高校野球、秋田県は中央高校が優勝したが、お隣岩手県は注目の投手、佐々木君率いる大船渡高校が、決勝戦に進んだ。
BS朝日で、その中継をするということを知って、5回ぐらいから見ていた。5対1ぐらいからかな。
佐々木投手は投げていなかった。大船渡高校の投手は、初登板の選手だった。
それが、6回に4点の追加で9対1になった。佐々木君が投げるかな・・と思ったが、ピッチャーは交代しない。
そして、7回か8回か交代したピッチャーは2年生、初登板の選手。見ていて、つらくなる。
高校生最後の、甲子園を目指した夏がおわる。大船渡高校、佐々木君は投げたくないだろうか・・どんな気持ちでこのゲームをみているのだろうか・・・。
監督の采配がすべてで、自分の気持ちなど押し殺すしかないのだろう。人生ままならぬものだなあ・・などと思う。
終ってからの監督の話では、身体を考えて無理をさせなかった・・ということだった。
これからプロになる人の将来を見据えてのことらしい。
昨夜、報道ステーションで、試合終了後のインタビューでの、佐々木君の答えがでるまでの表情が、なんとも切なかった。
甲子園が、野球をする高校生の夢だと思うのは、もう古いのかもしれない・・・と思いながらも、今朝になっても、その話題の記事を読んでいる。