観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

昨日、ラムサール事務局長が訪問されました。

2024-05-17 23:00:00 | 春の藤前干潟
藤前干潟

今日の干潮時間 8時19分 潮位129cm

今日の満潮時間13時51分 潮位176cm

 

昨日、以下の投稿にあるように、ラムサール条約事務局長のムソンダ・ムンバ氏が藤前干潟および名古屋市役所を訪問されました。

藤前干潟では名古屋市野鳥観察館にも訪れ、藤前干潟の野鳥を観察されました。

ちょうど春の渡りのシーズンで藤前干潟に飛来しているたくさんのシギ・チドリの他、サギの仲間、クロツラヘラサギなどを見てもらうことができました。

ムンバ氏が大好きだというオオソリハシシギが見つかったときは、とても喜んでおられたのが印象的でした。

 野鳥観察館の視察の後は、お隣の稲永ビジターセンターも視察され、藤前干潟をはじめとする湿地で活動する若者と交流をされました。

さらには、藤前干潟活動センターも視察されたそうです。




今日は、昨日とは打って変わって風もなく、穏やかな夕景を見ることができました。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ3、カワウ147、ダイサギ30、コサギ1、アオサギ12、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ1、マガモ1、カルガモ9、ホシハジロ1、スズガモ7、ミサゴ6、ダイゼン28、ハマシギ404、トウネン15、サルハマシギ1、オオソリハシシギ1、チュウシャクシギ65、コアジサシ4

コゲラ、カワラヒワ、シジュウカラ、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ドバト

 

明日の干潮時間 9時04分 潮位110cm

明日の満潮時間14時58分 潮位189cm

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5月も半ばを過ぎましたが

2024-05-16 23:56:50 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 7時01分 潮位146cm

今日の満潮時間12時09分 潮位169cm

 

今日はお昼が近づいてくるにつれて、風が強くなり、午後はかなりの強風となりました。

5月も半ばを過ぎシギ・チドリの飛来のピークは過ぎましたが、今日もまだ多くのシギ・チドリを観察できました。

今日は潮が悪かったので干潟は広がりませんでしたが、潮の動きがゆっくりなので、じっくりと観察できました。

クロツラヘラサギとヘラサギも確認できました。

 

また、海が荒れたからでしょうか、100羽以上のコアジサシを観察できました。

安全な営巣場所をみつけてくれるよう願っています。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ7、カワウ267、ササゴイ1、ダイサギ23、コサギ2、アオサギ7、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ1、カルガモ6、オナガガモ2、スズガモ1、ミサゴ3、シロチドリ4、ダイゼン35、トウネン107、ハマシギ279、オオソリハシシギ3、チュウシャクシギ18、コアジサシ114

 

明日の干潮時間 8時19分 潮位129cm

明日の満潮時間13時51分 潮位176cm

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観察館からは鳥が遠いから

2024-05-13 20:55:44 | 観察機材

藤前干潟

今日の満潮時間 8時03分 潮位196cm

今日の干潮時間15時24分 潮位 47cm

今日は野鳥観察館の休館日です。

野鳥観察館からは500m先の導流堤の干潟を見る事が多いため、鳥が遠いです
なので頑張って800mmを買っても遠さはあまり変わりません。

干潟の野鳥観察で必要なフィールドスコープ、スコープも最近価格も高くなって数万円から100万円と幅はありますがカメラの望遠レンズよりは、陳腐化せず安価に購入できます。

一時期みんな使ってたデジスコに代わり、最近はフィールドスコープの画像をスマートフォンで撮影するスマスコが地味に増えてきています。

デジスコの時は専用アダプターが高額だったり、デジカメの機種更新も早く結構お金がかかりました。
その為、観察館ではスコープの機種・スマホのメーカーに関係なく使える汎用アダプターをお勧めしています。

スマホでの撮影なら、イケてない写真でも納得して証拠写真として利用できますし動画撮影も簡単です。

 観察館内で来館されたお客様と一緒に使っているスマスコ用アダプター、色々な機種のスマホを使っても簡単に光軸調整が出来るので便利なのですが、装着脱着を繰り返すと少しだけ光軸がズレるので数秒ですが再度調整が必要となります。

自分だけが使うのなら、自分のスマホに合わせた光軸で使えるアダプターがやはり便利です。

先週、来館されたお客様より注文が有ったKITE OPTICS スマートフォンアダプター、立派な化粧箱に入れられてベルギーから届きました。

送料も馬鹿にならないのでもう一箱。

以前紹介したKITE OPTICS スマートフォンアダプターは標準で装着しているバンドではKOWAのアイピースには丁度良い長さですが、スワロのアイピースでは口径が大きすぎてバンドの長さが数mm短く、予備で付属しているバンドを装着しKOWAとスワロのどちらでも使えるようにしました。

