.06.12現在、カモ柄入荷しました。
R06.07.10現在在庫、カモ1・黒4
R06.07.14カモ柄入荷しました。
R06.08.09現在、在庫カモ1・黒1です。
次回の入荷は8月18日頃です。
※ 在庫を切らしていました、MR JAN GEAR レンズキャリアシステム カモ柄入荷しました。
                                 黒色は残り在庫1個のみ。
R06.09.06 現在MR JAN GEAR レンズキャリアシステム 現在カモ柄2個、黒色は残り在庫切れ。
 
 

※R06年02月17日現在、2口の荷物でスロバキアから配送されたLens Carrier Systemですが、何故か1口(カモ柄5)だけが観察館に届いています。

もう1口の荷物は、何故か現在ロスト中です
何回か輸入してると、たまに酷い目に遭います。
(時にはロシアに荷物が行ったまま行方居不明だったり、10日ほどで届く筈の荷物の追跡が出来なくなって更に10日経った頃、倉庫の外で忘れられていたのか雨でびしょびしょの荷物が届いたりと、毎回スリルが味わえます。)

 

レンズキャリアシステム(カモ柄)関東に旅立ちました。

詳細・価格等は観察館までお問合せください。

 

 

そして、ここから今日の野鳥。

さて、今日の干潮時間は13時過ぎの大潮

早朝は干潟が出ていないので、後背地を少し回ります。

庄内川河口では成鳥夏羽から冬羽へと換羽中の個体が目立ちますが、幼鳥の個体が観察できました。

また、毎回河口で見ていたアカアシシギも2羽。

そして、7月には黒くて小さかったバンの幼鳥も大きくなった姿を確認できました。

バンは30年ぐらい前までは河口部の葦原でたくさん繁殖していましたが、近年は全く観察できなくなりました。

さて、もうすぐ庄内川河口部も干潟の干出時間が近づいてきたので左岸に移動です。

最後に来たのは朝察5日目の今週火曜日、あの時はトウネンも100羽超えたしキリアイも見えたし良い日でした。

このまま今週末頃にはトウネンも300羽を超えるんじゃないかと期待していましたが。

今日は何にも居ません。

 

 

普通、引き潮になって干潟が干出する前にアオアシシギの群れやトウネン・ソリハシシギが降りれる場所を探して飛び回りますが、今日は姿も鳴き声も聞こえてきません。

 

今週の水曜日にスタッフが早朝出掛けた時も何もいなかったと聞いたし、水・木・金のカウント結果で飛来数が少ないのをうすうすと感じていましたが、やっぱりいません。

しばらくして、貴重な1羽のアオアシシギが飛んでくると、上空からハヤブサが襲い掛かりました。

運よくアオアシシギは水面ギリギリを飛び、逃げる事が出来ました。

まだ縦斑の目立つ若いハヤブサのようです。

普段は鳥たちがハヤブサに追われてもしばらくすると戻ってくるはずですが、今日は鳥の少ない状況だったのが、もっと居ない状況になりました。

幸いダイゼンとハマシギは導流堤先端部の干潟には飛来していますが、観察館前から上流部にシギ・チドリ類の姿はとても少ない状況です。

カモ類はカルガモが200羽以上観察された他、コガモが5羽、そして越夏したシマアジの他に1羽が新たに観察できました。

(↑写真中央カルガモの奥)

(↑ 見にくいので、大トリミング、カルガモの奥)

 

本当なら今頃がシギチドリ秋の渡り1回目のピークの筈ですが、
今のところ飛来数と種類では8月29日(火)が1回目のピークのようです。

ただ再びトウネンやアオアシシギなどが増える事を明日に期待します。

例年二回目のシギ・チドリ秋の渡りは9月中旬頃で、ダイゼンやオグロシギ等の飛来が多くなる予定です。

干潮時間は今日よりも遅くなりますが、明日は10頃から干潟は干出し始めます。

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ3、カワウ1490、ダイサギ54、コサギ9、アオサギ56、マガモ18、カルガモ410、コガモ5、オナガガモ1、シマアジ2、ホシハジロ27、キンクロハジロ5、スズガモ15、ミサゴ12、ハヤブサ1、ダイゼン54、トウネン1、ハマシギ39、オバシギ2、アカアシシギ2、コアオアシシギ2、アオアシシギ6、イソシギ6、ソリハシシギ17、オオハシシギ1、ウミネコ392

 

明日の満潮時間 7時52分 潮位267cm

明日の干潮時間14時01分 潮位 67cm 

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telephoto lens carrierのご紹介

2023-07-12 16:49:03 | 観察機材

藤前干潟

今日の干潮時間 7時39分 潮位 82cm

今日の満潮時間14時12分 潮位187cm

 

