観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ササゴイ飛来

2022-06-28 18:41:41 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間10時56分 潮位 50cm

今日の満潮時間17時38分 潮位234cm

 

今日もとても暑かったですね。

東海地方などは昨日で梅雨が明けたとみられるとのこと・・・。

梅雨明けのあまりの早さにびっくりですし、この暑さにも毎日びっくりしています。

 

そんな暑い中でしたが、今日は市内の小学校(児童約30名)が稲永ビジターセンターと名古屋市野鳥観察館を訪れ、干潟観察や野鳥観察をしました。

干潟観察は熱中症に特に留意して行われました。

また、野鳥観察館内での野鳥観察の際は、干潟で休むカワウなどの野鳥を観察して、「鳥たちは暑くないのだろうか・・・」と、言っている子どもたちもいました。

しばらくこの厳しい暑さは続くようです。みなさんもくれぐれも熱中症には気をつけてお過ごしください。

 

そして、今日は、干潮時にササゴイ2羽が干潟で餌をとっているのが観察できました。

一生懸命に子育て中でしょうか。

 

 

続いて、6月25日(土)に実施した渡り鳥調査隊の報告です。

6月25日も天気が良く、暑い日でした。

しかし、外に出て、日陰で野鳥観察と調査にチャレンジしました。

最後は野鳥観察館に帰ってきて、見られた鳥を振り返りました。

今日の渡り鳥調査隊では、18種類の野鳥を観察することができました。

今の藤前干潟は、野鳥の種類が一番少ない時期ですが、藤前干潟には珍しいミヤコドリの他、夏鳥のコアジサシ、数を少し増やしてきたウミネコ、サギの仲間、北に渡らずに残っているカモの仲間などをしっかり観察してもらえたと思います。

来月(7月)の渡り鳥調査隊は、夏休みに入った7月23日(土)に開催します。

まだ、夏鳥であるコアジサシ、ササゴイが見られる時期です。

また、ウミネコやカルガモの飛来数が増えていると思いますし、早ければ、秋の渡りで戻って来るシギ・チドリもいるかもしれません。

ご参加をお待ちしています。

 

【野鳥観察館からのお知らせ】

ハト館長を今までかわいがってくださったみなさま、ありがとうございました。

 

 

6月25日の渡り鳥調査隊で観察できた主な野鳥 カワウ1,304、ササゴイ1、ダイサギ25、アオサギ28、マガモ64、カルガモ53、ヒドリガモ3、オナガガモ4、ホシハジロ3、キンクロハジロ2、スズガモ3、ミサゴ9、ミヤコドリ1、コチドリ2、ダイゼン2、ウミネコ9、コアジサシ17

ヒヨドリ1、カワラヒワ2、スズメ1、コゲラ1、ハシボソガラス2

※イベント前後にスタッフが確認したものも含んでいます。

 

 

明日の干潮時間11時34分 潮位 43cm

明日の満潮時間18時14分 潮位240cm

コメント (2)
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