観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ソリハシシギの群れが

2022-08-12 20:31:36 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間12時19分 潮位 16cm

今日の満潮時間18時56分 潮位272cm

 

今日は曇り空でしたが、多くの方の来館がありました。

名古屋市野鳥観察館は、明日、明後日は開館しています(8月15日(月)、17日(水)、22日(月)、29日(月)は休館日です)。

 

今日は野鳥観察館の前に現れた干潟にオオソリハシシギ1羽が飛来し、餌を探していました。

また、お昼過ぎには、遠いですが、ソリハシシギの30羽ほどの群れを見ることができました。

こちらも、干潟を走り回って、餌を食べていたようです。

なお、昨日、11羽カウントできたダイゼンは、今日は17羽でした。

もう間もなく、8月も中旬。そろそろ秋のシギ・チドリの渡りの第一回目のピークを迎えると思われます。

 

【藤前干潟の夏休みイベント等のご案内】

★8月24日(水)ひがたにくるトリ、どんなトリ?@名古屋市野鳥観察館・稲永ビジターセンター(主催:藤前干潟ふれあい事業)

 

★8月27日(土)藤前干潟の渡り鳥調査隊~8月~@名古屋市野鳥観察館(主催:名古屋市野鳥観察館)

 

【ラムサール条約登録20周年記念「藤前干潟写真コンテスト」作品募集中】

現在、藤前干潟では、写真コンテストの応募作品を募集しています(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会・名古屋市野鳥観察館、協力:名古屋臨海高速鉄道(株)))。

テーマは「藤前干潟の四季~風景・生きもの~」で、どなたでも応募できます(締切は8月31日(水))。

ぜひ、ご応募ください。→詳細はこちらをご覧ください。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ2,078、ダイサギ44、コサギ5、アオサギ20、マガモ9、カルガモ154、ホシハジロ3、スズガモ1、ミサゴ4、ダイゼン17、アオアシシギ3、ソリハシシギ35、オオソリハシシギ1、イソシギ1、ウミネコ373

 

明日の満潮時間 6時17分 潮位264cm

明日の干潮時間13時00分 潮位 19cm

※8月の休館日:15日(月)、17日(水)、22日(月)、29日(月)

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藤前干潟を石こうで型どろう!を開催しました。

2022-08-11 23:11:32 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間11時32分 潮位 23cm

今日の満潮時間18時18分 潮位267cm

 

今日は山の日。

祝日で、さらにお盆休みに入った方もいたのか、野鳥観察館は親子連れやバードウォッチャーで盛況でした。

ウミネコやカワウ、ダイゼンなどの観察を楽しまれていました。

 

干潟にはダイゼンが11羽。

まだまだ、夏羽が残っている個体が多いです。

 

そして、今日は稲永ビジターセンターと共催の夏休みイベント「藤前干潟を石こうで型どろう!バードウォッチングも楽しもう!」を開催。

 

今回のイベントは、アーティストである「The Liminal Voice」のお二人を講師としてお招きして石こうアートを作るという初めての試みでしたが、定員いっぱいの参加をいただきました。

「The Liminal Voice」のお二人↓。

粘土を練っているところ↓。

型をとるのに用いた素材↓。藤前干潟の貝殻、ヨシ、稲永公園に生えている植物やドングリ・マツボックリ、鳥の羽根などから好きなものを選んでもらいました。

みんな真剣に素材の配置を考えていました。この後、素材を粘土に押し付けて模様をつけ、粘土の上に石こうを流し入れました。

石こうが固まるのを待つ間は、野鳥観察館で野鳥を観察。ちょうど干潮時間にあたり、ウミネコやダイサギ、カルガモを比較的近くに観察できました。

最後に固まった石こうを取り出し、水ですすぎました。

葉っぱや羽、貝殻などが型どられた、それぞれのオリジナルの石こうのオブジェができあがりました。

参加者のみなさんがとても楽しそうに作業されていたので、スタッフである私たちもとても楽しかったです。

講師のThe Liminal Voiceのお二人、参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

なお、現在、稲永ビジターセンターで開催中の企画展「鳥のからだのしくみ展」では、The Liminal Voiceのお二人が作成された恐竜とミサゴの模型が展示されています。

こちらもぜひご覧ください。

 

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ2,568、ササゴイ1、ダイサギ39、コサギ5、アオサギ54、マガモ4、カルガモ155、オナガガモ4、キンクロハジロ1、ミサゴ6、ダイゼン11、アオアシシギ1、ウミネコ415

 

明日の干潮時間12時19分 潮位 16cm

明日の満潮時間18時56分 潮位272cm

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ウミネコ幼鳥

2022-08-10 21:54:07 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間10時39分 潮位 38cm

今日の満潮時間17時36分 潮位256cm

 

今日も暑かったですね。

潮が再び良くなってきて、開館時からお昼頃までは野鳥観察館前に干潟が出ており、そこで多数のウミネコやカワウが休んでいました。

ウミネコの中には、今年生まれと思われる個体の姿も。幼鳥は少なくとも4羽いましたが、全身褐色で、成鳥の姿になるには4年ほどかかるそうです。

さすがにウミネコにとっても暑かったでしょうか、くちばしを開けていました。

 

また、今日は庄内川の上流にある多治見市の土岐川観察館からたくさんの来館者がありました。みなさん、熱心に干潟の野鳥観察をしていました。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ2,148、ダイサギ45、コサギ7、アオサギ34、マガモ5、カルガモ123、オナガガモ3、ホシハジロ3、ミサゴ9、ダイゼン8、アオアシシギ8、ソリハシシギ6、チュウシャクシギ2、ウミネコ219

 

