観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

観察館からは鳥が遠いから

2024-05-13 20:55:44 | 観察機材

藤前干潟

今日の満潮時間 8時03分 潮位196cm

今日の干潮時間15時24分 潮位 47cm

今日は野鳥観察館の休館日です。

野鳥観察館からは500m先の導流堤の干潟を見る事が多いため、鳥が遠いです
なので頑張って800mmを買っても遠さはあまり変わりません。

干潟の野鳥観察で必要なフィールドスコープ、スコープも最近価格も高くなって数万円から100万円と幅はありますがカメラの望遠レンズよりは、陳腐化せず安価に購入できます。

一時期みんな使ってたデジスコに代わり、最近はフィールドスコープの画像をスマートフォンで撮影するスマスコが地味に増えてきています。

デジスコの時は専用アダプターが高額だったり、デジカメの機種更新も早く結構お金がかかりました。
その為、観察館ではスコープの機種・スマホのメーカーに関係なく使える汎用アダプターをお勧めしています。

スマホでの撮影なら、イケてない写真でも納得して証拠写真として利用できますし動画撮影も簡単です。

 観察館内で来館されたお客様と一緒に使っているスマスコ用アダプター、色々な機種のスマホを使っても簡単に光軸調整が出来るので便利なのですが、装着脱着を繰り返すと少しだけ光軸がズレるので数秒ですが再度調整が必要となります。

自分だけが使うのなら、自分のスマホに合わせた光軸で使えるアダプターがやはり便利です。

先週、来館されたお客様より注文が有ったKITE OPTICS スマートフォンアダプター、立派な化粧箱に入れられてベルギーから届きました。

送料も馬鹿にならないのでもう一箱。

以前紹介したKITE OPTICS スマートフォンアダプターは標準で装着しているバンドではKOWAのアイピースには丁度良い長さですが、スワロのアイピースでは口径が大きすぎてバンドの長さが数mm短く、予備で付属しているバンドを装着しKOWAとスワロのどちらでも使えるようにしました。

ざっくりと長さを測り、はさみでバンドを切ります。

ゴムバンドですが繊維が入っていて接眼レンズに締め付けても伸びが無いバンドです。

少し長目ですが、締め付けには問題ありません。

アダプター本体左側の楕円部分がマグネットで、スマホに楕円ステンレスプレートを貼ってアダプターに装着します。

接合部分が楕円の為、一度調整すればスマホアダプターとスマートフォンがズレる事は有りません。

長いバンドと交換しましたが、締め付け長さを調整できるのでKOWAの接眼レンズにも装着できます。

接眼レンズに固定するバンドに伸びが無いのでズーム接眼レンズなら、一番高い倍率で光軸合わせをすれば、接眼レンズに固定するバンドに伸びが無いのでKOWAからスワロ、その逆でアダプターを装着しても、再度光軸合わせの必要の無いアダプターです。

接眼レンズに固定するバンドに伸びが無いのでズーム接眼レンズなら、一番高い倍率で光軸合わせをすれば、接眼レンズに固定するバンドに伸びが無いのでKOWAからスワロ、その逆でも再度光軸合わせの必要の無いアダプターになりました。

カイトオプティック スマートフォンアダプターについては、新しいスマスコアダプターその2 を参考にしてください。

5月12日(日)に観察できた主な野鳥
カンムリカイツブリ2、カワウ145、ササゴイ1、ダイサギ20、コサギ3、アオサギ7、カルガモ4、オナガガモ1、ホシハジロ1、キンクロハジロ5、スズガモ122、ミサゴ4、トビ1、コチドリ4、ダイゼン45、キョウジョシギ1、トウネン78、ハマシギ995、サルハマシギ2、オバシギ1、キリアイ1、アオアシシギ20、キアシシギ26、イソシギ3、ソリハシシギ6、オオソリハシシギ9、チュウシャクシギ20、コアジサシ114

明日の満潮時間 8時46分 潮位180cm

明日の干潮時間16時18分 潮位 64cm

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