以前にも書いたことがあるが、「正論」に久米粲氏「NHKウォッチング」という記事があって毎号驚かされるのだ。
6月号では「正論」読者(高校一年)から提供された記事が紹介されていた。(部分要約)
我々の受信料で成り立っているハズのNHKで行われていることだが、些細なことだろうか。しかも我々が習い親しんだ懐かしい文部省唱歌、国民の財産だ。
毎号指摘されるほどネタには事欠かないところをみると、番組制作をする中枢の人間が何かに侵されているとしか思えない。指摘した若い高校生に恥ずかしくないか。
6月号では「正論」読者(高校一年)から提供された記事が紹介されていた。(部分要約)
『今年元旦にBSで安田姉妹の動揺コンサートが放映された。その中で「冬の夜」という僕の好きな唱歌が歌われた。
その二番の歌詞に
いろりのはたに 縄なう父は 過ぎし戦の手柄をかたる
というくだりがあるのだが、この「戦」を「昔」と歌っていた。』
(中略)
平成11年2月にも歌謡コンサートでも原作と異なる歌詞だった。その時も視聴者から怒りの電話やFAXなどが相次いだ。この時の改竄は「過ぎし昔の思いで語る」だった。これでは後に続く「居並ぶ子供は 眠さ忘れて 耳を傾けこぶしを握る」の歌詞がまったく意味を失ってしまうことにNHKは気がつかないのだろうか・・・
古い文部省唱歌だから改竄しても誰からも文句は付けられまい、しかもBSなら気も付くまいと高を括っているところにNHK一流の計算された図々しさが感じられ、嫌らしく卑小だ。・・・
NHKの安っぽい反戦主義のなせる小細工が、今や国語文化への破壊的蛮行や文化冒涜まで敢えてするほど傍若無人なものになりつつあることを視聴者は知って欲しい。
我々の受信料で成り立っているハズのNHKで行われていることだが、些細なことだろうか。しかも我々が習い親しんだ懐かしい文部省唱歌、国民の財産だ。
毎号指摘されるほどネタには事欠かないところをみると、番組制作をする中枢の人間が何かに侵されているとしか思えない。指摘した若い高校生に恥ずかしくないか。