落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

篠山市 西光寺山(713m)

2007年05月08日 | 散歩・山歩き
 GWも終わりすっかり初夏の陽気になった。
 膝の調子はイマイチだが、出かけることにした。西光寺山は篠山市今田町本荘から入っていった。山頂は西脇市との市境になる。

 webで知人がブログでサギソウの花を紹介されていた。西光寺山の登山口にサギソウの自生地がある。暖かいこともあってひょっとしたら見られるかと思ったが、残念ながら場所の確認だけに終わった。通りかかった地元のおじさんの話では8月頃とのことだった。自然環境と園芸ではやはり違うのだろう。自生地のサギソウはだんだん数が減っている。復活のため3年ほど前、小学生がみんなで苗を植え込む作業をしたが今はそれもしなくなったとのこと。掘って持ち去る不心得者が後を絶たないそうである。残念なことだ。

 山頂までは展望がきかず、新緑の下を汗をかき鶯の鳴き声を聞きながらひたすら登り、降りるだけであった。山頂では東から南にかけて眺望が開けている。以前登った虚空蔵山も確認できた。北側の畑谷川の俯瞰は立木で見えなかった。4月に登った氷上町の向山からこの西光寺山が見えていたが、向山も視界が遮られは確認できなかった。
 下山は寺坂道を通った。山中の寺屋敷跡は僅かに礎石らしきものがあった。登山口には13時頃帰ってきた。

 今日は大失敗をやらかした。登山口の西光寺池の畔に小さな空き地がある。そこにバイクを駐めようとして足を着きながら回り込むときゴロゴロ石に乗り上げバイクを倒してしまった。危ないと思いながら足を踏ん張ったが寄り倒され、肘と膝小僧を擦りむいた。バイクのマフラーが少しへこんだ。緊急にエンジンを止めるボタンを今回初めて使った。やや傾斜している下側から130kgのバイクを起こすのはなかなか重く一苦労した。
 血が滲んだところにばんそこうを貼っているとき、さきほどのおじさんが通りかかった。バイクと相撲という格好の悪いところは見られずにすんだ。話をしながら手当をしていたが気に留める風でもなくサギソウの話を聞かせていただいた。

 帰りはのどかな西光寺池で一服した後、どこにも寄らず早々に帰宅した。
 まだ日の高い時間だが風呂を沸かし汗を流した。昼寝をしたがまだ明るく、随分日が長くなったものだ。

 バイク走行 130km  帰宅 14:45
(写真:本荘付近の代掻きの終わった水田から西光寺山を望む)