観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

行楽日和

2016-06-11 23:39:28 | 夏の藤前干潟

藤前干潟
今日の満潮時間 9時46分 潮位193cm
今日の干潮時間16時18分 潮位 79cm

 

今日もよく晴れ、行楽日和となりました。

お知らせしていたとおり、稲永公園をコースに含むウォーキングイベントが開催され、

午前中の稲永公園はとても賑やかでした。

また、ウォーキングに参加された多くの方が野鳥観察館にも立ち寄って、野鳥観察をされていきました。

 

今日の庄内川河口では、ササゴイ2羽、ミサゴ1羽、ユリカモメ1羽(幼鳥)、ウミネコ1羽(成鳥)などが観察できました。

また、カルガモの数が増えてきたようです。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ720、ササゴイ2、ダイサギ5、アオサギ24、マガモ70、カルガモ51、ヒドリガモ1、ホシハジロ5、スズガモ12、ミサゴ1、ユリカモメ1(J)、ウミネコ1(AD)

 

 

そして、藤前干潟の報告とは離れますが、

今日は「22世紀奈佐の浜プロジェクト」のエクスカーションが揖斐川の徳山ダムで行われました。

22世紀奈佐の浜プロジェクトとは、伊勢湾の入り口にある答志島(三重県鳥羽市)の「奈佐の浜」に

伊勢湾流域から発生するごみの多くが漂着していることから、

奈佐の浜の漂着ごみを減らす、つまりは伊勢湾流域から川・海に出るごみを減らすことを目指して

愛知県、三重県、岐阜県で活動する団体が集まって行動しているものです。

伊勢湾の最奥部にある藤前干潟や庄内川流域で活動する団体も多く参加しています。

 

このプロジェクトでは、毎年、秋に答志島・奈佐の浜での清掃を行っていますが、

春には、愛知県、三重県、岐阜県のいずれかで、伊勢湾流域を学ぶエクスカーションを行っており、

今回のエクスカーションの場所が、揖斐川の徳山ダムでした。

 

総貯水容量が日本一であるという徳山ダムの見学の後、揖斐川で活動する団体の活動報告、そして参加者の交流会がありました。

愛知県・三重県・岐阜県から計150人ほどの参加者が集まったそうです。

 

藤前干潟同様、今日の徳山ダム周辺も行楽日和で、天気が良く、きれいな景色を見ることができました。

その中で、徳山ダムの光と影の部分を知るとともに、多くの方と交流できました。

藤前干潟の清掃活動でも活躍している中部大学などの学生さんが多数参加されていたのが印象的でした。

 

明日の満潮時間 10時54分 潮位181cm
明日の干潮時間17時14分 潮位 96cm

※明後日(13日(月))は休館日です。
明後日の満潮時間 12時23分 潮位174cm
明後日の干潮時間18時21分 潮位108cm

14日(火)の干潮時間 7時45分 潮位109cm
14日(火)の満潮時間13時55分 潮位178cm

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