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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

答えは一つではない  

2021-07-01 10:09:57 | 文化

 

>368047        社会に出たら、答えは一つではない。 >匿名希望 21/06/21 PM10

>最近の若手は、課題に取組む際に、すごく不安を抱えながら、取組んでいるな、と感じる事がある。>それも、最後のフィニッシュまでの改定を鮮明にしないと不安になりがち。    

 

若手は未経験ですからね。    

 

>そもそも、社会に出たら仕事の条件など、社会状況でも変動するし、客先の考え方が動くと、それに合わせて課題の組み直しも発生するから、最初から固定されたストーリーなど存在しないにも係らず。 >大学を出るまで、学校で如何に役に立たない頭の使い方ばかりを叩き込まれて来たか、よくわかる。 

 

考え (非現実) は人によりまちまちですからね。  

全ての考えは文章になる。 文章にならないものは考えではない。    

矛盾を含まない文章は全て正しい考えを示している。だから正解は一つではない。     

 

>最初から、正解有りき。

 

正解のない問題は、採点がしにくいですからね。学校は正解のある問題だけを学生に与えます。学校の狙いは学生の序列順位の作成ですからね。それさえ叶えられるのであれば問題の内容などは詮索されない。             

 

>参考書は正解に行きつくための解法が載っているだけ。>そこに乗らないと満点がもらえない。 

 

そうですね。正解を暗記する力が大切になりますね。学校で勉強する学生の励みは世界の学問に貢献するわけではない。競争相手を蹴とばすための手段を研いているだけである。        

 

>対して、社会に出たら変数が多すぎて、既知の方程式で解けるものなど無いし、説いている途中でも時間が経てば、条件が揺れ動く。

 

現実界は千変万化を続けていますからね。思考停止している人間では実戦に役立たないですね。

 <日本はなぜ敗れるのか・敗因21か条> を著した山本七平の指摘する事例からも、大和民族自滅の過程は見て取れます。その一例を以下に掲げます。

私が戦った相手、アメリカ軍は、常に方法を変えてきた。あの手がだめならこれ、この手がだめならあれ、と。 、、、、、あれが日本軍なら、五十万をおくってだめなら百万を送り、百万を送ってだめなら二百万をおくる。そして極限まで来て自滅するとき「やるだけのことはやった、思い残すことはない」と言うのであろう。 、、、、、 これらの言葉の中には「あらゆる方法を探求し、可能な方法論のすべてを試みた」という意味はない。ただある一方法を一方向に、極限まで繰り返し、その繰り返しのための損害の量と、その損害を克服するため投じつづけた量と、それを投ずるために払った犠牲に自己満足し、それで力を出しきったとして自己を正当化しているということだけであろう。(引用終り)

 

>だから、まず現実を受け入れて、潜在思念で大きな突破可能性を仲間の反応を羅針盤に探る。    

 

現実直視は必要ですね。非現実 (考え) の内容を現実の内容として実現できればそれは創造力を発揮したことになりますね。  

特亜三国 (日本・中国・韓国) の民には、現実があって非現実がない。現実 (事実) を内容とする文章はあるが、非現実 (考え) を内容とする文章が存在しない。だから教育に関しても、技術 (実学) があって、哲学 (考え) がない。考えの内容は人様ざまであるので、個性的になる。だが、考えがなければ没個性的になる。だから特亜三国においては、哲学が成り立たず 英米流の高等教育 そのものが成り立たない。現実の内容を現実の中で再現すれば、それは模倣をしたことになる。非現実の内容を現実の中で実現すれば、それは創造になる。特亜三国 (日本・中国・韓国) の民は、模倣が得意で創造が苦手である。だから模倣の競争には参入者が多く、創造には少ない。そして模倣の試験には地獄が出現する。模倣の競争は没個性の競争であるため過酷なものになりがちであり、これはアニマル風の競争である。個性を伸ばして創造力をつけよう。そして、ゆとりある人間らしい生活をしよう。  

 

