風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
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レパートリーシアターKAZE次回公演 8月新作『海との対話』

2014-07-25 15:27:53 | 公演情報
レパートリーシアターKAZE次回公演は、8月20日【水】~24日【日】、東京演劇集団風・マントゥール劇場との共同制作による新作『海との対話』です。

『ジャンヌ・ダルク』の凱旋公演千秋楽の翌日には、共同制作『海との対話』のため、フランスからフランソワ・シャファン率いるマントゥール劇場の6人のメンバーが来日しました。いよいよ夏の公演に向けた稽古が始まります!


休む間もなく、レパートリーシアターKAZEでは『海との対話』の稽古が始まりまっています。

どうやってこの一秒の中に
  一人ぼっちで暮らしているのですか?
あなたの物語は時間の重さに耐えられますか?
昨日はここにいましたか、
   明日とは何か分かりますか?
一秒の中に共に生きることは可能だと思いますか?
 


『海との対話』は共に生きることを願う〈秘密の園〉に住む怪物たちの物語。
エレクトリックな光と音の中で、影は踊り、祈りを謳う。
世間の目、慣習、秩序に繰り出す怒号のパンチ!?
不確かで不安定な私たちと世界の存在が12のエピソードとともに浮かび上がっていく。


『年老いたクラウン』で初来日し、『戦場のような女』『異邦人』『ダンゼン・鉄はいくらか』など風と数々の共同制作を経てきたフランソワ・シャファンによる脚本・演出。レパートリーシアターKAZEでの上演後は、フランス各地で公演・ワークショップ・リーディングを行います。
演出をはじめ、スタッフ・キャストを日仏のアーティストが担い、現代劇の新たな可能性を探る試みです。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。




第84回公演[新作]
東京演劇集団風・マントゥール劇場 共同制作による
海との対話 
ENTRETIENS AVEC LA MER


脚本:フランソワ・シャファン FranÇois Chaffin  翻訳:大野舞
演出:フランソワ・シャファン FranÇois Chaffin/江原早哉香
芸術監督:浅野佳成
作曲・音楽制作:バンジャマン・クルシエ Benjamin Coursier
音響:ドゥニ・マラール Denis Malard 
照明・衣裳:フランソワ・シャファン FranÇois Chaffin
映像:ドゥニ・マラール Denis Malard 
舞台美術:佐田剛久 音響オペレーター:渡辺雄亮 照明オペレーター:坂野貢也
グラフィックデザイン:ベルトラン・サンプール Bertrand Sampeur
舞台監督:辻幸男 企画制作:佐藤春江/エロディー・クロ Elodie Couraud
        
【出演】
辻由美子/坂牧明/柳瀬太一/緒方一則/柴崎美納/西垣耕造
栗山友彦/稲葉礼恵/中村滋/渋谷愛
セリーヌ・リジェ Celine Liger/ジュリアン・ドゥファイ Julien Defaye
セルジュ・バルバガッロ Serge Barbagallo
フランソワ・シャファン FranÇois Chaffin
バンジャマン・クルシエ Benjamin Coursier

 会場:レパートリーシアターKAZE [全席自由]
入場料:当日4000円/前売り3800円/学生割引:3300円
    年間通しチケット(3枚綴り):10000円 
    ※レパートリーシアターKAZEで2014年に上演される作品に限ります。

◇ レパートリーシアターKAZE アトリエの会のご案内
〈レパートリーシアターKAZE〉は東京演劇集団風の創造活動の拠点、専属劇場です。劇場は、社会に触れ、世界を感じながら時代を見据え、時には小さな声であっても、人々の叫びに耳を傾け、私たちの声を発する場でもあります。演劇を観ることを通じて、ともにつくり、ともに考える“時”を分かち、レパートリーシアターKAZEの創造活動を支持してくださる〈レパートリーシアターKAZEアトリエの会〉会員を募集しています。
年会費10,000円(入会金不要)/ご入会・更新いただくと、〈アトリエの会 会員チケット〉(5枚綴りのフリーチケット)をお渡しします。レパートリーシアターKAZEで上演されるどの作品もご観劇いただけます(1枚で1名様、1回、ご本人様に限らず、どなたがお使いになっても構いません。有効期限は1年間)。詳しくはこちらをご覧ください。

チケットのお問い合わせ:東京演劇集団風
電話:03-3363-3261
e-mail:info@kaze-net.org
ホームページからのチケットのご予約・お申込みは⇒こちら


主催:東京演劇集団風
共催:マントゥール劇場/アンスティチュ・フランセ東京
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
   アンスティチュ・フランセ東京
協賛:SHISEIDO
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
認定:公益社団法人企業メセナ協議会



7月凱旋公演『ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎』公演終了しました。

2014-07-25 15:03:55 | 公演情報


5月中旬から西日本地域を巡演してきた『ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎』の東京・凱旋公演は、7月21日から23日まで、3日間の公演を終了しました。
たくさんのみなさんのご来場、本当にありがとうございました!

ご観劇いただいた方の感想のなかには、演出や、構成、また劇団の熱意や迫力だけでなく、巡回公演を通してたくさんの高校生、中学生と出会ってきたこの作品が、「ぜひ若い人たちの感性を刺激し、より多く人の心を揺さぶっていくことを期待する」という声も聞かれました。
『ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎』は来年も、西日本地域を巡演します。
これからも各地で、そして東京の拠点劇場で、ひとりでも多くの人の心に真に届いていく作品となるよう、ひとつひとつの出会いを大切にしていきたいと思います。

凱旋公演にご来場いただいたみなさま、そして公演現場でお世話になった先生方、一緒に舞台をつくってくれた生徒のみなさん、本当にありがとうございました!










最終日には演劇関係の大学を目指す、高校3年生の皆さんとのバックステージが行われ、舞台、照明、音響などの仕事に触れる機会が設けられました。