ざっくりと長さを測り、はさみでバンドを切ります。

ゴムバンドですが繊維が入っていて接眼レンズに締め付けても伸びが無いバンドです。

少し長目ですが、締め付けには問題ありません。

アダプター本体左側の楕円部分がマグネットで、スマホに楕円ステンレスプレートを貼ってアダプターに装着します。

接合部分が楕円の為、一度調整すればスマホアダプターとスマートフォンがズレる事は有りません。

長いバンドと交換しましたが、締め付け長さを調整できるのでKOWAの接眼レンズにも装着できます。

接眼レンズに固定するバンドに伸びが無いのでズーム接眼レンズなら、一番高い倍率で光軸合わせをすれば、接眼レンズに固定するバンドに伸びが無いのでKOWAからスワロ、その逆でアダプターを装着しても、再度光軸合わせの必要の無いアダプターです。

接眼レンズに固定するバンドに伸びが無いのでズーム接眼レンズなら、一番高い倍率で光軸合わせをすれば、接眼レンズに固定するバンドに伸びが無いのでKOWAからスワロ、その逆でも再度光軸合わせの必要の無いアダプターになりました。

カイトオプティック スマートフォンアダプターについては、新しいスマスコアダプターその2 を参考にしてください。

5月12日(日)に観察できた主な野鳥
カンムリカイツブリ2、カワウ145、ササゴイ1、ダイサギ20、コサギ3、アオサギ7、カルガモ4、オナガガモ1、ホシハジロ1、キンクロハジロ5、スズガモ122、ミサゴ4、トビ1、コチドリ4、ダイゼン45、キョウジョシギ1、トウネン78、ハマシギ995、サルハマシギ2、オバシギ1、キリアイ1、アオアシシギ20、キアシシギ26、イソシギ3、ソリハシシギ6、オオソリハシシギ9、チュウシャクシギ20、コアジサシ114

明日の満潮時間 8時46分 潮位180cm

明日の干潮時間16時18分 潮位 64cm

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夏の気配

2024-05-11 17:24:08 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 6時59分 潮位234cm

今日の干潮時間13時57分 潮位 25cm

 

今日も良いお天気で、多くの人が稲永公園を散策されたり、野鳥観察をしたりされていました。

干潟にはシギ・チドリの群れをまだまだ観察できましたが、干潟やヨシ原では夏鳥(この辺りでこれから子育てをする鳥)であるササゴイやオオヨシキリを頻繁に見かけるようになり、夏鳥の存在感が増しています。

サギの仲間であるササゴイ↓。

大きな声で鳴くオオヨシキリ↓。

(※ササゴイとオオヨシキリの写真は来館者の方から提供いただきました。)

 

また、野鳥観察館の前のピラカンサは少し前から白い花を咲かせており、今年の冬にはたくさんの赤い実をつけそうです。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ4、カワウ112、ダイサギ35、コサギ3、アオサギ21、ササゴイ2、クロツラヘラサギ1、カルガモ2、オナガガモ1、ホシハジロ1、キンクロハジロ1、スズガモ20、ミサゴ3、トビ1、ダイゼン46、トウネン23、ハマシギ534、アオアシシギ25、オオソリハシシギ10、オグロシギ1、チュウシャクシギ54、コアジサシ10

キジバト、カワラヒワ、スズメ、ヒヨドリ、ツバメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 

明日の満潮時間 7時29分 潮位222cm

明日の干潮時間14時39分 潮位 41cm

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穏やかな天気になりました。

2024-05-10 23:20:00 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 6時29分 潮位243cm

今日の干潮時間13時18分 潮位 13cm

 

昨日と一昨日は風がとても強かったですが、今日は穏やかな日でした。

今日もお昼過ぎに干潮時間を迎え、広大な干潟が現れました。

 

青空にハマシギ、オオソリハシシギ、オグロシギの群れが飛んでいるのも観察できた日でした。

(※来館者の方から提供いただきました。)

 

また、今日もクロツラヘラサギ2羽を観察できました。 

 

 干潟が広がると、サギたちも次々とやってきました。

 

 

 

 今日は風がなかったからかシギ・チドリの中には庄内川の中ほどに出た干潟で餌を探しているものもおり、これらをじっくり観察することができました。

特にアオアシシギやダイゼン、キアシシギは比較的近くに観察できました。

 

そして、野鳥観察館の愛鳥週間イベントは大型連休中にほとんど終わってしまいましたが、今日からが愛鳥週間(5月10日〜16日)です。

野鳥観察館の愛鳥週間写真展は5月26日まで開催しています。

ぜひ足をお運びください。

★~5月26日(日)まで「愛鳥週間写真展2024」@名古屋市野鳥観察館

展示期間:4月20日(土)~5月26日(日)(※休館日を除く)

場所:名古屋市野鳥観察館2階

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1、カワウ129、ダイサギ31、コサギ2、アオサギ15、ササゴイ1、クロツラヘラサギ2、カルガモ2、コガモ2、オナガガモ1、スズガモ64、ミサゴ4、ダイゼン41、トウネン47、ハマシギ767、サルハマシギ2、アオアシシギ24、キアシシギ3、オオソリハシシギ9、オグロシギ1、チュウシャクシギ19、コアジサシ2

キジバト、カワラヒワ、スズメ、エゾムシクイ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、ハシボソガラス、ドバト

 

明日の満潮時間 6時59分 潮位234cm

明日の干潮時間13時57分 潮位 25cm

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