>その上で、どんどん追求探索を繰り返し、出口の像を整えていくしかない。  

 

上手くゆくと良いですね。   

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。  

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 

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同調圧力 2/2  

2021-07-01 03:08:01 | 文化

 

>人と人のつながりを強制するSNSは、同調圧力を増長させる温床となっているという指摘もあるそうだ。 > ではなぜ、私たちは背景にある客観的な事実よりも、“見たまんま”の“状況”に流され、それを優先してしまうのだろうか。> 本書によれば、流される方向で捉えたほうが、世界を安定した予測可能な場所として考えることができ、気持ちが楽になるからだという。  

 

赤信号 みんなで渡れば怖くないということですね。一億聡玉砕の掛け声のようなものか。   

 

>さらに人は一定距離の対象物だけにピントを合わせて世界を捉え、背景をぼかして見るクセがあるので、よりその傾向が強くなる。> そうではなく、状況を客観的に把握し、判断を曇らせがちな感情やバイアスを捨てることができれば、人間への本質的な理解が深まり、判断を誤らないための手がかりを見つけられるはずだ。

 

そうですね。賢明な人は「純粋によく観察する」が、並みの人は「自分の期待したもの」しか見ようとしない。

よく観察するとは現実のただ一つの内容 (事実) と非現実の多数の内容 (考え) を勘案して判断することですね。オオカミと七ひきの子ヤギの話に出て来る子ヤギたちには後者がなかった。

 

> しかし、「考えているつもり」でも、人が“状況”や思い込みに左右されるのを回避することは難しい。

 

我が国では特にそうですね。   

‘周りの影響を受けずに、真に独立した考えができる知識人がいない。’ ( グレゴリー・クラーク)      

 

>この世に存在するさまざまな差別や偏見も、実は周囲の思い込みやとりまく環境によって生み出されている。>人の意見や考えは残念ながら、“状況”や環境によって簡単に左右される、極めて危ういものなのだ。  

 

そうですね。   

 

> ところが、私たちの“状況によって簡単に左右される思い込み”が、プラスに働く場合もある。>それは恋愛だという。 

 

恋愛は熱病のようなものですね。    

 

> 恋の魔法をかけるのは、“慣れ”のちから。>ピッツバーグ大学の実験で、目にする回数の多さは、好意を生む強力な要因であることが判明した。   

 

なれ合いの効果ですね。‘なあなあ主義’ とは、真の意味での検討や意見の交換などをせず、お互いに「なあ、いいだろう」ぐらいの話し合いで全てを済ませること。   

 

>人は見慣れた感じがすればするほど、その相手に魅力を感じる。>外見や性格を重視しているのではなく、“よく顔を合わせる状況”が、大きな力を及ぼすのだという。 

 

そうですね。故郷の山川のようなものか。   

 

>これは心理学でいう“熟知性の原理”で、何度か会ううちに、次第によい印象が生まれてくるというもの。  

 

テレビのコマーシャルのようなものですね。繰り返しが効果を奏しますね。       

 

>恋愛も、“状況”によって確実に左右されるのだ。>むしろ、客観的な判断力は、恋の邪魔をするというものだろう。  

 

恋愛の場合は、ただ思い込みに身を任せるのが良いということですね。    

 

> 著者は新しい恋を求める人に、こんなアドバイスを送っている。 >まずは自分の姿ができるだけ多く人目に触れる機会をつくり、見慣れた感じを与えること。 >部屋にこもっていては、恋のチャンスは増えていかない。 >人のもつあやうい認知も、時と場合によっては使いようだ。 >“状況”を利用して、新しい恋を引き寄せてみる。  

 

恋に上下の隔て無しですね。  

 

>ダマされたと思って、一度試してみてはいかがだろうか。 >文=タニハタマユミ   

 

 

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同調圧力 1/2  

2021-07-01 02:47:02 | 文化

 