明日の干潮時間11時32分 潮位 23cm

明日の満潮時間18時18分 潮位267cm

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カワウとエイ

2022-08-06 20:08:59 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間12時20分 潮位197cm

今日の干潮時間17時45分 潮位144cm

 

今日もすっきりしないお天気で、特に午前中は雨がぱらつきました。

 

野鳥観察館前では、カワウがアカエイを飲み込もうと何度も何度もアカエイをくわえなおしていました。

30分以上はこうしていたと思います。

果たして、最後、飲み込めたのでしょうか。

 

さて、午後からは、お隣の稲永ビジターセンターで「プランクトン観察会」が行われていました(NPO法人藤前干潟を守る会主催)。

プランクトンとは何かというお話の後(↑)、目の前の庄内川河口でプランクトンネットを引くデモンストレーションを行いました(↓)。

干潟のように干満のある場所では、上げ潮のときに採水するのが良いそうです。

また、下の方にプランクトンがいることが多いので、下の方までネットを沈めるのがポイントだとか。

※採水時は川に落ちないよう、気をつけています。

その後、庄内川河口で採水した水や、干潟や近くの池などで採水して来ていた水をプレパラートにとり、顕微鏡で観察しました。

ミジンコ、ケイソウ、ワムシなどが観察できたそうです。

肉眼では見えないくらい小さな生きものの観察は大変かなと思いましたが、小学生の子どもたちが熱心に顕微鏡でプランクトンを探していたのが印象的でした。

良い夏休みの一日になったでしょうか。

 

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ2,448、ダイサギ22、コサギ3、アオサギ33、マガモ72、カルガモ306、ホシハジロ3、スズガモ7、ミサゴ12、ダイゼン8、アオアシシギ2、キアシシギ1、イソシギ2、ソリハシシギ5、オオソリハシシギ1、チュウシャクシギ2、ウミネコ28

 

明日の干潮時間 7時01分 潮位 89cm

明日の満潮時間14時16分 潮位202cm

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ダイゼンは増えました。

2022-08-05 20:53:52 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間10時53分 潮位204cm

今日の干潮時間16時35分 潮位122cm

 

今朝は時折、ザーッという大雨が降り、藤前干潟の水は濁っていました。

潮が悪く、お昼過ぎにやっと導流堤前の干潟が徐々に広がってきました。

今日はオオソリハシシギは観察できませんでしたが、ダイゼンの群れは観察できました。

ダイゼンは昨日より増えて9羽をカウントしました。

この他シギ・チドリでは、ケリ2、アオアシシギ8、チュウシャクシギ1 を観察できています。

 

また、ミサゴが流木の上で魚を食べているのも観察できました。

お天気がもう少し安定すると良いです。

 

【藤前干潟の夏休みイベント等のご案内】

★8月10日(水)藤前干潟の教員向けプログラム2022@藤前活動センター(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)

日時:8月10日(水)9:30~12:30
会場:藤前活動センター(名古屋市港区藤前2-202)
講師:中部大学 中部高等学術研究所 国際ESD/SDGsセンター研究員 原理史氏
対象:小中学校教職員の方など
定員:15名(先着)
参加費:無料
内容:干潟体験で生きもの観察、藤前干潟と名古屋のごみ処理行政、藤前干潟の学習利用の事例紹介、藤前干潟とSDGsについてのお話
持ち物: 帽子、水筒、タオル、筆記用具、長靴
申込方法:電話、メール、FAX にて下記の①~④をお伝えください
 ①参加者氏名 ②電話番号 ③メールアドレス ④所属学校名

≪申込先≫ 藤前干潟ふれあい事業実行委員会(事務局:名古屋市環境学習センター内)
〒460-0008名古屋市中区栄1-23-13伏見ライフプラザ13階
TEL 052-223-1067 、FAX 052-223-4199
Eメール a2662@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp

 

★8月1日(月)~9月25日(日)出張!藤前干潟@名古屋港水族館!@名古屋港水族館

 8月23日(火)には「水族館deトリのミニ模型塗り!」も行います。→詳細はこちら

 

★8月24日(水)ひがたにくるトリ、どんなトリ?@名古屋市野鳥観察館・稲永ビジターセンター(主催:藤前干潟ふれあい事業)

 

★8月27日(土)藤前干潟の渡り鳥調査隊~8月~@名古屋市野鳥観察館(主催:名古屋市野鳥観察館)

 

★7月23日(土)~12月11日(日)

 環境省の藤前干潟の2施設では、7月23日(土)より企画展がはじまります。きっと、夏休みの宿題の参考にもなりますよ。

 ○稲永ビジターセンターの企画展「鳥の体のしくみ展」@稲永ビジターセンター

 ○藤前活動センターの企画展「干潟のふしぎ展~干潟ってなんだ!?」@藤前活動センター

 

【ラムサール条約登録20周年記念「藤前干潟写真コンテスト」作品募集中】

現在、藤前干潟では、写真コンテストの応募作品を募集しています(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会・名古屋市野鳥観察館、協力:名古屋臨海高速鉄道(株)))。

テーマは「藤前干潟の四季~風景・生きもの~」で、どなたでも応募できます(締切は8月31日(水))。

ぜひ、ご応募ください。→詳細はこちらをご覧ください。

 

【藤前干潟の推しカニ投票に参加ください!】

藤前干潟の推しカニ投票が始まりました。期間は8月末まで!

野鳥観察館、稲永ビジターセンター、藤前活動センターで実施中です。

来館した際は、あなたの推しカニに投票してくださいね!

 

 

明日の満潮時間12時20分 潮位197cm

明日の干潮時間17時45分 潮位144cm

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