藤前干潟
今日の満潮時間 5時03分 潮位243cm
今日の干潮時間12時02分 潮位 29cm
今日は毎月行われている藤前干潟周辺鳥類調査の日でした。
毎年、6・7月は鳥も少ないので他に時期に比べれば短い時間で調査を終えることが出来ますが、今日は干潮時間が正午なので調査開始は陽が昇った9時頃からでした。
干潟が干出し始めたのは、日陰が無くなって陽炎が目立ち始めた時間です。
500m以上離れた導流堤の上では、陽炎の影響で良く見えませんが、メダイチドリとソリハシシギの群れが休息しているのを何とか確認できます。
ソリハシシギは15羽以上確認されましたが、藤前干潟で夏を越している個体の様でした。
ソリハシシギも飛来。#藤前干潟#スマスコ pic.twitter.com/86wcBWCoSI
— 名古屋市野鳥観察館 (@nagoya_yatyou) July 21, 2024
赤いメダイチドリは昨日のキアシシギに引き続いて秋の渡り2番目の個体の様です。
夏の干潟は、近隣の田んぼで繁殖を終えたケリの姿が目立ちます。
干潟で餌を探すケリ。今年生まれて巣立った個体が集まる時期です。
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足元にはたくさんのカニやトビハゼが。#藤前干潟 pic.twitter.com/uCqhED4WuH
こちらもケリの幼鳥。#藤前干潟#スマスコ pic.twitter.com/nAqm3JdUt5
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こちらのケリは今春生まれの個体の様です。赤い成長の目に対し幼鳥の目は黒く穏やかそうな目をしていていました。
この他、コチドリやバン(若鳥)も観察できました。
コチドリも。#藤前干潟#スマスコ pic.twitter.com/RE621Snfb7
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バンの若鳥も観察できました。#藤前干潟#スマスコ pic.twitter.com/oDg0PwCxBU
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昨日今日で新たにキアシシギとメダイチドリが早々と藤前干潟に飛来しましたが、秋のシギ・チドリの渡りが本格的に始まるのは1カ月先の8月後半以降になります。
梅雨が明けて、まだこれから暑い日が続きます。屋外での活動は気をつけてください。
今日の藤前干潟周辺鳥類調査でカウントできた主な野鳥
カンムリカイツブリ4、カワウ1,142、ササゴイ2、ダイサギ45、コサギ2、アオアギ86、マガモ21、カルガモ211、オナガガモ1、ホシハジロ8、キンクロハジロ4、スズガモ8、ミサゴ6、トビ1、クイナ1、バン3、コチドリ3、メダイチドリ1、ダイゼン3、ケリ8、アオアシシギ4、キアシシギ1、イソシギ3、ソリハシシギ22、ウミネコ87 他 合計41種1,822羽
明日(月曜日)は野鳥観察館の休館日です。
23日(火)の満潮時間 6時37分 潮位257cm
干潮時間13時27分 潮位 22cm