観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

今日も会えました

2017-01-12 21:38:09 | 冬の藤前干潟

藤前干潟
今日の干潮時間11時56分 潮位 85cm
今日の満潮時間17時38分 潮位229cm

 

風は強くはありませんでしたが、今日も寒い一日でした。

昨日、稲永公園の野球グラウンドで餌を食べていたツグミの群れの中にいたシメを今日は木の上でみつけました。

昨日見た個体と同じ個体でしょうか。

 (↑シメの写真は地元のHさんから提供いただきました。)

 

周辺の木々には、昨日と同じようにたくさんのツグミも観察できました。

今秋および今冬は、ポケモンGOで人通りが絶えなかった影響からか、野鳥観察館の建物の前ではほとんど小鳥を見ることができていなかったのですが、

ついに昨日、メジロの群れが野鳥観察館前の水たまりにやってきて競うように水浴びをしているのをみつけました。

今日も、メジロの群れは水たまりにやってきていました。

 

  

今日は港生涯学習センター主催の藤前干潟について学ぶ講座が稲永ビジターセンターで開かれ、

その講座の中で野鳥、特に冬鳥であるカモを野鳥観察館から観察する時間が設けられました。

 

今、藤前干潟に一番多く飛来しているオナガガモの群れや、

体の色が白色と黒色にはっきり分かれていて、頭にちょんまげのあるキンクロハジロが、潜水を繰り返している姿をなどを観察できました。

 

この他、すっかりきれいな繁殖羽に変身を終えたコガモのオスや、

 

ヒドリガモのペアなども近くに観察できました(左がオス、右がメス)。

ヒドリガモは護岸の石に生えている藻をくちばしでこそげ取って食べていたようです。

カモたちも食事に必死な様子です。

 

また、講座の中では観察してもらえませんでしたが、今日は藤前干潟では比較的珍しいホオジロガモを7羽観察できました。

しかし、7羽とも頰が白色ではないメスまたは若いオスの個体で、名前の由来となっている頰が白色のオス(繁殖羽)ではないのが、

少しだけ残念なところです。

 

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ2、カンムリカイツブリ44、カワウ2,157、ダイサギ2、コサギ2、アオサギ27、マガモ10、カルガモ6、コガモ151、ヒドリガモ4、オナガガモ1,687、ハシビロガモ2、ホシハジロ1、キンクロハジロ23、スズガモ431、ホオジロガモ7、ミサゴ8、ハヤブサ1、シロチドリ47、ダイゼン77、ハマシギ4、イソシギ1、コアオアシシギ1、ユリカモメ125、セグロカモメ13、オオセグロカモメ10、カモメ29、ズグロカモメ22

 

明日の干潮時間12時37分 潮位 81cm
明日の満潮時間18時21分 潮位231cm

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