gooブログはじめました!

日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

遠藤誉氏 2/2  

2021-07-19 08:41:33 | 文化

 

>蔡霞氏の祖父は「日本軍と共謀する役目を負った藩漢年」の部下

>蔡霞氏の母方の祖父は、潘漢年の地下交通員を務めていた。 >藩漢年は拙著『毛沢東 日本軍と共謀した男』で詳述したように、毛沢東の命令を受けてスパイとして上海にある日本外務省所轄の岩井公館の岩井英一に接触し、日本軍に国民党の軍事情報を売った人物である。 >毛沢東は張学良に西安事変(193612)を起こさせて中共側に寝返らせ、国民党の蒋介石に「第二次国共合作」を誓わせた。 >これにより中共軍側は国民党軍側の軍事情報を共有することができるようになり、その軍事情報を日本側に高値で売って、日本軍が国民党軍を打倒しやすいように持って行った。 >国民党も中国人。>毛沢東は自分が天下を取るためならと、自国の民の命を日本側に売ることによって、国共内戦を中共側に有利に持って行ったのである。>これが中国共産党の神髄だ。理念だ。     

 

それは規模の大きな処世術 (損得勘定) ですね。   

 

>それでも「習近平さえ失脚すれば、中国共産党は良い党になる」と主張できるのだろうか?   

 

中国人は皆が同じ穴のムジナのようですね。    

 

>蔡霞氏には『習近平 父を破滅させた鄧小平への復讐』を勧めたい   

>蔡霞氏は、習近平の父・習仲勲が、実は鄧小平の陰謀によって失脚した(1962)という事実を知っているだろうか? >鄧小平には、毛沢東が高く評価していた習仲勲らがいた西北革命根拠地の存在価値を何としても薄めようという狙いがあった。 >「革命の聖地」と言われた延安は、習仲勲らが1920年代末から築いてきた西北革命根拠地にあった。 >毛沢東が長征(1934年~36)の末にようやく辿り着いたのが西北革命根拠地で、その時には中国全土の革命根拠地は全て蒋介石・国民党軍によって殲滅されていて、もし西北革命根拠地がなかったら、毛沢東の革命は失敗し、新中国は誕生していなかっただろう。

 

タラレバの話しですね。  

 

>1978年に政治復帰した習仲勲を1990年に再び失脚させたのは、やはり鄧小平だ。>天安門事件後になってもなお、習仲勲が「異なる意見を認める法律を制定すべきだ」と主張したからである。

 

習仲勲は 小異を残して、大同につけですかね。    

 

>だから習近平は国家のトップに立つやいなや、毛沢東を礼賛し革命根拠地を重視し、言論弾圧を強化するのである。  

 

権謀術数ですね。中国人には他に何もありませんね。       

 

>言論の自由を認めよと主張したが故に、父の習仲勲が再度の失脚を余儀なくされたことを熟知しているからだろう。

 

中国は、言論の不自由を常と思えば不足なしですね。   

 

>中国共産党が統治している限り、誰がトップに立とうと言論弾圧は消えない。

 

個人主義がなければ、そういう事になりますね。    

 

>父の理念に背いてでも言論弾圧をしていること自体が、それを証明している。>蔡霞氏が中共に見切りをつけたことは心から歓迎する。拍手喝采したい。

 

そうですね。

中国は中原の鹿を追う伝統的な覇者の国である。覇者の物語は、中国人の愛読書となっている。覇者は周辺諸国に覇権を打ち立てようとして傍若無人のふるまいをし、多大な迷惑をかけている。これは皇帝の時代も国家主席の時代も漢民族のメンタリティが同じであるから変わらない。漢民族は、自分たちの考えを示すために漢字を作った。しかし、彼らは外国人の考えを示すための漢字は作らなかった。だから、外国人に対して自己の内容を発信はできるが、外国人からの内容を受信することは難しい。だから独断専行に陥りやすい。漢文の書物をいくら読んでも外国人の考えは出てこない。だから、中華思想を堅持し自己中心的にならざるを得ない。周辺諸国を中国化することに専心してやまない。この無謀な活動が周辺民族の悲劇となっている。中国人が外国人の影響を受けて発想の転換 (paradigm shift) をすることは期待薄である。   

 

>しかし温室育ちの彼女には見えていないものが多過ぎるように思われてならない。

 

そうですね。それは中国の悪い教育のせいですね。中国人には歴史学も民俗学も役立っていないようですね。      

 

>蔡霞氏には是非とも拙著『習近平 父を破滅させた鄧小平への復讐』を読んで欲しいと願う。  

 

私も中国人と接したことがありますが、彼らは相手 (中国人) を倒すことばかりを考えていようですね。実に力を入れているようです。

外国 (日本) で中国人同士がであっても、彼らは実にそっけないですね。地獄で仏に会ったように喜び合うところを見たことがない。祖国に対する帰属意識が薄いのでしょうね。    