今日はとても暑い日でしたが、新川河口の鳥類調査をしているとカルガモの群れの近くにカンムリカイツブリが3羽浮かんでいました。

カンムリカイツブリは藤前干潟を代表する冬鳥ですが、例年数羽が夏も藤前干潟に滞在しています。

 

そして、15時近くになると西の空から黒い雲が近づいてきて、強い風雨と雷の嵐のようなお天気になりました(一旦やみましたが、16時半ころにまた雷雨になりました)。

今週の月曜日も激しい雨と風の時間帯がありましたが、こんなに激しい雨と風と雷が続くのは驚きです。

 

さて、今日の本題の「telephoto lens carrier」のご紹介です。

例年、この時期と年末に当ブログではスコープリュックサックとかKITE OPTICS Viato Tripod Backpackとかの検索ワードが増えてきます。

今までは観察するためのグッズを紹介してきましたが、今回観察機材のカテゴリーで初めて?の撮影のためのグッズを紹介します。

残念ながら、これを使うと「フォーカスが早くなる」とか「陽炎が有ってもきれいな写真が写せる」等々のカメラマンが喜びそうな素敵な商品ではありません。

 
基本、車や観察館から干潟に出かける時はカメラバッグやリュックなどの収納を使わず機材を剝き出しで運んでいます。

プロミナーを付けた三脚をスコープリュックサックViking S'Port Tripod and Spotting Scope Carrierのポケットに小物を入れて背中に背負い、カメラとレンズ(6.04kg)は左肩にかけていましたが、左肩に長時間物をかけていると左指先まで痺れが来るようになったので、最近は右肩にかけるようになりました。
 
しかし、右肩だけにカメラとレンズの重さがかかるのもつらいです。
 
スコープリュックのように両肩にかけれたら肩が楽になるのにと思い、ネットを彷徨いました。
 
日本では流通していなくても、世界中を探せば何処かに条件に当てはまる物があるものです。

 
スコープリュックサックは主にイギリス、KITE OPTICS Viato Tripod Backpackはベルギーからでしたが、今度は東欧のスロバキア共和国からポチってちょうど7日で届きました。
MrJanGear Lens Carrier System
 
そして届いた「レンズキャリアシステム」は長い望遠レンズ付きのカメラを持って長距離を快適に歩くために、双眼鏡ハーネスのようにレンズの重量を両肩に分散させるシステムです。

「防弾チョッキみたい!」
と思っていた通りに言われました。

 
スコープリュックサックもかなり恥ずかしい恰好かも知れませんが
今回のレンズキャリアシステムもスコープリュックサックに匹敵する恥ずかしさです。
だけど本当に肩が痛いんです。
 
ただ前者と同じく両手が塞がらないので、双眼鏡も自由に使えたり、長いレンズをキャリアで保持したまま両手でテレコンバーターを装着したり外したり出来る様になります。
 
またハーネス状なので歩いても揺れず、ハーネスを外せばリュックのショルダーに直接取り付ける事もできます。
 
暑くて汗をかくときは、スコープリュックサックを背負うのも嫌で三脚を担いで、肩にカメラを掛けていますが、シギチドリの秋の渡が始まれば、野外で使っていこうと思い、肩の痛みも抑えられればと期待しています。
 
本体の価格は約90ユーロ(7月11日現在1ユーロ約155円)ですが、いつも通り海外からの購入は国際送料や輸入内国消費税・建替納税手数料等がかかって結構な金額になってしまいました。

送料がもったいなくて1個余分に輸入したので、興味はあるが個人で海外のサイトから購入は怖いと思われる方は野鳥観察館へお問い合わせください。
 
現在の在庫及び価格等は「両手は自由に」の記事を参照ください
 
※R5年12月15日現在、MrJanGear Lens Carrier System カモ柄・黒が共に少数ですが新たに観察館に届いています。
今回も数が少ないので、ご興味ある方は観察館でお試しください。
 
R6年2月7日現在、Lens Carrier Systemカモ柄の在庫は無くなりました。黒1のみ在庫、次回入荷まで1~2週間お待ちください。
R06.02.12、黒の在庫も無くなりました。今週末に届く予定のLens Carrier Systemは全てカモ柄となります。
黒をご希望の方はお知らせくだされば再度輸入をおこないます。


R06年02月17日現在、2口の荷物でスロバキアから配送されたLens Carrier Systemですが、何故か1口(カモ柄5)だけが観察館に届いています。
(もう1口は、何故か現在ロスト中です。何回か輸入してるとたまに遭います。ひどい時はロシアに荷物が行ったきりになったり。)
 
