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3月公演、青少年のための劇場体験週間を含む『星の王子さま』の公演は全席満員で幕を閉じました。
たくさんの方にご来場いただきありがとうございました。
公演を終えたレパートリーシアターKAZEでは、マテイ・ヴィスニユック作『分解された劇場 あるいは人間ゴミ箱』のリーディング、そして同時にアトリエ月夜野演劇工房にて、次回公演の『闇の光明』の稽古が行われました。
さて次回公演、ブレヒト作の新たなレパートリー、4月27日[火]~5月1日[土]までの公演『闇の光明 Lux in Tenebris』を紹介します。
『闇の光明 Lux in Tenebris』
4月27日[火]~5月1日[土] 開演:平日7時/土・祝2時
作:ベルトルト・ブレヒト Bertolt Brecht 訳:岩淵達治
演出:桐山知也 音楽:八幡茂
舞台美術:佐田剛久 照明:横原由祐 音響:酒見篤志
舞台監督:長谷川敬久 製作:佐藤春江
出演:辻由美子/坂牧明/田中悟/白石圭司/車宗洸
ブレヒト作品の上演を重ねてきたKAZEが、今回、ブレヒト初期の茶番劇・教育劇に取り組む。
演出は桐山知也。ブレヒトの作品へのアプローチや作品中の物言いにある潔さや、シンプルであることの美しさ、そして圧倒的なラディカルさをもって、ドイツはもとより日本でもほとんど上演されていないブレヒトの“民衆劇”のジャンルにチャレンジする。
舞台はある売春窟。いかがわしい興行者が性病に関する展覧会を始めた。連夜満員札止めの大盛況。女郎屋の女将は商売あがったり……。そこで二人による駆け引きが繰り広げられる。
4月上旬、月夜野での10日間の稽古を終え、12日からはレパートリーシアターKAZEでの本番に向けての稽古が始まっています。
『闇の光明』は1919年、ブレヒトが若干21歳の時に書かれたブレヒト若き頃の作品です。
演出の桐山知也とは『明日は天気』以来の共同となり、ブレヒト劇に取り組むのは初めて。社会の矛盾に痛烈に切り込んでいくブレヒトの爽快さをつかむべく、稽古場は即興的に起こるものを大事に稽古が進んでいます。
皆さまのご来場お待ちしています。
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〈TOPICS)
4月3日には、フランスからオリビエ・コント、そして〈スーフルール〉の制作エレヌ・ビリーが来日しています。2011年風との共同企画となる《桜前線-2000キロささやきの旅》の企画実行のため、福岡、岡山、京都、大阪、名古屋、横浜、東京などを視察する旅を行いました。《桜前線-2000キロささやきの旅》は来年3月から4月にかけて実施の予定。随時速報もお伝えしますので、お楽しみに!
《桜前線-2000キロささやきの旅》
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写真は『闇の光明』の稽古場より↓
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