
京都プレミアム公演のカーテンコールで。
『ジャンヌ・ダルクージャンヌと炎』は、第7週目、京都プレミアム公演、岐阜県・岐南工業高校で公演を行いました。
6月30日(月) 京都プレミアム公演 京都府立文芸会館
7月3日(木) 岐阜県・岐南工業高校 瑞穂市総合センター
京都プレミアム公演
大阪でのプレミアム公演に続き、6月30日には府立文芸会館で、京都プレミアム公演が行われました。会場には京都の方たちだけでなく、近隣の滋賀県や兵庫県など、200人近くの方々が足を運んでくれました。
大阪と同様、開演前にはバックステージツアーが行われ、演劇部のみなさんや、劇団の俳優・演出の西垣耕造が3年間演出として一緒に舞台をつくってきた、滋賀ユースシアターのみなさんが舞台の裏側や、衣装・道具などに触れ、また照明や音響のスタッフから説明を受けました。

バックステージを体験する生徒さんや先生方。

演劇部の皆さんのなかには、音響や、照明について話を聞く生徒さんたちも。

(京都プレミアム公演)にもたくさんの方にご来場いただきました。
3年ぶりとなる京都でのプレミアム公演。みなさんとどんな空間・時間をつくることができるのか、旅班は期待ともに緊張もありましたが、みなさんの舞台への真剣な眼差しを感じながら公演を終えました。
風の新しいツアーのレパートリーとなった『ジャンヌ・ダルク』。この作品を大阪・京都で上演できる機会を幸せに感じながら、この作品が何か少しでもみなさんと呼応し、心に残る公演となればと願っています。
公演後には、以前『ヘレン・ケラー』などの公演でお世話になった学校の先生方も声をかけてくれました。たくさんのご来場、本当にありがとうございました。


公演後のロビーで。「ご来場ありがとうございました!」
岐南工業高校
7月3日は岐阜県・岐南工業高校での公演でした。
岐南工業高校では、生徒会のみなさんが映像を見て、芸術鑑賞会の作品として『ジャンヌ・ダルク』を選んでくれたそうです。生徒さん、先生方、そして保護者のみなさんも観劇に訪れ、瑞穂市総合センターは、ほぼ満席となりました。
みなさんが笑ったり、口々に舞台にコメントしながら舞台を見ている様子、所々客席が一体となってじっと舞台を見てくれる様子など、2時間の間にたくさん感じることができました。
公演後のカーテンコールでは生徒会長さんが「ジャンヌのように意思を持ち、発言していく力を信じたい」と素敵な感想を話してくれました。
また公演後の生徒会や有志のみなさんと座談会では、「ユニコーンの存在が疑問でした」「いつの間にか、どんどん物語に引き込まれました」など、舞台や作品、そこで生まれた疑問や感想などを話し合いました。
とても楽しい時間、ありがとうございました。
いつかみなさんが、これはという大好きなことを見つけ、さらにさらに輝いていかれることを願っています。

公演後生徒会のみなさん、有志のみなさんと行われた座談会の様子。

生徒会長さんの提案で、みんなでジャンヌ・ダルクのポーズ!
『ジャンヌ・ダルク』のツアーは7週目を終え、残すところあと2週間となりました。
この作品を通じて、みなさんのどんな疑問に、どんな感じ方に、そしてどんな可能性に出会うことができるのか、再び全力で向き合っていきたいと思います。
ジャンヌ・ダルク役 白根有子