観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ツーショット

2020-06-06 17:50:55 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には入館者数の制限、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間11時27分 潮位 34cm

今日の満潮時間18時01分 潮位241cm

 

今日は蒸しっとした曇り空でした。

稲永公園の野球場やスポーツセンターが再開して初めての週末で、稲永公園にはサッカー少年や野球少年の声などが久しぶりに響き、懐かしささえ感じました。

野鳥観察館も開館を再開してから初めての週末でしたが、予想より多くのバードウォッチャーなどに来館いただきました。

開館するのを待っていたというお声もいただき、嬉しく思っています。

 

開館を再開したものの、今の時期は年間で最も野鳥の数、種類が少ない藤前干潟。

しかしながら、今日もクロツラヘラサギとカラシラサギが飛来しました。

 

開館直後は、クロツラヘラサギもカラシラサギも導流堤の前側の庄内川河口の干潟におり、野鳥観察館から見ることができましたが、その後、干潮時間が近づき、新川河口の干潟が広がってくると、どちらも野鳥観察館からは死角になる導流堤のすぐ裏側(新川河口)に行って餌を探していたようです。

クロツラヘラサギとカラシラサギを見に来たというバードウォッチャーの方がちらほら来館されましたが、この時間帯は観察できませんでした。

 

しかし、干潮時間を過ぎて潮が満ちてきた14時過ぎ頃、野鳥観察館から見える新川河口の位置にクロツラヘラサギが現れました。

さらにしばらくすると、カラシラサギも何とか見えました(クロツラヘラサギの右側のサギがカラシラサギで、とっても遠いですが(700mほど先)、クロツラヘラサギとカラシラサギのツーショットです(左のダイサギもあわせるとスリーショットです。))。

その後、潮がさらに満ちて、新川河口の干潟がなくなると、まずはクロツラヘラサギが庄内川河口の干潟に戻ってきました。

間もなく、カラシラサギもこちら側へ飛来。

どちらも、閉館直後に導流堤の上で休んでいるのを確認できたので、きっと明日も観察できるのではないかと予想しています。

しかし、明日も潮がよく、お昼前後は干潟が広がり、今日同様に新川河口へ移動していると思いますので、野鳥観察館(庄内川護岸)からクロツラヘラサギとカラシラサギが見られるのは朝と夕方が確率が高いと思います。

 

今日の渡り鳥調査隊などで観察できた主な野鳥 カワウ3,150、ササゴイ1、アオサギ16、ダイサギ19、コサギ2、カラシラサギ1、アオサギ16、クロツラヘラサギ1、マガモ13、カルガモ4、キンクロハジロ1、スズガモ18、ミサゴ3、トビ1、ダイゼン13、アオアシシギ3、コアジサシ2

(※イベント前後に観察できたものも含んでいます。)

 

7月の渡り鳥調査隊は、18日(土)に開催します。→詳細はこちら(PDF)

マスクを着用してご参加ください。

ご参加お待ちしております。

 

明日の満潮時間 5時19分 潮位233cm
       18時40分 潮位246cm

明日の干潮時間12時04分 潮位 26cm


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