名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。
来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。
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藤前干潟
今日の干潮時間11時44分 潮位 51cm
今日の満潮時間17時58分 潮位258cm
連休最終日の今日は、お天気が良く、潮も良かったことから、藤前干潟では複数の催しが開催されており、多くの人が訪れていました。
野鳥観察館では、秋の野鳥イベントの最終日で、「鳥のミニリースを作ろう!」や「ペーパーキャップを作ろう!」、「野鳥ビンゴゲーム」を実施し、お子さんたちに楽しんでもらいました。
「鳥のミニリースを作ろう!」の様子↓。
みんな、かわいいリースを作っていました。
ダイゼンとトビハゼのペーパーキャップ作りにも挑戦中↓。
そして、野鳥ビンゴゲームで、野鳥を一生懸命探しているお子さんの姿も。
今日も参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
さらに、今日は藤前海岸で「トヨタソーシャルフェス」が開催されました(主催:中日新聞社、「なごや環境大学」実行委員会、藤前干潟クリーン大作戦実行委員会)。
100名ほどの方々が集まり、ごみ清掃に汗を流していました(オンライン配信もされていたそうです)。
トヨタソーシャルフェス、始まります。#藤前干潟#トヨタソーシャルフェス#清掃活動#海ごみ pic.twitter.com/9Y0E8gTYkB
— 名古屋市野鳥観察館 (@nagoya_yatyou) September 25, 2022
参加されたみなさん、お疲れ様でした。
さて、今朝の干潟の様子です。
昨日はカモやシギ・チドリの数を数える前にトビに驚かされて鳥の群れが散ってしまいました。
今日は何とか数えたいと思い、カモ達は干潟が干出し始めると群れが散ってしまうので、今日は干潟が干出し始めるには早い時間ですが、潮が高い時間に出かけました。
葦原の中の水路や、葦際に近い水面にカモ達が群れています。
真ん中くらいに、顔が白っぽいカモが2羽。
周りを探すと、同じように顔が白っぽいカモが3羽。
全部で5羽のシマアジのグループです。
上の写真の手前の2羽はコガモです。後方の、右先頭から♂エクリプス、♀非生殖羽?、♂幼羽、♂幼羽、♀非生殖羽の5羽でした。
上の写真は手前はコガモ♀。後ろはシマアジ♂幼羽です。
今日はコガモ356羽の群れの中に、11羽のシマアジが観察でき、そのうち幼鳥は6羽でした。
幼羽や成鳥♂のシマアジより、成鳥♂のシマアジの方が眉斑や頬線がはっきりして遠くからでも分かりやすいです。
干潟が出てくるとシギ・チドリたちがぞくぞくと飛来してきました。
今日の #藤前干潟 。 採餌中の #アオアシシギ と#コアオアシシギ 。 pic.twitter.com/L8s1ZcKQQj
— 名古屋市野鳥観察館 (@nagoya_yatyou) September 25, 2022
トウネンの群れも飛来。
こちらは同じく採餌中のトウネンたち。#藤前干潟#トウネン#シギチ pic.twitter.com/TSCSwmSWH5
— 名古屋市野鳥観察館 (@nagoya_yatyou) September 25, 2022
自分が居た開館前の時間帯には、トウネンは96羽の小さな群れが飛来しました。このときはハマシギは観察できませんでしたが、開館後の観察館からは導流堤の干潟を含めてトウネン121羽の他、ハマシギ288羽も確認しています。
トウネンの舞い降りた所には、シマアジの幼鳥♂の姿もありました。
シマアジ成鳥ほどではありませんが、よく似た大きさのコガモに比べて眉斑が目立ちます。しかし、成鳥とは違って胸から腹にかけて細かい斑が続いています。
トウネンと同じポーズで羽繕い。
翼を広げると、雨覆は灰色、翼鏡を挟む白帯が目立ちます。
今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カワウ1,517、ダイサギ92、コサギ7、アオサギ80、マガモ51、カルガモ293、コガモ356、オナガガモ110、ハシビロガモ5、シマアジ11、ミサゴ14、トビ3、シロチドリ9、ダイゼン33、トウネン121、ハマシギ288、コアオアシシギ7、アオアシシギ32、アカアシシギ4、イソシギ4、ソリハシシギ23、オグロシギ9、オオソリハシシギ6、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ2、オオセグロカモメ1、セグロカモメ1、ウミネコ84
明日(26日(月))は野鳥観察館の休館日です。
26日(月)の干潮時間12時15分 潮位 51cm
26日(月)の満潮時間18時47分 潮位264cm