落葉松亭日記

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憲法記念日

2007年05月03日 | 政治・外交
 憲法記念日

 GHQによって押しつけられたという憲法も昭和25年の朝鮮戦争当時、そのアメリカから再軍備と改憲を迫られたが、社会党勢力によって阻まれた。北朝鮮の核実験、韓国の竹島占拠、中共の衛星破壊実験や領海侵犯などで今日ようやく近隣諸国の軍事脅威が増していることが国民の共通認識になってきているのではないだろうか。平和々々と唱えているだけでは国の安全を確保できないということに気づき始めたのだと思う。改憲を目指す与党でも公明党は9条の変更は不可としている。野党民主党の中には自衛隊を認めようという意見も多い。面白いことに共産党は今でこそ護憲派だが、GHQ憲法の「戦争放棄」「軍隊を持たない」の条項に猛反対だったそうだ(半藤一利著「昭和史」)。

 参議院選挙では争点になるだろう。国論が二分し、政党再編成が起きるぐらいでないと戦後体制からの脱却は難しいのではないだろうか。