かたてブログ

片手袋研究家、石井公二による研究活動報告。

『神戸ビエンナーレへの道~神戸、それは運命~』

2013-10-10 21:47:17 | 神戸ビエンナーレ2013

片手袋を撮り続けて八年。撮れば撮る程片手袋に取り憑かれていき、時には不思議というか運命というか不気味というか、論理を超えた体験をする事もある。

このブログでも片手袋を釣ってしまった話や、奥さんの幼い頃の写真に片手袋が写り込んでいた話なんかを書いた。

神戸ビエンナーレで片手袋写真を発表するという、片手袋ライフ始まって以来の大舞台。「きっと何かあるだろう」と思っていたが…。

作品制作を始めた初日。まずは実行委員の方々にご挨拶しようと本部を訪ねると…

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入ってすぐの棚に早速落とし物の片手袋が置かれていたのであった。

「これはやはり神戸に呼ばれているな」と運命を感じずにはいられなかったので、記念にこの写真はコンテナの入り口に飾っておいた。

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そして今日。ひょんなことから神戸ビエンナーレ公式ブログの過去ログをたどっていたのだが、2011年1月18日の記事を見て驚いた。

2011年、つまり前回の神戸ビエンナーレのアートインコンテナ説明会が行われた、という記事なのだが、記事の一番最後に注目して欲しい。

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(※記事のスクリーンショット)

“追伸  
説明会会場で手袋の落し物がありました。お心当たりのある方は、ご連絡下さい。”


…僕が神戸ビエンナーレに参加する事は、2011年の段階で既に運命づけられていたのかもしれない。

この不思議な運命に、乾杯。