4月28日から始まった『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』東日本地域巡回公演。
たくさんの出会いと別れを繰り返し、最終週を迎えました。
7月14日(月) 福島県 東日本国際大学附属昌平中学校・高等学校
7月15日(火) 東京都 八王子拓真高等学校
東日本国際大学附属昌平中学校・高等学校

開演前、会場に集まった生徒さんたちの元気な声が飛び交っていました。
影のアナウンスで劇団の紹介が始まると、少しずつ変化していく会場の雰囲気。そして芝居が始まると、何かを見ようとする集中した空間が生まれました。
その力の強さのすごいこと!!
ひとりひとりが、自身の感性で「ヘレン・ケラー」という演劇を見ている姿がありました。
カーテンコールで「もう一度大きな拍手を!」という言葉をもらい、舞台上に駆け出していくと、一番後ろの席に座っていた生徒さんが大きく手を挙げて拍手を送ってくれていました。
八王子拓真高校

この日は朝から、演劇部の生徒さんと有志で集まってくれた生徒さんが仕込みの見学に来てくれました。
まっさらな舞台に少しずつ道具が運ばれて、組み立てられていく様子をじっと見つめている生徒さんたち。
どんなことを考えていたのでしょう?

組み合がった舞台に実際に上がってもらいました。小道具や大道具に触れたり、役者と話す生徒さんたちは大盛り上がり!
音響や照明に興味のある生徒さんたちは、実際に機材に触れたり、質問をしたり。いくら時間があっても足りないというくらい真剣に楽しんでいました。そんな様子を見ているとこちらが嬉しくなってしまいます!!!
開演前、「八王子拓真高校には、全校生徒が一同に会する大切な行事が二つあります」と校長先生がお話してくれました。
それは二学期に行われる文化祭、そして、一学期に行う芸術鑑賞だそうです。校長先生は全校生徒のみなさんが集まれることに喜びと感謝を感じているとお話しされていました。
八王子拓真高校でも、それぞれに反応をしながら集中して舞台を見つめる姿がありました。
終演後、芸術鑑賞行事を担当してくださった先生が「ぼくは、芸術鑑賞行事を行うと決まったときからずっと考えていることがありました。それは芸術鑑賞の本当の意味って何だろうということです。ぼくの考えたこと聞きたいですか?」と、生徒さんたちに言葉を投げかけました。すると、会場は少しの笑い声とともに盛り上がりました。でも、先生がみなさんにゆっくりと自分の想いを贈っていくと、その言葉に耳を傾けようとる音、先生の言葉を聞きながら呼吸している音の振動が袖の中まで伝わってきました。

偽りのない態度で向き合ってくる生徒さんたち、生徒さんたちを想う先生方の姿。私たちは人の願い、人が人を想う出来事に触れ、その声を聞きました。
春の巡回公演を振り返ってみるとあっという間だったような気もしますが、一日一日の様々な断片が確実に私たちの中に刻まれています。
私たちを揺り動かし、突き動かす原動力は、出会った来たみなさんの存在であることを感じ、いままた新たに歩みだしていきます。
ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち 2014年春 東日本地域巡回公演で出会ったすべてのみなさんに、感謝の気持ちを込めて―
ありがとうございました
そして、いつの日かまた会えることを願っています!!
渋谷愛:アニー・サリバン役
たくさんの出会いと別れを繰り返し、最終週を迎えました。
7月14日(月) 福島県 東日本国際大学附属昌平中学校・高等学校
7月15日(火) 東京都 八王子拓真高等学校
東日本国際大学附属昌平中学校・高等学校

開演前、会場に集まった生徒さんたちの元気な声が飛び交っていました。
影のアナウンスで劇団の紹介が始まると、少しずつ変化していく会場の雰囲気。そして芝居が始まると、何かを見ようとする集中した空間が生まれました。
その力の強さのすごいこと!!
ひとりひとりが、自身の感性で「ヘレン・ケラー」という演劇を見ている姿がありました。
カーテンコールで「もう一度大きな拍手を!」という言葉をもらい、舞台上に駆け出していくと、一番後ろの席に座っていた生徒さんが大きく手を挙げて拍手を送ってくれていました。
八王子拓真高校

この日は朝から、演劇部の生徒さんと有志で集まってくれた生徒さんが仕込みの見学に来てくれました。
まっさらな舞台に少しずつ道具が運ばれて、組み立てられていく様子をじっと見つめている生徒さんたち。
どんなことを考えていたのでしょう?

組み合がった舞台に実際に上がってもらいました。小道具や大道具に触れたり、役者と話す生徒さんたちは大盛り上がり!
音響や照明に興味のある生徒さんたちは、実際に機材に触れたり、質問をしたり。いくら時間があっても足りないというくらい真剣に楽しんでいました。そんな様子を見ているとこちらが嬉しくなってしまいます!!!
開演前、「八王子拓真高校には、全校生徒が一同に会する大切な行事が二つあります」と校長先生がお話してくれました。
それは二学期に行われる文化祭、そして、一学期に行う芸術鑑賞だそうです。校長先生は全校生徒のみなさんが集まれることに喜びと感謝を感じているとお話しされていました。
八王子拓真高校でも、それぞれに反応をしながら集中して舞台を見つめる姿がありました。
終演後、芸術鑑賞行事を担当してくださった先生が「ぼくは、芸術鑑賞行事を行うと決まったときからずっと考えていることがありました。それは芸術鑑賞の本当の意味って何だろうということです。ぼくの考えたこと聞きたいですか?」と、生徒さんたちに言葉を投げかけました。すると、会場は少しの笑い声とともに盛り上がりました。でも、先生がみなさんにゆっくりと自分の想いを贈っていくと、その言葉に耳を傾けようとる音、先生の言葉を聞きながら呼吸している音の振動が袖の中まで伝わってきました。

偽りのない態度で向き合ってくる生徒さんたち、生徒さんたちを想う先生方の姿。私たちは人の願い、人が人を想う出来事に触れ、その声を聞きました。
春の巡回公演を振り返ってみるとあっという間だったような気もしますが、一日一日の様々な断片が確実に私たちの中に刻まれています。
私たちを揺り動かし、突き動かす原動力は、出会った来たみなさんの存在であることを感じ、いままた新たに歩みだしていきます。
ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち 2014年春 東日本地域巡回公演で出会ったすべてのみなさんに、感謝の気持ちを込めて―
ありがとうございました
そして、いつの日かまた会えることを願っています!!
渋谷愛:アニー・サリバン役