観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

2022年最後の開館日

2022-12-28 19:04:00 | 冬の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間10時01分 潮位219cm

今日の干潮時間15時41分 潮位106cm

 

2022年の最後の開館日の今日は、風がなく穏やかな日になりました。

最大干潮前の14時半過ぎ、庄内川の中ほどにできた干潟にダイシャクシギが飛来。

干潟の泥の中の餌を探していましたが、1羽のズグロカモメがずっと後ろについていて、ダイシャクシギの獲物を横取りしようとしていたようです。

護岸のすぐ近くにはユリカモメが降り立ち休んでいました。

今日はユリカモメが非常に多く、1,400羽以上をカウントしました。干潟や堤防の上がユリカモメの群れで白く見えるほどでした。

近くではオナガガモが採餌をしていました。

ゴカイのようなものを食べていたイソシギの姿もありました。

 

今日は風がなく、静かだったので、稲永公園に飛来している鳥の声などもよく聞こえました。

木の先にとまっていたツグミ↓。

スズメの群れも観察できました。

 

名古屋市野鳥観察館は、明日(12月29日(木))~新年1月3日(火)まではお休みです。

2022年も来館いただいたみなさま、当ブログをご覧いただいたみなさま、ありがとうございました。

2022年は藤前干潟のラムサール条約登録20周年で関連イベントや取材などが多くあり、とても忙しい年になりました。

多くの人に藤前干潟の魅力を再認識してもらえた年になったとも思います。

 

20周年記念イベントは終了しましたが、今後も藤前干潟のこと(特に藤前干潟の野鳥について)を発信していきたいと思います。

来年も藤前干潟と名古屋市野鳥観察館をよろしくお願いします。

みなさま、良い年をお迎えください。

 

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カンムリカイツブリ440、カワウ294、ダイサギ1、コサギ2、アオサギ26、マガモ17、カルガモ15、ヒドリガモ5、オナガガモ194、スズガモ112、ホオジロガモ3、ミサゴ13、シロチドリ10、ダイゼン16、ハマシギ631、イソシギ2、ダイシャクシギ2、ユリカモメ1,409、セグロカモメ27、カモメ1、ウミネコ1、ズグロカモメ5

ウグイス、スズメ、メジロ、ツグミ、ヒヨドリ、キジバト、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

 

1月4日の干潮時間10時24分 潮位127cm

1月4日の満潮時間15時58分 潮位202cm

※年末年始のお休み 12月29日(木)~1月3日(火)(1月4日(水)より通常開館します。)

コメント
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