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2024年秋『Touch~孤独から愛へ』 東日本・西日本ツアー2週目

2024-10-15 16:15:58 | 全国巡回公演

『Touch〜孤独から愛へ』第2週目は富山県からスタートです!

10月2日(水)【富山県】高岡龍谷高校 同校講堂
10月3日(木)【宮城県】宮城県水産高校 同校体育館
10月4日(金)【青森県】向陵高校 同校体育館


高岡龍谷高校

奈良、鎌倉につぐ日本3大仏に数えられる「高岡大仏」が見守る町、高岡市にある高岡龍谷高校。

2019年の『ヘレン・ケラー〜ひびき合う者たち』以来2度目の上演。

当日は午前開演のため前日に準備を行いました。

校舎を入って少し進み、階段を3階まで上ると2階席まである立派な講堂。

1年4組と5組の生徒さんたちが荷物の搬入を手伝ってくれました。


張り出し舞台の設置やカーペットを敷いている間に、すでに2/3くらいの荷物が運ばれて来ていました。

舞台のフローリングを敷き終えた頃にはもうほぼ上がっているという状況。何と言う早さ!


そして当日。


先生方や生徒さんたちのにこやかで清々しいあいさつをいただきながら講堂に向かいました。

階段の途中には明日の大きな文化祭タイムテーブルが貼られていて学校全体がワクワクに包まれていました。

『Touch』もその文化祭の一環、というか幕開け。

生徒会長さんの文化祭開会の言葉の後、拍手で開演。

カーテンコールでは生徒会長さんが「講堂に入って来た時からセットを見てドキドキが止まらなかったけど、物語が進むにつれて引き込まれていきました。ハロルドとフィリップが打ち解けて行くところがあたたかくて気に入りました。文化祭の最初に感動できて良かったです。」と感想を述べてくれました。

終演後は2年生と3年生がバックステージツアーに参加してくれました。

すごく細かいところに気付くほど興味を持って見学してくれました。
一緒に見学されていた先生が印象的でした。
生徒さんたちがのびのび過ごせる環境作りをされていらっしゃるのだろうと思いました。
フィリップの帽子、とってもお似合いでしたよ。


生徒さんたちにも大ウケでしたね。

荷物の搬出の時は100名くらいだったでしょうか、たくさんの生徒さんたちが手伝ってくれました。


こちらの片付け作業が追いつかないほどの早さでした!


宮城県水産高校

創立125年という歴史を誇る石巻市の水産高校。
風、初上演でした。

体育館での公演。
仕込みの途中、移動教室の生徒さんたちが体育館の横の渡り廊下を通りかかり、元気にあいさつしてくれたり、中を見て「おーっ!」と歓声を上げてくれたり、「凄いですね!」と声を掛けてくれました。


興味津々に覗き込んでくれた生徒さんたちもいました。
フレンドリーな生徒さんたち。
どんな公演になるのかこちらも期待が膨らみました。

そして開場。


ワイワイしながら生徒さんたちが入場してきました。
先生方もざっくばらんな感じで、会場全体が和気あいあい。
水産高校の雰囲気を味わわせてもらいました。

全員揃ったところで校長先生のお話。

「皆さん、このセット見て下さい!凄いでしょ!拍手〜!」
と盛り上げて下さって
「今朝から準備して下さいました。この演劇を通して、自分のこと、家族のこと、周りの人、社会のことを考える機会にしてもらいたい。そうすれば何か気付きがあるはずです。そして、舞台は役者さんだけではなく、裏で支えているひとたちもいます。ぜひ、演劇の力を感じながら楽しんで下さい。」
素敵な言葉をいただき、再び拍手で開演。

楽しみにしていてくれた空気が伝わって来ました。

カーテンコールでは、生徒さんたちが実習で作った[さんま味付き]缶詰をたくさんいただきました。
貴重なものをありがとうございました!

終演後は図書委員の生徒さんたちと有志の皆さんが搬出に駆け付けてくれました。

これまた素早い。
やはり、実習などで鍛えられているのでしょう、素晴らしいチームワークでした。

残念ながら、大半の生徒さんは電車の時間で途中退出となってしまいましたが、3名の先生方と4人の生徒さんが最後まで頑張ってくれました。


おかげさまで本当に助かりました。


向陵高校

再来年、50周年を迎える八戸市の向陵高校。
2年ぶり4度目の上演。

この日は朝からあいにくの雨模様。
ざーざー降りにならないことを願いつつホテルを出発。
トラックを体育館のドアに斜め付け出来たのであまり濡れずに荷物を搬入することができました。
雨もさほど強くなく、公演にも差し支えなさそうでひと安心。
仕込みの間に2年生が舞台見学に来てくれました。

旅班の座長であり、ハロルド役の柳瀬太一が校長先生のところへご挨拶に伺った時、校長先生が「昨夜は楽しみで夜中の2時に目が覚めてしまいました!」と話して下さったそうで、いつまでも少年の心を忘れない方は周りを笑顔にする天才だと思いました(笑)。


その校長先生のお話からスタート。

体育館に現れた舞台を見て、歓声を上げながら入って来た生徒さんたちも落ち着き、耳を傾けます。

サッカー部が有名な学校で、サッカーがしたくて志望する生徒さんが全国から来るそうです。
私たちが東京から来たということで「東京出身のサッカー部起立!」
突然の校長先生の無茶振りに応えて生徒さんたち3人が立ち上がってくれました。
ちょっともじもじしていたところがとっても可愛かったです。
ありがとう。
「2年に1回の貴重な時間。泣き笑いは大いに結構。楽しんで下さい。」
と締められて、拍手で開演。

カーテンコールでは生徒会長さんが「トリートとフィリップの兄弟愛を感じました。ハロルドが来て良かったと思いました。」という感想と出演者3人にとっても綺麗なアレンジ花をいただきました。

終演後はバックステージ見学を行ったのち、サッカー部や太鼓部、有志の皆さん50人くらいのが搬出を手伝ってくれました。


あっという間に終了。
とっても楽しんでくれたのが印象的でした。
開演前に立ってくれた3人にも会えました。
直接教えてくれただけでも埼玉県、神奈川県、静岡県や岩手県から親元や地元を離れての寮生活。
私たちの出身地も気になるらしく「出身どこですか?」と何人もの生徒さんに聞かれました。
寂しいかもしれないけど頑張ってね!

そして、帰り際には校長先生の娘さんが営んでいる、キッチンカー(pizza217、車に石窯を積んでいるそうです。)から焼きたての窯焼きピザ人数分と同じくフランクフルトソーセージをいただき、教頭先生からはお菓子の差し入れをたくさんいただきました!
とっても美味しかったです!
ありがとうございました。

サッカー部の皆さんが練習を中断して、最後まで見送ってくれました。

 

 

今週もこの『Touch』の上演実現に向けご尽力下さった先生方、控え室にお茶やコーヒーやお茶菓子などを準備して下さった先生方や事務の方に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。

きっと生徒さんたちもそれぞれの目線で、それぞれの立ち位置で、それぞれの状況の中でトリートを、フィリップを、ハロルドを、感じてくれたと思います。
一緒に『Touch』を作ってくれた皆さんありがとうございました。

そして、荷物の搬入搬出に力を貸してくれた全ての人たちに感謝申し上げます。

ありがとうございました!


やっと秋めいて来て過ごしやすくなりましたね。
私たちの旅は始まったばかり。
寒暖差などで体調を崩さないようお互いに気を付けて過ごしましょう!

では、またお会いできる日を願っています!

本当にありがとうございました。

スタッフ 仲村三千代

 



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