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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

東大36位・京大54位 2/2  

2021-07-16 20:33:01 | 文化

 

>そうした理由で海外に行った研究者の中にも、実は日本に戻りたいという人は多いのです。>しかし、そもそも日本の大学には教員のポジションがない。>どこの国の人でも、同じ待遇、あるいは少し下がるぐらいだとしても、海外より母国の大学で研究したいものですが、ポジションがないとなると選択のしようがない。

 

そうですね。人間序列に空席などはありませんね。   

 

> また日本の大学では、若手の場合、何年も助教として教授のお手伝いをするといった序列が今も残っています。  

 

日本人には意思がない。だから、受動ばかりで能動がない。そして、日本人はお手伝いにしかならない。  

日本人には意思 (will) がない。意思は英語の未来時制の文章内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがないので、日本人には意思がない。

意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there's a will, there's a way. 日本人には意思がない。仕方がないので無為無策でいる。優柔不断・意志薄弱に見える。能動がなくて受動ばかりの生活を送っている。戦時中は玉砕するまで戦い抜いた日本兵であった。生きる力 (vitality) が不足している。困った時には '他力本願・神頼み' になる。

 ' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく)  

 

>一方、これは中国に限りませんが、海外では30代前半の研究者が教授のお手伝いではなく独立して自分の研究室をもつことが可能です。  

 

自分自身の研究計画ができれば、独立した研究は可能ですね。    

 

>これは日本ではほぼ不可能ですから、若い研究者にとって海外には大きなチャンスがあるわけです」   

 

そうですね。日本人も海外に雄飛できる日が来ると良いですね。 

 

> 一方、日本の研究者が中国で研究することについては、国内から問題視する声も上がる。>海外から優秀な研究者を集める中国の人材招致プロジェクトである「千人計画」だ。>菅義偉内閣は今年2月の国会で、千人計画に関する質問主意書に対する答弁書を出した。>そのなかで同計画について「研究活動の国際化、オープン化に伴い、利益相反、責務相反、科学技術情報等の流出等の懸念が顕在化しつつある状況」などと触れており、日本政府は対応を検討している。

 

世界中から中国政府の孔子学院に疑惑の目が向けられていますね。   

 

> 先の在中研究者も、千人計画に応募して中国へ渡った一人だ。>同氏は匿名で取材を受ける理由として、「自分は技術流出と無縁な基礎研究者であるにもかかわらず、千人計画を通して中国への違法な技術流出や軍事研究に関わっているといった脅迫や嫌がらせを受けたから」と話した。 

 

中国は透明度の低い国ですからね。     

 

>「『中国は役に立つ技術をもつ研究者を引き抜いている』と思っている人もいるようですが、むしろ日本のほうがすぐ役に立つ研究ばかり重視しています。  

 

そうですね。日本人には哲学 (虚学) がない。科学は科学哲学ですからその成果は考えの内容になります。日本人の目はもっぱら実学 (技術) に向けられていますので、科学に対する日中の成果に差が出ますね。   

 

>基礎科学の研究はかなり余裕がある国でないとできないので、少子高齢化で財政も厳しい日本で予算が減らされてしまうのは仕方のないことかと思います。 >すぐに役に立つかどうかわからない基礎科学の研究者が日本ではどんどん追いやられ、中国など海外に行って研究をしているのです」

 

無哲学・能天気なわが国民に対する当然の帰結でしょうね。   

 

> 日本の大学が研究力を伸ばし、国際的に評価されるにはどうしたらいいのか。   

 

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。  

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)       

 

>前出の角南さんはこう指摘する。 >「中国の場合、教員の若返りが大きかったと思います。 >重点大学を指定して新しい取り組みを始めたときに、海外から多くの教員が帰国し、新陳代謝が起きました。 >日本は人材の流動性が低く、出身大学に残って教員として学生を教えるということが多い。  

 

そうですね。我が国に存在する人間序列が人材の流動性を低めている原因ですね。  

日本語には階称 (言葉遣い: hierarchy) というものがある。だから日本語を発想する場合には、‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断が欠かせない。上下判断 (序列判断) には、通常、勝負の成績が用いられる。近年では偏差値なども都合の良い資料として利用されている。わが国が学歴社会であるというのも、実は序列社会の言い換えに過ぎない。   

日本人の礼儀作法も、序列作法に基づいている。だから、序列社会の外に出たら序列なきところに礼儀なしになる。礼儀正しい日本人になる為には、世俗的な序列順位を心得ている必要がある。'人を見損なってはいけない' という想いが強迫観念の域に達していて、人々は堅ぐるしい日常生活を送っている。こうした観念は天皇制・家元制度・やくざの一家の構造にまでつながっている。