>人はなぜ、明らかに間違っている方向になびいてしまうのか? 我々を思考停止に導く同調圧力  >社会 公開日:2014/3/3

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>『考えてるつもり―「状況」に流されまくる人たちの心理学』(サム・サマーズ:著、江口泰子:訳/ダイヤモンド社) > 人間性に対する私たちの直感の多くが間違っている、と指摘されたら、あなたは「いや、そんなことはない」と強く反論できるだろうか? > たとえば、ゴーストライター事件の佐村河内守氏の一件。>CDの出荷枚数は20142月現在で、累計18万枚。>この数字は、“全聾(ろう)の作曲家”という物語やあの独特の風貌をメッセージとして受け取ったとき、状況を客観的に把握し「胡散臭い」とは判断しなかった人の多さを示している。>彼の自分マーケティングが、それだけ巧みだったといえるのかもしれない。

> 『考えてるつもり―「状況」に流されまくる人たちの心理学』(サム・サマーズ:著、江口泰子:訳/ダイヤモンド社)の著者は、偏見やステレオ・タイプ、性別・人種・社会階層についての認識を専門分野とする、社会心理学者だ。 >彼いわく、この世は “わかったつもり” で、できている。

 

 '私は、私が何も知らないということを知っている'。 (ソクラテス)     [無知の知] 'I know that I know nothing'.  

 

>“見たまんま”のちからが、私たちの思考を停止に導くというのである。

 

見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は ‘嘘’ である。誰しも嘘つきにはなりたくない。だから、自分の非現実 (考え) の内容は語らない。これが、日本人の思考停止の原因である。日本語には、非現実 (考え) の内容を語る為の時制のある構文がない。     

 

> では本書から、ひとつ例をあげてみよう。> “見たまんま”が効力を発揮するケースに、著名人を起用したCMがあげられる。>広告代理店の狙いは、ある分野に優れたセレブは、ほかの分野でも優れているに違いないという、私たちの思い込みを利用すること。 >マイケル・ジョーダンはバスケ界のスーパースターだ。 >だから彼が薦める下着も品質のよいものに違いない、と。

 

そうですね。巨泉さんはコーヒーメーカー宣伝に出ていましたね。   

 

>“出演者は報酬をもらって商品を勧めている”ことを理解していても、私たちはうっかりその事実を見過ごし、CMを受け入れる。>巧妙につくりあげられたその背景を見ようともせずに。

 

それは空気の影響というものでしょうね。   

 

> 著者はほかにも、「困っている人を助けるかどうかは、周りを見てから判断する」という責任を霧散させる“匿名”のちからや、誰と一緒にいるかによって自分のアイデンティティが曖昧になってしまい「本当の自分なんてみつからない」“比較”のちからなど、人々が流されやすいさまざまな“状況”を、実際のケースや実験をもとに解説していく。

 

山本七平は「『空気』の研究」のなかで、そのことを指摘しています。

「驚いたことに、『文藝春秋』昭和五十年八月号の『戦艦大和』でも、『全般の空気よりして、当時も今日も(大和の)特攻出撃は当然と思う』という発言が出てくる。この文章を読んでみると、大和の出撃を無謀とする人びとにはすべて、それを無謀と断ずるに至る細かいデータ、すなわち明確の根拠がある。だが一方、当然とする方の主張はそういったデータ乃至根拠は全くなく、その正当性の根拠は専ら『空気』なのである。最終的決定を下し、『そうせざるを得なくしている』力をもっているのは一に『空気』であって、それ以外にない。これは非常に興味深い事実である。」と書いています。     

 

> 「みんなの意見は、いつだって正しい?」―確固たる意志を挫く“集団”のちから― の章は、興味深い。 >心理学者のソロモン・アッシュが行った実験で、人は答えが明らかに間違っている時でも、周囲に合わせるという結果が得られた。

>集団内の少数者が、無意識のうちに多数勢力の行動や意見に心理的な圧力を感じ、その影響を受けてしまう。>これを同調圧力という。 

 

先の大戦のときの日本の指導者は日本はかならず勝つという計算を立てていたのか、それとも勝敗にはこだわらずにただ戦争だけがやりたかったのか。  

 

 

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