定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

クイーンのことは

2018年11月11日 18時02分16秒 | 日記
何も知らなかった

土曜の仕事帰り、激しく入り込み、疲れてしまった。
公開中の『ボヘミアン・ラプソディ』、楽曲はリアルタイムで聞き慣れたものばかり。

フレディ・マーキュリーの出自も人種的なことも、初めて知る。そしてメンバーは、歯学、天文学、電気工学を学んでいたインテリ学生。
全員歯科医のGreeenは、我が国のQueenですね。

人気爆発のグループが通る道、メンバー間の対立、音楽性のズレはQueenにはなかったが、フレディ・マーキュリーだけがソロ契約をする事態で、誰よりも彼自身が孤独に苛まれることとなる。

そして、バイセクシャルなのか、それともゲイななのか、その境い目でフレディ自身が苦悩する様子が丁寧に描かれている。

マジョリティがもつ嗜好・性向・感性と同じでは、新しいアートは生まれない。凡人の僕の持論です。


ジム・ジャームッシュ作品のまったり感

2018年11月11日 00時23分43秒 | 日記

単語一つひとつの意味は明白だが、繋がるとこのタイトルの意味はわからない。
1984年の作品。ハンガリーからニューヨークに来て、ギャンブルで暮らす男のアパートに、従妹がハンガリーからやって来るところからストーリーは始まる。

松本清張モノのような劇伴がバックに流れるが、シリアスドラマでも喜劇でもなく、大きな事件も起こらない。ただ4人の登場人物が実りのない会話を交わすだけ。

ハンガリー娘を演じる女優の無表情なアンニュイでいて、思ったことを口に出すところが印象にのこる。

ジャームッシュ監督、この作品の5年後に『ミステリー・トレイン』を撮る。2016年公開の『パターソン』、どれも同じまったり感で貫かれている。
上記2作品には30年の間があるが、永瀬正敏が出演している。

中途半端に遠いレンタル店で貸出有り、を突き止めたが、往復電車代×2回分より安価なため、アマゾンからDVDを取り寄せ。