我が国の政治家にも、政治哲学がない人が多い。我々の未来社会の有様を大衆に言って聞かせる術がない。それは非現実 (考え) の内容を盛り込むための構文が日本語に存在しないからである。序列人間は人間の序列を作っている。上位の者 (先輩) と下位の者 (後輩) の間に自分を差し挟むことにより自分たちの存在を確認し合っている。だから、自己の所属する序列に並々ならぬ帰属意識を持っていて義理 (序列関係から生じる義務) を果たすことにより仕事にやりがいを感じている。周囲の序列仲間が自分たちの序列に対する貢献度を評価する。これにより自己の順位は上昇する可能性がある。それが日本人の人生における楽しみである。 

 

>その上で再度習近平と中国共産党を分析してほしい。>素直で潔癖な人物と見受けられるので、衝撃は大きいだろうが、「客観的事実」を受け入れる度量を持っておられると信じる。  

 

現実直視は必要ですね。   

理解と忖度は似て非なるものであるから注意が必要である。忖度 (推察) は聞き手の勝手な解釈であるから、話し手には何の責任もない。たとえ両者の間に齟齬が存在しても議論にもならない。現実直視になっていないことを忖度の主に指摘しても、'だって、私は本当にそう思ったのだから仕方がないではないか' と懸命に反発するので話にならない。かくして、日本人の対話は不可能になる。 

 

>※当記事はYahoo!ニュース 個人からの転載です。

>≪この筆者の記事一覧はこちら≫

>[執筆者] 遠藤 誉 >中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士 >1941年中国生まれ。>中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。 >中国問題グローバル研究所所長。 >筑波大学名誉教授、理学博士。 >中国社会科学院社会学研究所客員研究員・教授などを歴任。 >著書に『裏切りと陰謀の中国共産党建党100年秘史  習近平 父を破滅させた鄧小平への復讐』(ビジネス社、322日出版)、『ポストコロナの米中覇権とデジタル人民元』、『激突!遠藤vs田原 日中と習近平国賓』、『米中貿易戦争の裏側 東アジアの地殻変動を読み解く』,『「中国製造2025」の衝撃 習近平はいま何を目論んでいるのか』、『毛沢東 日本軍と共謀した男』、『卡子(チャーズ) 中国建国の残火』、『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』、『中国がシリコンバレーとつながるとき』など多数。

 

 

 

.

 

 

 

 


遠藤誉氏 1/2  

2021-07-19 05:40:08 | 文化

>習近平さえいなくなれば中国共産党は良くなるのか? >2021517日(月)1420分 >遠藤誉(中国問題グローバル研究所所長)

()

>昨年、中央党校の元教授・蔡霞氏が在米中に「習近平がいなくなれば中国共産党は良い党になれる」と発言したが、そうだろうか?  

 

それは彼女の希望的観測でしょうね。    

 

>彼女は天安門事件まで人民を殺害するのは日本軍と国民党軍だけだと思っていたという。  

 

彼女の頭の中にはきっとお花畑があるのでしょう。  

 

>元中央党校教授の「習近平さえいなくなれば」の論法    

>中国共産党員の幹部候補生を養成する中国共産党中央委員会党校(中共中央党校)(略称:中央党校)の退官教授だった蔡霞氏が昨年6月に在米中のある集まりで喋った20分間の声が録音されネットで公開されたことがある。 >そこでは「習近平は暴力団のボスで、党内の全ての人(党員)は習近平の奴隷(奴才=奴隷根性の人)であり、人権も法治もすでになく、習近平は一線を退いて隠居すべきだ」という趣旨のことを言っている。 >そこで中央党校では10回ほど彼女に電話を掛けてきて「帰国しろ」と要求したが、身の安全が保障されないので帰国しないと回答し、昨年817日に党員として除籍になった。 >その後、数多くのアメリカ・メディアから取材を受けているが、その中で彼女が「習近平さえいなくなれば、共産党は良い党になる」と言っていることが気になる。  

 

おそらくそれは彼女の幻想のようなものでしょうね。   

 

>そうだろうか? >中国共産党そのものが「罪悪」であって、誰がトップに立とうと変わらないのではないだろうか? 

 

中国人も日本人と同様で、罪を知らない民族でしょうね。   

日本人には罪がない。意思の無い人には罪がない。意思の無い人には被害者意識はあっても、加害者意識がない。だから日本人は罪悪感に苛まれることがない。これはこれはアニマルも同じです。だから、日本人には罪がない。

日本人に謝罪を勧めたらどうなるか。それは自虐行為の勧めと受け取られて恨みを買う事必定である。 日本人は贖罪を語らない神道・仏教の周辺に集まっている。とにかく、罪の匂いのするものは日本人は嫌いです。それは陰気のもとになる。 

罪の意識のない人には、病める魂の救済も必要でない。だから、贖罪の為の宗教 (キリスト教) も、わが国では力を持つに至らなかった。

戦後の占領軍のWGIP ( War Guilt Information Program: 戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付けるための宣伝計画) も見事に失敗しました。日本人に対する罪悪感の宣伝はカエルの面に小便の状態になったのです。 

 

