観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

少し早起きをしてお出かけください。

2015-09-20 08:54:41 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間  9時57分 潮位205cm

今日の干潮時間 15時28分 潮位131cm

 秋の大型連休、シルバーウィーク二日目。土曜日を含めた5連休は(土)小潮・(日曜)小潮・(月曜)小潮・(火曜)長潮・(水曜)若潮で、後半最後の23日春分の日は何とか午前中の観察はできますが、前半中半・は藤前干潟では一番観察が辛い日が続きます。

干潮時間が深夜から明け方で、皆さんが藤前干潟にやってくる頃は日中は満潮時間です。ただ潮が悪い日なので潮位の変化が少なく満潮時間が終わって1~2時間すると少しづつ干潟が見え始めますがその頃には逆光の中の観察になってしまします。

そこで、少し早起きして来てみませんか?
潮の良い時は引き始めを狙ったほうが良いですが、潮が悪い今回のような干潟が小さくなって沈む寸前に運がいいと鳥達が集まってくる可能性があります。

今日の6時半ごろの干潟にはアオアシシギの姿ばかりでしたが、干潟が小さくなる7時過ぎにはチュウシャクシギが2羽観察出来ました。春には100羽近く観察できるチュウシャクシギですが秋は数が少なく、今現在藤前干潟では5羽しか観察出来ていません。

春には、岸近くで観察出来ていましたが、毎年秋は数が少なく毎回導流堤で毎回カウントされているので、干潟が無くなる時には近くで観察できる機会が増えます。

8時近くになって観察館に出勤しようと荷物を片付けると、オオソリハシシギが15羽、無くなりかけた干潟に降りてきました。
観察館を開けて、プロミナを覗くとすでに干潟は無く、オオソリハシシギの群れは導流堤の上で休んでいました。

午前中は満潮で観察館も来館者は少なかったですが、満潮時間が終わった午後からは再びシギの群れが左岸に入って来て、観察者やカメラマンの姿も増えてきました。

明日の午前中は明け方から9時前までがお勧めです。(晴れていれば7時には順光で干潟に日が入ります。)午後は逆光になりますが、13時過ぎからがお勧めです。

明日の満潮時間 11時07分 潮位194cm

明日の干潮時間  4時07分 潮位 92cm 
           16時34分 潮位147cm

 

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