観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

カモ類が増えてきました。

2024-09-15 17:40:08 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 9時56分 潮位 63cm
今日の満潮時間16時51分 潮位250cm

 

早朝は時折強い雨が降る天気でしたが、今日は雨天決行の定例調査の日でした。

干潟が干出しはじめると、葦原の中で休息していたハシビロガモがカルガモと一緒に姿を見せました。

また今月になって増えて来たシマアジは引き続き導流堤の干潟で過ごしています。

 

コガモは今季はいまだに大きな群れの飛来がないですが、ハシビロガモやオナガガモなどが早々と飛来数を増やしてきています。

 

干出が始めるとハマシギの群れが一番最初に飛来し、群れの中にトウネンの姿も確認できます。

続いてダイゼンなどの群れが飛来。ダイゼンは昨日と同じく34羽で、ハマシギ・トウネン・オバシギ・コオバシギとの混群でした。

干潟に降りると、それぞれが干潟で餌を探し始めます。

 

また、アオアシシギが干潟の水たまりでエビを捕らえていました。

他のアオアシシギもエビを次々と食べていたようです。

テラオクルマエビと思われます。テラオクルマエビは近年、藤前干潟で増えているそうです。

シギ・チドリやカモなどが増えてきてにぎやかになってきましたが、さらに、今日は7日ぶりにクロツラヘラサギが1羽戻って来ました。

残りのクロツラ2羽とヘラサギ1羽も再び飛来して欲しいです。

 

そして、昨日は環境デーなごや2024でした。

雲が多く風もあったので昨年の環境デーよりは暑さの辛さは幾分か少なかったものの、今年もとても暑い日でした。

それにも関わらず多くの人が久屋大通公園に集まっていました。

賑わっていた藤前干潟クリーン大作戦実行委員会のブース↓。

今年の3月末にオーストラリア・ジロング市に湿地交流で派遣された中学生のステージ発表もありました。

暑い中出展などされたみなさま、お疲れ様でした。

 

今日藤前干潟周辺鳥類調査でカウントされた主な野鳥
カンムリカイツブリ8、カワウ528、ダイサギ65、コサギ3、アオサギ59、クロツラヘラサギ1、マガモ70,カルガモ485、コガモ29、オナガガモ17、シマアジ18、ハシビロガモ9、ホシハジロ2、キンクロハジロ1、スズガモ5、ミサゴ13、トビ4、ダイゼン34、ケリ2、トウネン120、ハマシギ84、サルハマシギ1、コオバシギ2、オバシギ4、キリアイ1、アカアシシギ2、コアオアシシギ3、アオアシシギ30、イソシギ10、ソリハシシギ41、チュウシャクシギ1、タシギ2、オオハシシギ1、セイタカシギ1、ウミネコ147 他 総計46種 1,944羽

 

明日の干潮時間10時43分 潮位 46cm
明日の満潮時間17時23分 潮位266cm

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