>人民を虐殺したのは天安門事件が初めてではない     

>何よりも驚いたのは、蔡霞氏が198964日に起きた天安門事件で鄧小平が民主を叫ぶ若者を中国人民解放軍に武力弾圧せよと命じて断行したことに関して「私はそれまで解放軍は人民を守るためにいるのであって、人民を殺すのは日本軍と国民党反動派のみだと思っていました」と吐露していることだ。

 

蔡霞氏は、中国共産党に完全に教育されていましたね。何処の国でも為政者は程度の差こそあれ自分たちに都合の良い教育内容を民に施していますからね。      

 

>まだ新中国(現在の中国=中華人民共和国)が誕生する前の1948年、毛沢東は1947年から食糧封鎖し始めた長春に対して、林彪との往復書簡の中で「長春を死城たらしめよ」と言っている。

>私の兄弟はその中で餓死し、私は長春から脱出するために餓死体が敷き詰められた上で野宿し、恐怖のあまり記憶喪失になった経験を持つ。

>長春だけでも、中国共産党軍によって餓死させられた無辜の民の数(中国人)は数十万に上る。

>毛沢東にとって、そんなことは全く意に介す必要のないことで、「人民などは雑草のようなもので、いくら刈り取っても後からあとから生えてくるので、ざっと300万人くらいは殺してもどうということはない」と考えていた。   

 

彼は戦国の覇者でしたね。    

 

>新中国誕生直後には、解放軍を引きつれた王震が、新疆地区で30万人ほどのウイグル人を手当たり次第に殺戮した。 >「銃弾」により女子供も含めて虐殺している。 >彼は鄧小平の下で、国務院副総理にまでなっているではないか。 

 

類は友を呼ぶですね。 Birds of a feather flock together.    

 

>毛沢東が建国後も、どれだけ多くの無辜の民を死に追いやったか、知らないはずはないだろう。>三反五反運動、反右派闘争、大躍進時の大飢饉、文化大革命など全てを含めれば、7000万人ほどは殺しているというのが通念ではないのか?  

 

政権は死者の上に築かれるのでしょうね。   

 

>銃弾を使った殺戮だけが虐殺ではない。>中央党校では、このようなことを教えないのかと、逆にあまりの「党賛美の純粋培養」の中で党員幹部を育てていることに驚きを禁じ得ない。 

 

純粋培養・洗脳教育が政権への道でしょうね。彼らも無哲学・能天気ですから、この世の行き着く先等考えたことがない。       

 

>胡錦涛はチベット鎮圧が鄧小平に評価されトップに立った

>蔡霞氏は「胡錦涛時代は民主を求めて、非常に良かった」という趣旨のことを言っている。>しかし、そもそも胡錦涛はチベット自治区の書記として、19893月のチベット動乱に対して戒厳令を布告したことで有名で、戒厳令は中国建国来初めてのことだ。>その2ヵ月前の1月、ラサにおいて抗議運動に加わった僧侶に公開死刑を行っており、直後にパンチェン・ラマ10世が急死したことに関しても胡錦涛が関係しているとチベット人(チベット自治区のチベット族の人たち)は信じている。

 

周辺の民族は漢民族の被害ばかりを受けますね。 

中華 (ちゅうか)  [外国との交渉が少なかった時代に] 自国を、世界の中心にある、一番優れた国とみなしたこと。[狭義では、漢民族のそれを指し、またその呼称としても用いられる]    東夷 (とうい)  [東方の野蛮人の意] 昔、中国から見た東方諸国の称。[広義では朝鮮・沖縄を含み、狭義では日本を指した]     南蛮 (なんばん)  [南方の野蛮人の意] 昔、中国で、インドシナなど南海地方の諸民族の称。 西戎 (せいじゅう)  [西方の野蛮人の意] 昔、中国で、チベット族やトルコ族など西方の異民族の称。北てき (ほくてき)  [北方の野蛮人の意] 昔、中国で、匈奴 (きょうど)・韃靼 (だったん) などの遊牧民族の称。   

 

>同年6月に天安門事件が勃発した際も、鄧小平の武力弾圧を真っ先に支持したのが胡錦涛だ。 >異論を押さえつけるためには武力弾圧を断行することを胡錦涛は支持しているのである。 

 

中国人相手では、それしかないといった感じですね。議論・対話は不可能の世界ですね。      

 

>だからこそ鄧小平に認められて、江沢民の次に国家指導者になるよう指名された。>胡錦涛が国家のトップに立つことができたのは、自由を叫ぶ民衆を武力で鎮圧するために建国後初めて発布した戒厳令があったからであり、天安門事件で武力弾圧をした鄧小平を真っ先に支持したからであることを蔡霞氏は知らないわけではあるまい。

 

誰もが自分に都合の悪いことは忘れがちですね。   

 

>それとも、それさえ、中央党校では教えない(知らされてない)のだろうか? >私はむしろ、そのことに驚きを禁じ得ないのである。 >完璧に美化され、フィルターにかかった「美しい党史」のみを中央党校で教えてきたのだとすれば、そのこと自体が「罪悪」だ。

 

そうですね。中国人に罪悪感はないでしょうね。     

 

 

.