自転車で勾配の急な上り坂を全力疾走。
登りきった所に片手袋発見。
個人的に地面に落ちている放置型片手袋は、低いアングルで撮影するのが好みだ。しかし座り込んで撮影するのは流石の僕でも気が引けるので、人気の無い時しか出来ない。この時は幸い周囲には誰もいなかった。
早速座り込もうとしたその瞬間、自分の体の異変に気付いた。が、気付いた時には遅かった。踏ん張りが利かずに、座り込むと同時に後ろに倒れてしまった。先程の自転車全力疾走で腿の筋肉がプルプルしてしまい、力が入らなかったのだ。
勿論すぐに体勢を立て直し撮影を済ませたが、あらゆる意味で人がいなくて良かった。
そんな過酷な状況の末、撮影したのが今日の一枚だ。それを噛み締めて、もう一度じっくり写真を見て下さい。ほら、何だかより美しく感じないかい?
…感じない?うん、僕もそうだわ。