さあ!『ジャンヌ・ダルク~ジャンヌと炎』九州ツアー第三週目となる今週は福岡県、宮崎県、佐賀県内の中学校・高等学校の皆さんと素敵な出会いがありました。
10月28日(月)【福岡】沖学園高等学校 & 龍徳館中学校・高等学校
10月29日(火)【福岡】若松商業高等学校
10月30日(水)【福岡】香椎高等学校
10月31日(木)【宮崎】日南高等学校
11月1日(金)【佐賀】北陵高等学校
沖学園高等学校 & 隆徳館中学校・高等学校
1997年・2019年「ヘレン・ケラー」、2021年「Touch」を上演し、今回で風の公演が4回目となる学校です。
体育館が2階にあるということで前日に荷物の運び込みを行いました。
なんと!隆徳館中学校の野球部の皆さんがお手伝いをしてくださいました!
「これ何に使うんですか?」「トラックの中、荷物いっぱいですね!」と興味津々な様子。劇団員と交流しながら荷物を運ぶ姿も。
屈強な野球部の皆さんのおかげで予定していた時間よりも早く荷物の運び込み作業を終えることができました。ありがとうございました!
本番当日、生徒さん達が入場すると同時にいつもの体育館が劇場に変化している様子に驚きの声や楽しみにしてくれている様子が舞台裏まで伝わってきました。本番中はあちこちで笑いが起こり、とても楽しく素敵な空間を一緒につくってくれました。
終演後の舞台の撤去作業のお手伝いに来てくれた生徒さんたちと短い時間ではありましたが、舞台見学を行いました。
そして、バレー部、ダンス部、バスケ部、有志の皆さんが舞台の撤去作業をお手伝いしてくださいました。ありがとうございました!
若松商業高等学校
若松商業高等学校は今回で6回目となる風の公演です。2021年に「Touch」を上演する予定でしたが、コロナウイルスの影響で延期を余儀なくされました。今回2年越しにこうしてジャンヌダルクを上演できることをとても嬉しく思います。
本番中は、皆さんそれぞれ好きな場所でお友達と一緒に笑ったり、リラックスして観劇している様子が見られました。
カーテンコールでは、生徒会長さんから「この公演を通して声をあげる勇気の大切さを知り、自分も実践していきたい。」と力強い素敵な挨拶をもらいました。
陸上部、バレー部、バスケ部、野球部、たくさんの生徒さんたちが舞台の撤去作業のお手伝いをしてくれました。
「次は何をしましょうか?」「重いものは僕たち、私たちに任せてください!」と率先してパワフルに手伝ってくれました。
帰りには陸上部の生徒さんたちがバスが見えなくなるまで走ってお見送りをしてくれました。
その姿に力をもらい次の公演地に向けて出発します。
香椎高等学校
香椎高等学校は2005年「Touch」を上演し今回で2回目となる風の公演です。
生徒数が1200名ということだったので午前・午後2回公演でした。
端から端まで生徒さんたちで埋め尽くされた客席は圧巻の光景でした。
舞台に向けられた皆さんの真剣な眼差しが印象的でした。
終演後には当日の呼びかけで舞台の見学も行われました。
衣装、大道具・小道具、舞台の裏まで楽しんで見学している生徒さんたち。
舞台裏ではジャンヌダルク役の髙階ひかりとの座談会も行われていました。目を輝かせて楽しく交流している姿が印象的でした。
日南高等学校
1993年「Touch」、1998年「ヘレン・ケラー」、2008年「肝っ玉おっ母とその子供たち」、2015年「ヘレン・ケラー」を上演し今回で5回目となる風の公演です。
本番では前のめりになりジャンヌダルクの世界に入り込みながらじっと真剣に観劇している様子も。
カーテンコールでは役者ひとりひとりに一輪のお花をいただきました。とても素敵なプレゼントをありがとうございました!
終演後、舞台見学を行いました。舞台に触れるだけでなく、出演者と交流している姿も。
舞台の撤去作業のお手伝いにバスケ部、バドミントン部、野球部、たくさんの有志の生徒さんが来てくれました。皆さん明るくエネルギーに満ちあふれていて作業中交流していてとても元気をもらいました。
次の公演地に向かうためにバスに乗り込んでいると、吹奏楽部の皆さんがお見送りをしてくれました。
日南高等学校では毎年文化祭で3年生が演劇発表をしているそうです。今回の公演を通して少しでも皆さんの演劇発表の参考になってくれた嬉しく思います。
北陵高等学校
北陵高等学校では2012年「Touch」、2014年「ヘレン・ケラー」、2016年「ジャンヌ・ダルク」、2018年「Touch」、2021年「ヘレン・ケラー」を上演し今回で6回目となる風の公演です。
「自分たちが卒業する前に、在学中にやってほしい。」と生徒さんたちの声があり、皆さんの熱い想いが今回の公演を実現させてくださいました。
公演当日の朝、学校に向かうとたくさんの生徒さん、先生方が体育館の前で待ってくれていました。生徒会役員や部活動生の皆さんが荷物の運び込みをお手伝いをしてくださいました!ありがとうございました!
本番中は旅の一団が登場すると同時に会場からは驚きと歓声が沸き、私達を暖かく迎えてくれました。じっと客席を見つめる姿、お友達と楽しく話しながら見ている姿、様々な姿が印象的でした。
終演後、舞台の撤去作業のお手伝いにたくさんの有志の生徒さんが来てくれました。生徒会役員、バレー部、バスケ部、サッカー部の皆さん、そして先生方ありがとうございました!
『ジャンヌ・ダルク~ジャンヌと炎』九州ツアーで私が感じていることは、生徒さん、先生方、保護者の方々や地域の方々とつくる空間がとても温かいのです。その空間に一緒に居れることを嬉しく思います。
ジャンヌダルクと同じ年代の子供たちがこの公演を通して何を感じ、何を考え、未来へと向かっていくのか。
そのひとりひとりの姿を心に刻み、また私たちは旅を続けます。
文:(召使い役等) 亀澤美未
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