30日、31日は、市内で東北六魂祭が開催される。ということで、このお祭りにあまり興味のない我が家にとっては、少々迷惑な事態になった。
県庁前大通りから駅前までの交通規制で、バスが午前中から全面運休した。夫はバスで駅前にいけないことが理解できない。「竿灯のときでも、それをやるときまではバスがあるよ」という。「お祭りに関係のない人もいる。なぜバスを全部止めるの?」
言われればそうだが、走らないとしか言いようがなく、「秋田市が決めたことだから、しかたがないのだ」 と、自分でも納得しないことで説明をする。
アルバイトもあり、駅前に行く必要のある夫に、規制のない道路を通って車で送るからと出かけることになったが、団地をでたところで、もう車が渋滞していた。
県庁に近いので、祭りを見に、あるいは出店を目的に来ている車がつまっているのだった。
聞くところによると、出店の出店料は15万円とか。利益から、ショバ代を15万円も払うんだ。売り上げが多いといいけど、高い気がする。そのほかにも、駐車場からシャトルバスが往復大人900円子ども400円とか、これも高い。家族連れなら会場に着く前に、お財布が軽くなるよ。
県立体育館で開催されるコンサートもチケットが5000円では、なかなか行けない(私は)。
この六魂祭、仕切っているのは、電通で、地元の企業はほとんど参入できないそうだ。国からの復興支援事業なのだろうが、ここでも、地元ではなく中央の大企業が儲ける仕組みになっている。
お祭りは心躍るイベントで大好きなのだが、このような催しものには興味がわかない。チラシにはパソナの名前もあり、ああ、またですか・・・である。
祭りはその土地で見てこそとも思うのだが、東北六魂祭の魂はどこにあるのだろう・・。商魂祭といったほうがいいんじゃないかと思うのだが、地元がどのぐらい潤うのか、検証がほしいところです。
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