観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

小魚を追って

2022-03-25 23:30:14 | 春の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

 

※お隣の稲永ビジターセンターは3月9日(水)~4月12日(火)まで臨時休館しています。

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藤前干潟

今日の満潮時間 9時36分 潮位191cm

今日の干潮時間17時13分 潮位 66cm

 

今日は風が無く暖かかったので、サクラの花が一気に開きました。

オオシマザクラ↓。

ソメイヨシノ↓。

午前中の干潟があまり出ていないときは、カンムリカイツブリが野鳥観察館の前に群れていました。この後、干潟が少し広がってくると、浅瀬でコサギと一緒に小魚を追っていました。

上空ではミサゴが魚を探していたようです。

午後15時頃、干潟がかなり広がると、クロツラヘラサギ1羽とヘラサギ1羽が庄内川護岸の近くの干潟にコサギと一緒に小魚を追ってやって来ました。

しばらくして、少し離れた場所に移動したクロツラヘラサギ↓。

さらに少し経って、再度、コサギの群れに合流。

カワウが魚を干潟に追い込んでおり、コサギとクロツラヘラサギは追い込まれた小魚をとっていました。

捕まえたのはボラの稚魚でしょうか?

鳥たちの密度が高くなっていました。コサギは2本の冠羽が伸びている個体が多かったです。

次々と魚を捕まえるクロツラヘラサギとコサギ。

この平たく、四角そうな魚は、春の干潟で見られるカレイの稚魚でしょうか?

クロツラヘラサギの鼻の穴の位置も分りました。

コサギやカワウが庄内川の中央に出た干潟に移動していくと、クロツラヘラサギとさらにヘラサギ2羽も合流して、採餌を続けていました。

 

 

今日は、長い間、じっくりとクロツラヘラサギ、ヘラサギ、コサギの採餌を観察できました。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ73、カワウ6、ダイサギ3、コサギ13、アオサギ7、ヘラサギ3、クロツラヘラサギ1、ツクシガモ2、マガモ13、カルガモ15、コガモ6、ヒドリガモ3、ハシビロガモ1、オナガガモ13、キンクロハジロ7、スズガモ247、ミサゴ5、ユリカモメ8、セグロカモメ10、オオセグロカモメ2、カモメ47、ズグロカモメ5

 

明日の満潮時間10時46分 潮位173cm

明日の干潮時間19時17分 潮位 70cm


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