Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

パリのスリ事情

2012-01-13 17:49:54 | フランス
寒い寒いと毎日首をすくめて生活してます。
それに息を吸うのもなんだか喉が痛い・・とおもったら風邪でしょうかね?ああいやだ。

前の旅行記もまだ途中ではありますが、今回の旅行で出会った風景の印象的なことを忘れないうちに・・

それは最後の日の出来事です。おパリから深夜の便で帰国という日でした。
昼間は気ままに過ごしました。時間はたっぷり・・あるのですが、いかんせん『帰国』という大課題をかかえていると時間はそれなりに気になりました。

それは今回初めてセーヌ右岸とよばれる観光のメッカで、いかにも『観光客』という行動をとった帰りに出会った風景です。

いくら深夜便とはいえ空港に向うにはそれなりに安全な時間に向おうと、預けてある荷物を宿に取りに向おうと地下鉄・・所謂メトロに乗りました。画像にもある通りコンコルド Concordeの駅に入ったときの出来事です。

ホームの向こう側からなにやら大きな声が聞こえてきました。それも複数です。でも・・子どもの声なのですよね。男の子の。

すると人ゴミの向こうから警官が2人現れました。そしてその警官は両手に子どもの首根っこをつまんでいる・・という表現が正しいのかわかりませんが・・逃げないように襟首を押さえて引っ張りながら歩いてきました。
とっさのことで・・・何人の子どもがいたか正確には覚えていませんが4人以上はいました。
子供達は引っ張られながら何だかわめき散らしています。

最初は『おや?』と思ったのですが・・目の前をつうかする時に『あ!これは!』と思い当たりました。そう。おそらく子どもの集団スリです。

以前のブログに書きましたが、昨年TVでそのドキュメンタリーを見ていたからわかりました。
パリにはいわゆる『ジプシー』と呼ばれるスリ集団がいる。ということは知っていましたが・・こんなに間近で『本物』を見るとは思いませんでした。

連行されていったのは、何処にでもいそうな少年達。特に汚い服装をしている訳ではありません。年齢的には小学校中学年程度でしょうか?大きくも無く小さくも無くという年頃です。

あの番組を見た時に思った通り『普通の子ども』に見えました。たしか番組では元締めがつかまった・・といっていたと思いますが、きっと元締めの『一人』だったんでしょうね。

kおばちゃんは実害はありませんでしたが・・・スリはやっぱりまだいるんだ!と思った瞬間でした。

カメラを出すのが遅かったので、連行されていく画像は撮れませんでしたが・・最後の最後でちょっと気を引き締めなきゃと思ったのでした。

どこかで読みましたが、彼ら子どものスリは結局は拘束規定がないのですぐに釈放されてしまうとか。いたちごっこであるようです。夏場はもちろんですが、コートを来ているような冬でも気を付けなきゃなと思いました。

パリにお出かけになる方・・どうぞお気をつけてくださいね。

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