6月1日現在、レンズキャリアのカモ柄は残り在庫1個になりました。
6/6 カモの在庫は無くなりました。現在の在庫は黒のみとなります。
R06.06.12現在、カモ柄入荷しました。
R06.07.10現在在庫、カモ1・黒4
R06.07.14カモ柄入荷しました。
R06.08.09現在、在庫カモ1・黒1です。
次回の入荷は8月18日頃です。
※ 在庫を切らしていました、MR JAN GEAR レンズキャリアシステム カモ柄入荷しました。
                                 黒色は残り在庫1個のみ。

R06.09.06 現在MR JAN GEAR レンズキャリアシステム 現在カモ柄2個、黒色は残り在庫切れ。
 
 
今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ4、カワウ1,000、ササゴイ1、ダイサギ44、アオサギ39、マガモ10、カルガモ91、ホシハジロ5、スズガモ9、ミサゴ6、トビ1、コチドリ2、ダイゼン5、ケリ1、ソリハシシギ3、チュウシャクシギ5、ウミネコ72、コアジサシ3
ヒヨドリ、ムクドリ、ツバメ、ハクセキレイ、ハシボソガラス
 
 
明日の干潮時間 8時42分 潮位 70cm
 
明日の満潮時間15時38分 潮位197cm
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スコープリュックサック修理していただきました。

2023-07-02 16:33:46 | 観察機材

藤前干潟

今日の満潮時間 4時02分 潮位235cm

今日の干潮時間11時00分 潮位 32cm

今日は梅雨の晴れ間の天気で30度以上の日になりました。

早朝から太陽の日差しが真夏の様で、早い時間から水面には陽炎が目立つ日でした。

潮が引き始めると葦原からカルガモの親子があらわれました。

今年生まれた雛たちも随分と大きく育っています。

そしてその近くに昨日と同じオナガガモ♂とハシビロガモ♀、シマアジ♂が葦原から出てきました。

来年、あと2カ月弱後の8月後半には繁殖を終えたシマアジ達がエクリプスに換羽して飛来しますが、この生殖羽のオスのシマアジはいつ頃にエクリプスに換羽が完了するのでしょうか?

エクリプスに換羽するのを見守りたいです。

 

また、普段から使っているスコープリュックサック2個が、常時過剰積載の影響で三脚に固定するためのベルクロテープが切れてきました。

まぁ、自分の場合、三脚と雲台(4.98kg)・フィールドスコープ(2.15kg)・図鑑等小物(約1.0kg)の計8.13kgの重量がリュックに掛っていました。

少しの移動の時には、さらにカメラとレンズ(6.04kg)も装着したまま総重量14.17㎏の状態で背負っていた事もあります。

使用し始めてちょうど5年。ここまでの積載もメーカーも予想していない使い方なので破損しても当然です。

ちなみにフィールドスコープだけのスタッフのスコープリュックサックは5年経っても損傷はないようです。

いつも観察館でのイベント・藤前干潟でのカウント、
そして昨日今日行われた「いきものづくし」でのCha Chattoさんと藤前干潟のなかまたちでの出張ブースに協力していただいている
Cha Chattoさんへお願いしてこのリュックを直していただきました。

 

観察館からスコープリュックサックを買っていただいた方で修理が必要な方は野鳥観察館へご相談ください。

また、スコープリュックサックViking S'Port Tripod and Spotting Scope Carrierは共に、円安前に輸入した在庫があります。ご興味があれば観察館へ問合せください。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ2、カワウ678、ササゴイ5、ダイサギ38、コサギ1、アオサギ41、マガモ7、カルガモ51、オナガガモ1、シマアジ1、ハシビロガモ1、ホシハジロ8、スズガモ12、ミサゴ5、トビ1、コチドリ1、キアシシギ1、ソリハシシギ16、チュウシャクシギ6、ウミネコ10、コアジサシ67

*今日はダイゼンとオバシギは見つけられませんでした。

 

明日、月曜日は野鳥観察館の休館日です。

火曜日の干潮時間 5時37分 潮位248cm

火曜日の満潮時間12時38分 潮位 13cm

 

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カイトオプティック社 Viato トライポッド バックパックを再度輸入します。

2022-11-23 17:17:37 | 観察機材

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間11時18分 潮位 85cm

今日の満潮時間17時02分 潮位248cm

 

