Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

迷子のおすすめ!(ポルトガル)

2006-01-25 18:15:27 | ポルトガル
今日も朝は結構寒かったが氷は張っていなかった。
良いお天気ですね。

昨日はブログをアップしているうちに日にちが変わってしまった。文章を書くのって難しい。

旅の思い出は、失敗もたくさんある。

めんどくさがりな私は、ガイドブックを斜め読みしてしまう上、それをなぞったような旅をすうるのが嫌いなので頼りに全然してない。
ま、ガイドブックにあまり記載の無いようなところへ行くのもたよらない理由ではあるけど。。
従って迷子もしょっちゅう。でも、一人だとそれを迷子と思わずに「寄り道」と解釈する事が出来るのでお気楽だ!

今回のポルトガルでも道に迷いまくった。
ブラガBragaに出かけたとき駅から街中に出るのは意外と簡単だった。
問題は帰り。きちんと道筋を覚えてる・・なんてことはない。
たしかまっすぐ歩いてきたはず・・と思って真っ直ぐ進んでるつもりが、Y字路があったりすると「う~ん、どっちだ???」なんて迷ってしまう。

行きにきっと時々振り返って確認すれば良いのだろうが・・行きと帰りはなんせ景色が違うもの。しっかり道に迷った。絶対にこんな立体交差なかった!と確信するところまですすんでしまった。近くで立ち話をしていたおばさんに道を聞いたら、一人がそちらの方向に行くというのでつれてってもらった。ああ、ありがたや!

あまりにも駅が立派なビルだったのに、それを認識してなかったからはるかにゆきすぎてしまっていたのだ!前しか見てなかった!(あんな立派外観駅とは全然思わなかった)

結局予定していた電車には乗り遅れ、次の電車まで時間があったので駅を観察すると、地下にエスカレータが伸びている。
電車から降りた人がけっこうそっちの方向に向かうのであとにくっついていくと、なんと地下駐車場になっていた。この駐車場、自動清算機があるにもかかわらず、みんな窓口に長蛇の列。きっとポルトガル人って機械きらいなのね。なんて思った。

地下駐車場ともうひとつ発見したもの。
それは、古代ローマ時代の遺跡が駅の真下にあったということだ。どうもローマ風呂の後のようで、きちんと展示されている。
へーーー。と感心して時間つぶしをした。

たまに(たまか?)道に迷うのもイイものですよ。と迷子のおすすめでした。
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映画みたい(ドイツ)

2006-01-25 00:14:42 | ドイツ
今日も寒い。日陰にある雪はまだ溶けていない。

さて、寒い日の昨日の思い出の続き。

無事「菩提樹」を見て・・(他にだれも見に来てなかったけど)フランクフルトに戻った。

中央駅に到着して、食いしん坊の私としては「ソーセージ」が食べたくなって、駅のスタンドで貪り付いていた。なにしろお昼をたべそこねたから・・帰りの時間が気になってアーレンドルフではお茶しか飲まなかった。

スタンドの脇のUバーンの階段からぞくぞくと、人が上がってきた。降りようとする人たちをおまわりさんが追い返している。私のところにもやって来て外に出ろというた。しかも、スタンドの従業員までも「すぐ外に出ろ」と、駅の建物からオン出された。みんな、なにが始まったのかわからない。

日曜の夕方ちかくだったが、駅前に追い出された。
その時は友人の家に居候していた私は、夜、一緒に芝居を見に行く約束をしていたので、丁度もう帰ろうとタクシー乗り場に向かった。なんせその家は高級住宅街にあったので(?)、日曜日はバスが運休になっていた。

タクシー乗り場は、駅から追い出されたけど空港へ向かわなけりゃいけない人たちで大混雑・・というか彼らはタクシーに乗って高いお金を払って空港に行ったものやら、状況を判断したものやら・・と車に乗るのではなく、ただうろうろしてただけに見えてけど。

タクシーに乗って、「駅か非難しろって言われたんだけど何があったのかしら」と聞いたら、運ちゃんが「どっかの誰かが飛行機を乗っ取って、上空を飛び回ってるんだ」と教えてくれた。ああ、そういうことだったのね。と初めて理解した。
丁度911事件の後の冬だった。

家は駅からはマイン川をわたらないと行けない地区にあった。いつもは駅のすぐそばの橋を渡れば10分もしないで付くところ。車でその橋を渡ろうとすると、前の車から閉鎖されてしまう。もうひとつ上流の橋に向かうがここも、直前で閉鎖。
超有名なホテルの前を通りかかると、従業員、それこそコックさんも外に出て皆空を見上げている。そのうち、上空から飛行機の爆音が・・

隣にいた運転手は興奮し始めて、私に向かった「頭を下げろ!狙われるぞ!」とどなる。反射的に頭を下げてしまった私。
とにかく、約束の時間に帰れるかどうか心配になって、運転手から携帯を借りて友人に電話したら「知らなかった!」といわれてしまった。

結局橋は渡れずかなり上流の方で多分アウトバーンを通ってたどりついた。いつもの3倍の料金をとられてしまった・・トホホ・・

家から、軍の飛行機がすごい速さで飛んでゆくのが見えた・・

あとで聞いたら、ちょっと気のオカシイ人が起こした事件でなんの政治的意図も無かった人騒がせだっらようだ。

あの事件に巻き込まれた自分は、まさに「映画のなかにいるみたい!」と思ってしまった、おき楽なKおばちゃんですわ。

今日はお仕事で名古屋に行った。
だんだん、名古屋も普通の大都市になってきてしまったみたい。私の大好きなデパ地下が、東京ブランドが大幅に顔を広げて、名古屋らしいものが減っていくみたいに思える。・・寂しい・・
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