【米公電流出】アサーンジ容疑者、保釈される 「告発文書の公開は継続する」宣言 2010.12.17 08:21
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/101217/erp1012170657001-n1.htm
【ロンドン支局】スウェーデンでの性犯罪容疑で逮捕された民間告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサーンジ容疑者(39)について、英高等法院は16日、保釈を認めた治安裁判所の決定を支持し、同容疑者を保釈した。同容疑者は米外交公電の公開を継続する考えを改めて表明。機密漏洩(ろうえい)の共犯で訴追を検討中と報じられる米国と同容疑者の攻防は一段と激しさを増しそうだ。
同容疑者は16日夕、報道陣や支持者が詰めかけた高等法院前で「私を信じてくれた世界中の人々に感謝する。告発文書の公開は継続し、無実を証明する闘いも続ける。正義はまだ死んでいない」と述べた。
同容疑者の逃亡を防ぐ措置として保釈金24万ポンド(約3150万円)のほか、夜間の外出禁止や位置を知らせる電子タグ着用、警察への連絡、保証人となった知人宅での滞在などが義務づけられた。
スウェーデンへの移送をめぐる尋問は1回目が来年1月11日に行われるが、結論が出るまで最大3カ月かかる可能性もある。欧州連合(EU)を通じたスウェーデンの逮捕・身柄引き渡し請求手続きにミスはなかったか、米外交公電の公開を止めるための別件逮捕かが今後、法廷で争われる。
プーチン露首相を批判して英国に亡命したロシアの政商ベレゾフスキー氏やチェチェン穏健独立派幹部ザカエフ氏について、ロシア側は身柄引き渡しを請求しているが、英国の裁判所は証拠不十分などを理由に請求を却下している。
ウィキリークスの米外交公電公開をめぐって、米共和党の前副大統領候補サラ・ペイリン氏が「国際テロ組織アルカーイダの指導者と同じようにアサーンジ容疑者を追い詰めよ」と発言。オバマ政権も機密文書持ち出しで訴追済みの米上等兵の共犯としてアサーンジ容疑者の訴追を検討していると報じられており、水面下の駆け引きが激化しそうだ。
ウィキリークスは英紙ガーディアンや米紙ニューヨーク・タイムズなど欧米の主要5紙と協力し米外交公電を公開しており、16日も20通を公開。これまでに25万1287通のうち計1621通が公開されている。
同容疑者は7日、英国の警察に出頭、逮捕された。治安裁判所が14日に保釈を決定したが、検察側が即時抗告していた。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/101217/erp1012170657001-n1.htm
【ロンドン支局】スウェーデンでの性犯罪容疑で逮捕された民間告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサーンジ容疑者(39)について、英高等法院は16日、保釈を認めた治安裁判所の決定を支持し、同容疑者を保釈した。同容疑者は米外交公電の公開を継続する考えを改めて表明。機密漏洩(ろうえい)の共犯で訴追を検討中と報じられる米国と同容疑者の攻防は一段と激しさを増しそうだ。
同容疑者は16日夕、報道陣や支持者が詰めかけた高等法院前で「私を信じてくれた世界中の人々に感謝する。告発文書の公開は継続し、無実を証明する闘いも続ける。正義はまだ死んでいない」と述べた。
同容疑者の逃亡を防ぐ措置として保釈金24万ポンド(約3150万円)のほか、夜間の外出禁止や位置を知らせる電子タグ着用、警察への連絡、保証人となった知人宅での滞在などが義務づけられた。
スウェーデンへの移送をめぐる尋問は1回目が来年1月11日に行われるが、結論が出るまで最大3カ月かかる可能性もある。欧州連合(EU)を通じたスウェーデンの逮捕・身柄引き渡し請求手続きにミスはなかったか、米外交公電の公開を止めるための別件逮捕かが今後、法廷で争われる。
プーチン露首相を批判して英国に亡命したロシアの政商ベレゾフスキー氏やチェチェン穏健独立派幹部ザカエフ氏について、ロシア側は身柄引き渡しを請求しているが、英国の裁判所は証拠不十分などを理由に請求を却下している。
ウィキリークスの米外交公電公開をめぐって、米共和党の前副大統領候補サラ・ペイリン氏が「国際テロ組織アルカーイダの指導者と同じようにアサーンジ容疑者を追い詰めよ」と発言。オバマ政権も機密文書持ち出しで訴追済みの米上等兵の共犯としてアサーンジ容疑者の訴追を検討していると報じられており、水面下の駆け引きが激化しそうだ。
ウィキリークスは英紙ガーディアンや米紙ニューヨーク・タイムズなど欧米の主要5紙と協力し米外交公電を公開しており、16日も20通を公開。これまでに25万1287通のうち計1621通が公開されている。
同容疑者は7日、英国の警察に出頭、逮捕された。治安裁判所が14日に保釈を決定したが、検察側が即時抗告していた。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」平成22年(2010)12月17日(金曜日)通巻3167号 <12月16日発行>によれば「保釈金をつんだ極左の応援団長は(映画監督)マイケル・ムーアだった」そうだ。
内部告発情報には、ガセネタもあるだろうけど、ウィキリークス・サイトによれば、「すべてのニュース記事を評価し、その信憑性を伝統的な方法だけでなく新しいテクノロジーによってテストします」といっている。
こういう報道が新たに加わるとなると、外交手法、インテリジェンスも難しくなり、安全保障にも大きく影響を及ぼすのではないだろうか。
日本のようにスパイ防止法もない国には、かえって有り難いのではと素人は思う。
今のところ、シナ、ロシア関係は比較的少ないらしい。
日本のメディアはシナ、朝鮮半島に著しく侵蝕されている。親中、親朝鮮半島議員もたくさんいる。どのように籠絡され、何を工作しようとしたのか明らかになれば面白いのだが。
当事者は戦々恐々ではないだろうか。