日本人は序列の存在を知れば、それが一も二も無く貴いものであると信ずる共通の序列メンタリティを有している。これは序列信仰の域に達している。日本人の尊敬は、序列社会の序列順位の単なる表現に過ぎないため、個人的精神的な意味がない。下々の衆は上々の衆の祟り (仕返し) を恐れて神妙にしている。上々が無哲学・能天気である事については、下々にとって何ら気になることではない。だから、日本人の尊敬には浅薄さが付きまとう。        

 

>海外だけでなく、国内でも大学を移動して『武者修行』に行かせ、競争力を高めていく改革が大事かと思います」  

 

そうですね。一事が万事ですね。日本語の研究がいっそう必要になりますね。       

 

>(文/白石圭)  

 

 

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東大36位・京大54位 1/2  

2021-07-16 20:12:58 | 文化

 

>中国の大学が「世界ランキング」トップ20入り 東大36位、京大54位、日中で差がつく理由は? > 2021/07/16 08:00

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>日本の大学の実力は世界で何番目か――。 >これを知る指標の一つが「世界大学ランキング」だ。 >代表的な世界ランキングをみると、中国の大学が近年大きく順位を上げており、2021年版のランキングではアジアの大学で初めて世界トップ20入りを果たした。

 

中国は大したものですね。中国人は進歩の人ですね。  

 

>一方、日本の大学も少しずつ上昇しているものの、上位には食い込めていない。 >日本と中国の大学の差はどこにあるのか。 

 

興味のある問題ですね。わが国は年寄りの国ですね。       

 

>*  *  *

> 全世界の大学を評価する機関は複数あるが、影響力があるとされるランキングのひとつが、イギリスの「Times Higher EducationTHE)」社が公表するWorld University Rankingsだ。 > 各大学は、教育=30%、研究=30%、論文=30%、産学連携=2.5%、国際化=7.5%の5つの指標で評価され、それらを総合したスコアで順位がつけられている。 >それぞれの指標は次の観点から評価されている。 >教育=THE社による評判調査(Academic Reputation Survey)、教員数と学生数の比率など。 >研究=同評判調査、教員1人あたりの学術雑誌掲載論文数など。 >論文=論文の被引用数。産学連携=教員1人あたりの研究費収入。 >国際化=外国人留学生の割合、外国人教員の割合など。 > 別表では1位~20位と、日本の大学の順位を掲載している。 >上位を占めるのはアメリカやイギリスの大学。 

 

やはり高等教育は英米流が優れていますね。頭脳の育て方が違うのでしょうね。       

 

>「論文」の指標が軒並み90台後半と高い。  

 

全ての考えは文章になる。文章にならないものは考えではない。大学は論文制作を目的とする所である。       

 

>アジアの大学をみると、中国の清華大が20位、北京大は23位、その次にシンガポール国立大(25位)が入る。>日本トップの東京大は36位、京都大が54位だ。 > ランキングは毎年発表されているが、20位以内にアジアの大学が入るのは、現在のランキング指標が導入された2011年以降初めて。 

 

同じアジア人としておめでたいことですね。    

 

>15年には北京大が42位、清華大は47位だったので、大きく順位を上げている。 > 日本の大学の順位も上がっている。 >15年、東京大は43位、京都大は88位だった。 >だがそれ以上にアジアの他大学の上昇は大きい。

 

アジア人同士の競争でも日本人は知力で負けているようですね。   

 

>今年3月に行われた内閣府による総合科学技術・イノベーション会議(第53回)の資料では、「また、海外に目を向けてみると、アジアの主要大学が研究、予算面で存在感を増しており、我が国は欧米のトップ大学はもとより、アジアの中でも存在感が低下している」と懸念が示されている。 

 

我が国では政治指導者の努力が足りないのでしょうね。    

 

> 中国の躍進の背景には何があるのか。>比較政治経済政策論が専門で中国の科学技術政策に詳しい角南(すなみ)篤さん(笹川平和財団理事長・政策研究大学院大学客員教授)はこう話す。 >「中国の大学が上位に入るのは時間の問題でした。 >実力で言えばとっくに世界トップクラスだと思います。  

 

同じアジア人として、これは嬉しい知らせですね。    

 

>中国政府は1990年代の『211工程』政策で百数校の重点大学を指定し、改革を促しました。 >『必要な支援はするが、改革のやり方については口は出さない』というような政策で、このころから海外大へ行った優秀な中国人研究者などを呼び戻し、研究力を伸ばしていきました」 

 

良い文教政策ですね。   

 

> 前出の清華大の指標を見ると、「国際化」は51.1と上位大学と比べると低いが、「産学連携」は100.0で世界の全大学の中トップだ。>「産学連携は世界でも特に進んでいます。>中国の大学は、かなり以前から校弁企業といわれる大学発ベンチャーが多く輩出しています。>その後、あまりにも多種多様な産学連携が進んできたため、利益相反という視点からルール作りを急いで進めてきたくらいです。>中国の改革の特徴である、実験的になんでもやってみて、必要な制度は後から整備するという成功事例のひとつです。  

 

そうですね。失敗を恐れない姿勢ですね。失敗は成功の母か。(Failure teaches success.)       

