観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

干潟に集うオナガガモたち

2021-02-11 20:20:07 | 冬の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

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藤前干潟

今日の干潮時間12時05分 潮位 87cm

今日の満潮時間17時40分 潮位220cm

 

今日は祝日でお天気が良かったこと、潮が良かったことから、たくさんのバードウォッチャーやカメラマンが訪れました。

今日の最大干潮頃の庄内川中ほどの干潟の様子↓。干潟の縁にはオナガガモやユリカモメなどが集まっていました。

護岸沿いの干潟で採餌中のコガモ↓。

オナガガモのペアも採餌のために近くに寄ってきました。

こちらは永徳スリップ近くで休むオナガガモなど↓。

しかし、この後、ハヤブサが上空に現れて、一斉に首を伸ばし、干潟の縁から川の深い方へ移動していました。このときはハヤブサは上空を舞っただけで、干潟までは襲いには来ませんでした。

今はたくさんのオナガガモを観察できていますが、昨冬はオナガガモの多くは2月の半ば頃に藤前干潟を去り、北へと帰ってしまいました。

オナガガモを見られるのもあと少しかもしれません。

 

また、今日は頭の色が黒色(夏羽)になりかけているズグロカモメも見られました。

ズグロカモメは姿がよく似たユリカモメよりも夏羽に換羽するのが早く、さらに渡去するのも早いです。

頭が黒くなってくるズグロカモメを見ると、春が来たと感じるとともに、別れが近づいているのも感じます。

今週末は、潮が良く、オナガガモやズグロカモメなどの冬鳥の観察には適していると思います。

 

【今週末の藤前干潟のイベントのご案内】

☆2月13日(土)「藤前干潟の渡り鳥調査隊」@名古屋市野鳥観察館詳細はこちら(PDF)

 

☆2月14日(日)「カモのカップルを探せ!」@稲永ビジターセンター(NPO法人藤前干潟を守る会主催、なごや環境大学共育講座)→詳細はこちら(藤前干潟を守る会HP)

 

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ5、カンムリカイツブリ2,394、カワウ5,060、ダイサギ1、アオサギ33、マガモ14、カルガモ79、トモエガモ5、コガモ30、ヒドリガモ22、オナガガモ871、ホシハジロ15、キンクロハジロ174、スズガモ115、ミサゴ8、ハヤブサ1、シロチドリ22、ダイゼン49、ハマシギ712、コアオアシシギ2、アオアシシギ2、ダイシャクシギ3、ユリカモメ63、セグロカモメ15、オオセグロカモメ14、シロカモメ、カモメ18、ウミネコ2、ズグロカモメ19

ヤマガラ4、シジュウカラ3、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、キジバト、ハシボソガラス

 

明日の干潮時間12時38分 潮位 76cm

明日の満潮時間18時18分 潮位225cm

コメント
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