落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

TPPとは

2011年01月19日 | 政治・外交
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)。
民主党政権は「平成の大開国」とぶち上げたが、経済音痴の当方はよくわからない。
ネットで中野剛志先生の話が紹介されていたので見てみた。

中野剛志先生のよくわかるTPP解説―日本はTPPで輸出を拡大できっこない!
http://www.youtube.com/watch?v=nRmNJpUj5sI

WikiPediaによれば以下のように試算・評価されている。
TPP加入による経済効果として、内閣府はGDP2.4~3.2兆円の増加、農水省は11.6兆円の損失と雇用340万人減(廃業農家による代替の生産活動が一切行われない場合)、経産省はTPPに不参加の場合は参加した場合に比べてGDP10.5兆円減と雇用81.2万人減(日本は不参加の中で韓国が米中EUとFTA締結した場合)との試算を発表している。
また、高橋洋一や藤沢数希らのように好意的な評価がある一方で、中野剛志のように貿易差額主義的な考えから国益にならないと主張する者もある。

本当に国益になるのか、益々不景気になるのではないかと警告されている。
全世界に波及した米のリーマンショック以降、わが虎の子資産も半減してしまった。
同じカモになるならシナ様より同盟国アメリカ様の方がマシという程度の話なら、情けない。

一方「グローバル」志向、『TPPで「変われぬ日本」脱却を』という意見もある。↓
不景気日本、没落日本に変わっても意味ないのだが・・・

【正論】政策研究大学院大学副学長・大田弘子 2011.1.6 02:51
■TPPで「変われぬ日本」脱却を
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/110106/fnc1101060252000-n1.htm


大卒内定率最悪

2011年01月19日 | 政治・外交
大卒の就職内定率68・8% 2年連続で過去最低 2011.1.18 09:16
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110118/biz11011809220061-n1.htm

 厚生労働省と文部科学省は18日、今春の大学卒業予定者の就職内定率(昨年12月1日現在)が68・8%となり、調査を始めた平成8年以降、過去最低だった前年同時期を4・3ポイント下回り、過去最低を2年連続で記録したと発表した。・・・

1月18日産経夕刊
前年同期(12月)比、内定率
大卒男子 2.9ポイント減 70.1%
大卒女子 5.8ポイント減 67.4%
文系 3.7ポイント減 68.3%
理系 7.3ポイント減 71.3%

理系の下げ幅が最大ということは、製造業の海外移転が影響しているのだろうか。
少子化にもかかわらず仕事がないとは・・・、外国人移民受け入れ案など矛盾だわな。