落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

ポケモン

2016年07月23日 | 世相
任天堂・ナイアンティックのスマホゲーム「ポケモンGO」が日本でもダウンロード可能となった。
先行販売されたアメリカなどでいい大人がゲームに興じる様子がwebニュースを賑わしていた。
カメラとGPSを備えた端末にゲームを乗せたところがミソだろう。
従来ゲームの背景はフィクションだったが、端末のカメラと位置情報によって仮想現実ゲームになった。
想像するところカーナビ画面にポケモンが合成される感じだろうか。
爆発的な流行で、ダウンロード数はツイッターのユーザー数を上回るほどだという。

当方はスマホやケータイを持っていないのでさして興味もないのだが、あの80年代のファミコン(息子らが熱中した)からいろいろと進化しここまで来たかと感心する。

ポケモンデータは安全な場所に限定されるだろうと思うが、それでもゲーマーが崖から落ちたり交通事故にあったというニュースもあった。携帯電話を片手に車を運転する人を見かけるがあの恐さと重なる。
従来でも繁華街ではスマホ人にこちらがよけてあげる場面がよくある。
ほどほどの流行に収まってほしい気がする。
ポケモンGO 姫路城や竹田城跡でも大騒ぎ2016/7/22 21:03神戸新聞NEXT
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201607/0009310831.shtml

(前略)・・・
 兵庫県内の観光地などでも22日、「ポケットモンスター」が姿を現した。国内配信が始まったスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」。安倍政権の経済政策「アベノミクス」をもじって「ポケモノミクス」の言葉まで出るほど集客や経済効果が期待される一方、先行配信された海外ではトラブルも発生。兵庫県内でも“社会現象”への期待と不安が入り交じる。

 「この辺り、ワラワラいます」。朝来市の国史跡・竹田城跡。報道各社からの問い合わせを受け、急きょ「ポケモン調査」に赴いた市職員が、市役所に速報を入れた。

 麓からの登山道と城跡内でそれぞれ41匹のポケモンを発見。眺望名所「立雲峡」など5カ所も、モンスターを対戦させる「ジム」になっていた。画面を見ながら「また出ました!」と報告する職員は童心に返ったよう。一方、ポケモンは急な階段や崖の近くでも出現し、「画面に夢中になって下に落ちる恐れもある」として料金所に注意喚起の張り紙を掲示することにした。

 世界文化遺産・国宝姫路城内でも、ポケモン発見の歓声が上がった。インターネットの掲示板に、見つけにくいレアなポケモンの出現情報が書き込まれたこともあり、スマホを手にした人が続々と現れた。姫路城管理事務所は入城券売り場に「歩きスマホ」の自粛を求める張り紙を掲示。担当者は「城内は段差や天井が低い場所があって危険」と注意を促した。

 「ジム」に指定されたJR姫路駅周辺では、高校生らがスマホに熱中。午後6時ごろにはアクセスが集中したためか、姫路市内の一部でつながりにくくなったといい、金融機関で働く女性(22)は「仕事が終わってすぐにダウンロードしたのに残念です」と肩を落とした。

 神戸市中央区の北野異人館街。ポケモンを探し歩く人の姿は少なく、観光案内所の職員は「暑い日は外国人観光客ばかり。日本人は坂を上がって来ないから」と苦笑い。「ゲームをうまく利用すれば集客につながるかも」と期待を寄せた。

引きこもりが解消するなら結構なこと
麻生氏「引きこもりが外に出た」 ポケモンGOで発言 2016/7/22 18:45
http://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201607/0009310360.shtml

 麻生太郎財務相は22日、大ヒットして社会現象となっているスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」に関し「海外での例を見ると、精神科医が対処できなかったオタク、自宅引きこもりが全部外に出てポケモンをするようになった」と発言した。
 23日から中国で開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席するのを前に、成田空港で記者団に語った。人々が積極的に外出するようになる効用を説く趣旨とみられるが、ゲームに熱中している人へのやゆとも受け止められる可能性がある。

ここまでなったら要注意(不明な用語があるが)
「ポケモンGO」中毒を示す12の兆候 これに当てはまったら助けが必要 2016 年 7 月 15 日 16:57 JST
http://jp.wsj.com/articles/SB11591440792921774056504582190344033979460

 スマートフォンを見つめている人とぶつかることが多くなったとしたら、新しいモバイルゲーム「ポケモンGO(ゴー)」のせいだ。この拡張現実(AR)を活用したアプリが、プレーヤーに通りや公園などの公共の場をうろつかせている。彼らはスマホのカメラを使い、小さなスクリーンを通して実世界をのぞいているのだ。
 アプリの中で現実の画像に仮想のポケモンが重ねて表示され、プレーヤーは「ポケストップ」で入手した「モンスターボール」を使ってそれを捕獲する。控え目に言っても、まさにセンセーションだ。ゲームのダウンロード数は700万を超え、任天堂の株価は急騰している。しかし、気をつける必要がある。以下の12項目に心当たりがあるなら、それはポケモンGOをプレーしすぎている動かぬ証拠だ。

1. 47本目の街灯柱にぶつかっても、もはや足に痛みを感じない。
2. 「イシツブテ」「フシギダネ」「ニドラン」といった単語が口をついて出てくる。
3. マイルではなくキロメートルで距離を計算し始める。(訳注:米国では距離の単位にはマイルが使用されているが、ポケモンGOではキロが使用されている)
4. こんなに多くの時間を外で過ごしたのはサマーキャンプ以来だ。
5. 最近グーグル検索したのは「レアなポケモンはどこでみつかるか」だ。
6. 「アスレジャー(アスレチックとレジャーを組み合わせた造語)」というトレンドが急に魅力的に感じ始めている。
7. 10代の子から「ストライク」を捕まえる唯一の方法はカーブをつけてモンスターボールを投げることだと聞き、カーブの投げ方を教わるためだけに別の10代の子と友達になった。
8. スマホの電池がすぐに切れるため新たに購入した予備のバッテリーはスマホの3倍の大きさだ。
9. 全ての会議をポケストップ近くの社外の場所に変更するようアシスタントに依頼した。
10. 運転中、ルアーモジュール(ポケモンを集めることができるアイテム)が使用されたたくさんのポケストップがある通りを見つけたため、カーナビが提案したルートを無視した。
11. 妻や夫になぜ全く電話に出ないのかとあきれられている。最後に受け取ったメッセージは「くだらないポケモンゲームをプレーしているなら、もう帰ってこなくていいから」だ。
12. チーム「ミスティック」が所属するポケモンジムの向かいに住んでいている友人に頼んで家に泊まらせてもらっている。なぜなら、ジムの「地位」を維持するためCP1468に進化させたニドランを配置していて、72時間ぶっ通しでポケモンをトレーニングした揚げ句、チーム「インスティンクト」にジムが乗っ取られたら、ものすごくいやだからだ。