 

> 国際化の評価が低いのは、留学生や外国人教員の数が少ないことが要因です。 

 

中華思想の影響のもとに外国人の自由は中国内で制限を受けているようですね。   

 

>留学生向けの英語による授業や、留学先の海外大での単位を認定するダブルディグリー制など、国際交流プログラムが英語圏に比べてもまだ少ないという課題があります。

>私も以前、客員研究員として半年間清華大に赴任していましたが、外国人登録の手続きなど日本と同じく複雑でハードルが高いといったこともあると思います」(角南さん)  

 

中華思想の影響でしょうね。   

 

> 一方、日本の大学の評価が大きく上がっていないのはなぜなのか。>中国の大学で生命科学の研究を行っている日本人研究者はこう話す。>2004年の国立大学法人化によって国の運営費交付金が減り、分野を絞って一部の研究に予算を投下する『選択と集中』政策が始まったことで、東大と京大だけはなんとかメンツを保っているという状況だと思います。>主要先進国の中で、論文の数が伸び悩んでいるどころか減っているのは日本だけです。 

 

我が国は珍しい国なのですね。高速道路を逆走するようなものか。    

 

>いま、アメリカの国際研究論文で共同研究者として名前が挙がるのは、断トツで中国の研究者です。>日本の存在感は減っています」(在中研究者、以下同)  

 

日本人は国内で序列を作っています。ですから序列を離れて国外に出ることには大きな抵抗感がありますね。     

中国には序列制度がない。誰もが外国に出たがっている。中国人の目からは外国は地上の楽園のように見えるのでしょうね。       

 

> 日本の場合、海外に出た研究者が戻ってくるということは少ないと、前出の研究者は指摘する。 >そもそも日本の大学に教員のポジションがなく、帰ってきたくても来られない状況があるという。

 

そうですね。日本人は人間序列を作っているので外に出た人の席はすぐに下位の者に埋められてしまいますね。  

 

>「特に国立大学で顕著ですが、研究の予算は年々減らされており、若い人は大学に残ることができず、企業に就職するか、海外大に行くかどちらかを選択するしかない。 

 

日本人も海外に雄飛できる日が来ると良いですね。  

 

 

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田嶋要氏  

2021-07-16 02:49:50 | 文化

 

>記事 >田嶋要20210715 11:57幻想から目を覚まそう

 

日本語には非現実の内容を搭載する構文がない。だから、非現実 (考え) の内容は哲学にならずして空想・妄想になる。つまり、辻褄の合うまともな考えにはならない。お陰様でわが国は漫画・アニメの大国になっている。   

まず日本人の日本語知らずを直さなくてはならない。   

 

> 過去30年間だけを見ても、その8割以上の期間、行政府を掌握してきた自民党政権ですから、どんなに恥ずかしい「政治とカネ」や隠蔽改ざん政治や世襲政治が果てしなく続こうとも、さすがに国民の命に関わる危機管理だけは上手にやってくれるだろうと信じていた国民も多かったと思います。 

 

そうですね。だが過大な期待は禁物ですね。

非現実 (考え) の内容は、英語の時制のある文章により表される。非現実の内容はそれぞれに独立した三世界 (過去・現在・未来) の内容として表される。その内容は世界観と言われている。これらの三世界は時制により構文が異なるので、同次元で語ることができない。それで独立した三世界になっている。この規則を the sequence of tenses (時制の一致) と呼ぶ。日本人の初学者が英論文を書くときに難渋する規則である。 

世界観は、人生の始まりにおいては白紙の状態である。人生経験を積むにしたがって、各人がその内容を自分自身で埋めて行く。自己の 'あるべき姿' (things as they should be) もこの中にある。来るべき世界の内容を語ることは、時代を先取りすることである。

自己のその内容 (非現実) を基準にとって現実 (things as they are) の内容を批判 (縦並びの比較) すれば、批判精神 (critical thinking) の持ち主になれる。批判精神のない人の文章は、ただ現実の内容の垂れ流しになる。全ての事柄は他人事になる。これは子供のようなものである。日本語の文法には時制がない。だから、日本人には世界観がない。そして、日本人には批判精神がない。残念ながらマッカーサ元帥の '日本人12歳説' を否定できる人はいない。  

