昨日見た「ラースとその彼女」という映画・・・27歳の青年ラースは、自分の誕生と母の命が引き換えになったことから、女性とうまくコミュニケーションができないのですが、ネットでリアルドールを購入して、その人形とコミュニケーションをとる・・というお話です。不安と孤独からくる心理状態、それに対応する医師や町の人々のやさしい対応。みんながラースのことを好きだから、その彼女をも、ほんとうの人間のように、ラースのこころに寄り添って受け入れていきます。
人と変わっていることに、偏見をもたないでいるということは、言うはやすしで、実はそんなに簡単ではないと思うのですが、この映画は、人は、はたから見てどんなに変だとおもわれることでも、その人にとっては必要なことをしているのであり、それをまるごと受け入れるのが”愛”なのだ・・そんなことを教えてくれていると思いました。
息子と一緒に見て、ほんとうに良かったなあ・・と思います。Nさん、教えてくださってありがとう!