落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

NYタイムス「尖閣は中国領」

2011年01月29日 | 政治・外交
NYタイムス(米での発行部数第3位(103万部))。
リベラル系のメディア、日本ならアカヒ新聞にあたるとよく云われる。
部数は知れていても、webで発信されたら影響は小さくない。どこにでも工作員はいる。
NYタイムズ紙、またも尖閣問題は「中国の主張に理」 日本総領事館が抗議 2011.1.28 18:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110128/amr11012818280042-n1.htm

 【ニューヨーク=松尾理也】沖縄・尖閣諸島をめぐり、以前から中国の主張に理解を示す記事を執筆している米紙ニューヨーク・タイムズのニコラス・クリストフ記者が、20日付同紙に再び「私の見解は、中国の領有権主張には揺るぎない歴史的根拠があるというものだ」とのコラムを掲載したことに対し、在ニューヨーク日本総領事館はこのほど、「尖閣諸島は日本固有の領土であり、極めて遺憾な内容」と抗議を申し入れた。また、佐藤悟外務報道官名の反論文が27日付同紙に掲載された。

 クリストフ記者は昨年9月にも、「中国の主張に分がある」「尖閣諸島の紛争で米国が日米安全保障条約を発動する可能性はゼロ」などの内容のコラムを執筆し、日本政府が抗議を申し入れていた。


「尖閣、わが国領土」教科書明記に前向き 高木文科相 2011.1.28 19:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110128/plc11012819370048-n1.htm

 日本固有の領土でありながら、中国が領有権を主張している尖閣諸島(沖縄県石垣市)の教科書表記について、高木義明文部科学相は28日の参院本会議で、「尖閣諸島を含むわが国の領土領域を正確に理解させるためには、今後の不断の見直しを行う中で検討する」と述べ、表記の実現に前向きな姿勢を示した。自民党の有村治子氏の質問に答えた。

 高木氏は「現在の学習指導要領および解説においては、わが国の領土領域に関し、北方領土および竹島という領土問題を中心に取り扱っており、領土問題が存在しない尖閣諸島については取り上げていない」と説明。その上で「学習指導要領やその解説は不断に見直し、改善に向けた検討を行うことは必要だ」と述べた。

 昨年10月29日の衆院文科委員会で高木氏は尖閣諸島について「わが国の領土であることを明確に書くべきだ、という意見をしっかり受け止め、反映していきたい」と表明。この日の質問で有村氏は「日本の領土がどこからどこまでなのかを、将来を担う子供たちに正確に教え伝えることは大事なことだ」として、学習指導要領や解説書の早期の改定を求めた。


 現在の教科書では尖閣諸島について「沖縄県の尖閣諸島」といった記述や地図上の色分けで日本領であることを示す例が多い。尖閣諸島には「領土問題は存在しない」というのが政府の公式見解のため、あえて強調されてこなかった。