意見は比較の問題である。現実の内容と非現実の内容があれば批判精神が発揮できる。英米人の意見はこれである。これは縦並びの比較ということができる。建設的である。進歩が期待できる。希望が持てる。現実の内容だけであれば、その比較は '現実' '現実' の上下判断 (横並びの比較) になり、'どっちもどっちだ' がある。無力感に苛まれる。この種の比較は復讐に復讐を重ねる民族同士の争いの原動力にもなっていて進歩が期待できない。

非現実の内容は人様々である。非現実の内容がなければあるのは現実だけで、その正解は一つである。日本人がともすれば異口同音の内容を語るのはこのためである。      

わが国のマスコミも現実の内容をただ垂れ流す。個人の価値判断が抜け落ちている。現実の正解はただ一つであるから、どんぐりの背比べで個性がない。それで、日本人は個人主義が何であるかを理解することが難しい。本人にも相手にも何を考えているのかわからない。だから、誰からも信頼されない。世界観に基づく協力者が得られないので社会に貢献する度合いが限られる。      

 

>しかし、コロナとの1年半の戦いは、その期待がまさに幻想であったことを明らかにしてくれました。    

 

ぬか喜びでしたね。賢い人は「純粋によく観察する」が、凡人は「自分の期待したもの」しか見ようとしない。

よく観察するとは現実のただ一つの内容 (事実) と非現実の多数の内容 (考え) を勘案して判断することですね。七ひきの子ヤギたちには後者がなかった。    

 

>政権与党としての長さと危機管理能力とは別物だったのです。  

 

マンネリは能力の指標にはなりませんね。   

 

> 海外では地域によってはマスク無しの日常が戻り始めています。>それなのに、肝心のオリンピックホスト国の日本がなぜそうならないのか? >その理由はワクチン接種の遅れであります。   

 

そうですね。   

 

>そして遅れの大きな理由の一つは、国産ワクチンをつくれなかったことであります。  

 

国民の命を守る為にもABC兵器の研究は必要ですね。    

ABC兵器 (atonic, biological and chemical weapons) とはA (atomic) は原子爆弾・水素爆弾などの原子兵器、B (biological) は細菌・ウイルスなどの生物兵器、C  (chemical) は毒ガス・焼夷弾などの化学兵器のことである。第一次世界大戦はC兵器の戦争、第二次世界大戦はA兵器の戦争であった。第三次世界大戦はB兵器の戦争になるのであろうか。

治に居て乱を忘れず。これらの兵器に関する研究を他国に丸投げしていては国の安全は守れませんね。ワクチンの開発はアングロ・サクソン (英米) が優れている。   

 

>10年前の新型インフルエンザの時の教訓を当時の民主党政権が報告書として取りまとめ、迅速な国産ワクチン開発体制の強化を提言していたにもかかわらず、その直後の政権交代以来、民主党政権の成果の多くを否定した安倍内閣のもとで、その提言も事実上の棚上げにされてしまいました。  

 

過ちては改むるに憚ること勿れ。  

 

> 実はコロナで露呈した日本の弱点は、あくまで氷山の一角です。  

 

そうですね。政治には時代の先取り感覚が必要ですね。そうでなければ政治音痴となります。既成事実の追認と後追いだけでは政治力は発揮できませんね。      

 

>真面目で従順な日本の国民には不釣り合いの国政権力の下で、この30年余りの間に日本は国力をじわじわと落とし、特に第二次安倍政権からのこの8年半余りでは、それが加速をしています。 

 

日本人は思考停止で意思がない。だから、真面目で従順である。家畜のようなものか。世界観がないので批判精神も無く政治音痴である。国難に対しては座して死を待つ態度でいる。お変わりのないことが何よりなことである。   

日本人は政治にそれほど関心がないのに政府に依存し、国からの発言を待っている。 (ウスビ・サコ)  

カレル・ヴァン・ウォルフレン氏 (Karel van Wolferen) は、<日本/権力構造の謎> (The Enigma of Japanese Power) <日本語文庫新版への序文>の中で下記の段落のように述べています。

、、、、、日本の政治を語るうえで欠かせない表現の一つである「仕方がない」という言葉を放逐することに、本書がいささかなりとも役立てばと願っている。本書は、本当の意味での政治参加をさせまいとして日本に広く作用する力について詳述している。この力こそは、個々人の、市民になろうとする決意と、有効に機能する民主主義を守ろうという意志を弱めるものである。日本に作用するこの力は、独裁政権があってそこからくり出されてくるのではない。それは日本の社会環境のあらゆる場所から発現する。、、、、、この力こそが、多くの日本人が身をおく境遇に対して唯一、適当な対応は「仕方がない」とうけいれることだと思わせるのである。(引用終わり)    

 

>これから2050年に向かって日本が衰退途上国の道を転がり落ちるのか、それとも幻想から目を覚まして、流れを大きく変えていけるのか、すべては有権者一人ひとりの覚悟次第なのです。

 

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。  

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 

 

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