ジェンダー平等ということばが、ガンガンTVで流れて、森さんが辞任したことで、おもわぬ効果があった。この国の遅れ度が顕になり、変えなければという意識が高まった。
橋本聖子さんが大会会長に就任し、男女平等を進めたいと発言をしたことで、一気に進む可能性がでてきた。喜ばしいことである。
それにしても、きのうの、尾辻かな子さんの同性婚に対する菅総理への質問で、菅さんの冷たさを再認識した。菅さんは、オリンピックの多様性といいながら、なあんも理解などしていない。セクシャルマイノリティーの人たちの願いなど、理解できないのだろう。憲法で想定されていない中、同性婚を認めるかどうかは家族のあり方を決める議論だと話した。同姓の人たちの家族のあり方に思いをはせることができない人だと思えた。
菅さんは、オリンピック・パラリンピックが掲げる「多様性と調和」の実現をめざしてという人権尊重の理念など、理解していないのではないか・・。理解不能なのではないか・・。そんなふうに聞こえた。