昨日の新聞に、21日に記者会県をした、県議会議員の様子が詳しく掲載された。パワーハラスメントは認めるが、セクハラは否定したとある。
パワハラを認めたというとは、断れない力関係があり、相手の意に反する言動があったということである。
この県議は、なぜ、女性職員を食事に誘ったのだろう。仕事の延長か、親睦が目的か、こういうことが以前から習慣化していたのか、そのあたりの憶測も、わいてくる。
新聞にはごていねいに、議員との一問一答も掲載されている。ここから見えることは、自分は悪くない、という保身だけである。時期をきかれて、覚えていない人が、相手はビールを5、6杯は飲んでいたと、はっきり覚えている。目薬を届けたことも、親切心だと自分を正当化している。職場で渡せばいいのではないか、と思うが、当人は親切心で、いいことをしたというのである。しかし、なにを話したかについては、記憶がないという。都合の悪いことは覚えていないように見える。
セクハラに詳しい弁護士も、セクハラの可能性があると言っているが、この新聞に書かれていることは、あきらかなセクハラ行為である。
周囲の自民党会派の人たちは、日ごろからのこの議員の言動を目にしていたのではないか。だれも、パワハラやセクハラの可能性について、助言する人はいなかったのだろうか。だれも気にもとめなかったのだろうか・・・。
それも問題ではないだろうか。
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