2020年3月30日の記事「新しいスコープバックパック」で紹介させていただいた、
ベルギーの光学メーカーであるカイトオプティックから発売されている

KITE OPTICS Viato Tripod Backpack

北米で220ドル、ヨーロッパでも193ユーロ・ 199ポンドとかなり高額な商品の為に輸入をしばらく控えていたのですが、

2年前のブログ記事の検索が毎月多く、数年前に3個輸入して販売後、観察館に置いてあった見本も購入希望される方がいて現物がなくなったので、

イギリスから1個だけですが輸入してみます。

肝心な価格ですが、標準的な現地販売価格£199.00+観察館までの国際送料(5,000位)を今回予定しています。

2か所の大型収納を持ち、65mm口径のスコープや88mm口径のプロミナーも収納出来ます。
大型収納の片側にはプロミナーを入れて、反対側には双眼鏡と図鑑等を入れたりして持ち運べます。

高額なので希望者がそんなにいるとは思えませんが、もしご希望の方がいらっしゃいましたら名古屋市野鳥観察館までご連絡ください。

自分用に中古で輸入したViato トライポッドバックパックも観察館に見本として展示しています。

以前から紹介しているスコープリュックサック2種類である、

Visionary- Viewpack Tripod Carrying Systemと、

Viking S'Port Tripod and Spotting Scope Carrierは共に、円安前に輸入した在庫があります。

スコープバックパック・スコープリュックサック共々、ご自分のクリスマスプレゼントにいかがでしょうか。
両手が自由になりますよ。
※在庫なくなった場合、現地物価・送料の上昇と円安の為、しばらくは輸入は控えます。

 

 

 

今日の藤前干潟はお昼前に大潮を迎えましたが朝から雨の一日でした。

大潮と言っても冬の最低潮位は夜の干潮時間に迎えるため、春から夏場の大潮の干潮のように大きな干潟が広がるわけではありません。

それでも、永徳スリップ西側に干出する干潟には多くのカワウ・カモ類・ハマシギ・カモメの仲間が集まりました。

特に天候が悪くなると多く飛来するユリカモメが今日も多く飛来しました。

以前の庄内川河口には毎日多くのユリカモメが飛来していましたが、近年は庄内川河口の水質が良くなってエサが少なくなったのかズグロカモメより飛来数が少ない日が多く、

こんなにユリカモメが毎日見られるわけではありません。

ただ雨が降ると他の場所から避難してくるなどしたユリカモメが増え、雨で上流より流れてくる餌が多くなるのか、カモ達と水面を流れる餌を探す姿を多く観察できます。

 

 

 

【12月の藤前干潟のイベント】

★12月4日(日)サイエンスカフェ「鳥の祖先の恐竜のはなし」@エコパルなごや(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)

 

★12月10日(土)プロギング&藤前干潟プロムナードガイドツアー@稲永公園(主催:港区役所)

藤前干潟を望む稲永公園とその周辺でプロギング(ごみ拾いとジョギングを合わせたスポーツ)を実施。

稲永公園内では途中、専門ガイドによる干潟のミニミニ講座もあります!

詳細、申込はこちらをご覧ください。

 

★12月11日(日)「藤前干潟の渡り鳥調査隊~12月~」@名古屋市野鳥観察館

 

【藤前干潟のラムサール条約登録20周年記念関連イベント】

★11月1日(火)~11月30日(水)「藤前干潟スタンプラリー!」(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)

名古屋市内の施設を回り、スタンプを集めて景品をもらおう!

詳細はこちら→ https://fujimae-higata.jp/news/post-11.html

 

★11月1日(火)~11月30日(水)「藤前干潟の展示」(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会、名古屋市野鳥観察館 協力:名古屋臨海高速鉄道)

あおなみ線沿線のあおなみギャラリー(あおなみ線名古屋駅構内)、名古屋市野鳥観察館、メイカーズピアMPギャラリーで藤前干潟写真コンテストの受賞作品などの展示が行われています。

※名古屋市野鳥観察館では、藤前干潟写真コンテストの応募作品を展示中です(展示スペースの都合上、応募者1人につき1点の展示とさせていただいています)。

詳細はこちら→ https://fujimae-higata.jp/news/content.html

※あおなみギャラリーは入場料(210円)が必要です。

※MPギャラリーは藤前干潟スタンプラリーのスタンプも置いてあります。

 

 

11月23日に観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ6、カワウ372、ダイサギ2、コサギ1、アオサギ14、マガモ4、カルガモ1、コガモ、オカヨシガモ15、ヒドリガモ9、オナガガモ921、ハシビロガモ6、ホシハジロ、キンクロハジロ6、スズガモ473、ミサゴ8、シロチドリ2、ダイゼン5、オジロトウネン5、ハマシギ316、アオアシシギ1、イソシギ2、オオハシシギ7、ユリカモメ290、ズグロカモメ4、セグロカモメ6、ウミネコ57

※今日は視界不良の為、正確なカウントが出来ませんでした。

 

明日の干潮時間11時58分 潮位 91cm

明日の満潮時間17時35分 潮位250cm

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