加代子のつぶやき

毎日の生活で思うこと

映画「あの日のオルガン」を観た。

2020-08-09 12:47:20 | Weblog

きょうは8月9日、長崎原爆の日。

田上長崎市長の平和宣言はすばらしかった。それに比べて安倍総理のことばは、原稿を読み上げるだけの、心がないことばの羅列である。核兵器禁止条約にふれることはない。アメリカの機嫌を損ねたくはないことがミエミエで、腹が立つ。

昨日、「あの日のオルガン」という映画を見てきた。戦争の末期、東京の保育園で、子ども達を疎開させた保母さんたちを描いた映画。戸田恵梨香さん・大原桜子さん主演。大好きな俳優、夏川結衣さんもでていた。お久しぶり。
戸田恵梨香さんが演じる楓さんは、”怒りの乙女”。子ども達の命と文化的な生活を守りたいと、戦争という理不尽に、疎開先の男尊女卑の理不尽に、次からつぎと降りかかる理不尽に怒っている。

映画を見ながら、ああ、この怒りの感情が大事だなあ・・と思う。

楓さんは怒りながらも、民主的な保育園の運営を目指していて、なんでも話し合いで決めようとする。つい力が入って仲間を傷つけることもあるが、子ども達の命をまもる使命感と責任感にあふれている・・・。1945年3月の東京大空襲から子ども達を守ったが、親が亡くなった子どももいて・・・。疎開が良かったのかと自問する保母さんたち・・
平和ということを考える、8月に見るにはもってこいの映画だった。

1959年、7月に日本を訪れた、チェ・ゲバラが、広島の原爆資料館を訪問したときのことばが「きみたち日本人は、アメリカにこれほど残虐な目にあわされて、腹がたたないのか」だったそうだ。

「怒りの乙女」というのが気にいったので、乙女というには、歳をとっているけれど、「怒りの乙女」を大いに広めたいものだと思った。
いつまでアメリカの植民地でいるつもりなんだ!75年も経ってしまったぞおお。!!
 核兵器禁止条約を批准しなさいよ!!!

 


GO TOキャンペーン中だから帰省自粛要請なんてできないでしょ!

2020-08-06 22:40:46 | Weblog

毎日コロナ感染者の数字が出てくるが、政府はGO TOキャンペーンを中止も延期もしなかったのだから、お盆のこの次期だから、帰省を控えてくださいとは言いにくいのだろう。

結局は自治体の判断にまかせるという逃げの姿勢で対応するみたい。

そんな政府は、今年も広島の原爆の日にあたり、核兵器禁止条約への署名・批准への言及もありません。世界で唯一の被爆国なのに、核兵器禁止条約の批准をしない国。そんな国が、「核兵器のない世界」の実現にむけた国際社会の努力を一歩一歩、着実に前に進めることが、わが国の使命です・・・だって。
だれがそのことばを信じるというのか。
広島の慰霊にむけてそのようなことばを語る安倍さんの、欺瞞に満ちた態度はほんとうに許しがたい。
すべては、国民より、アメリカのためなんだろう。

GoToキャンペーンもだれかのためにだろう・・コロナで経済的に大変なのは、旅行業界だけではないだろうにね。自分達でインバウンドだ、観光立国だと喧伝してきて、コロナで行き詰まったら、今度は感染の危機の中でも強行する・・こんな政府。

  いつまで続く・・
                河井克行・あんり夫妻の1億五千万円、どうなったかな・・


寒風山の山百合

2020-08-02 18:38:35 | Weblog

男鹿の友人から、「寒風山の山百合がきれいに咲いていますよ」との写真と電話をいただいた。

斜面にたくさんの山百合の写真。うわさには聞いてはいたが、いままでみたことはなかった。
朝、晴れたので、出かけてきた。

朝から気温が上がっていたが、寒風山はさわやかな風が吹いていた。いい山だなあと思う。

    

   斜面が刈り込まれて、山百合だけが残されて咲いている。山のあちこちに咲いている。自然に育ったものだそうだが、もっと増えてほしいものだと思った。
百合のにおいが、幼かったころの記憶を呼び起こす。田舎の貧乏暮らしで、花を飾るのは、たまに仏壇ぐらいしかないような生活の中に、母は山百合を取ってきて飾った。
山百合はどこにでも咲いていた。ありふれた花なのに、殺風景な部屋の中では、
 凛としていた・・・。

 

   寒風山はハングライダーが良く似合う。

       

   
       ひこうき雲とハングライダー

                   故郷の山は美しきかな