12月3日(土) 九州産業大学付属 九州高校 同校講堂(Qコム)
九州産業大学付属 九州高校
この学校は毎年1年生の皆さんに風の演劇を鑑賞してもらっています。コロナ禍で期間が開く前は先輩から後輩へ『去年はこんなお芝居だったよ』と、語り継ぐ風景がとても印象的だった学校です。
さすが九州高校の皆さん、集まるのがとても早く約500名が10分以上前に集まって静かに着席していました。そんな様子の生徒にご担当の先生が、トイレを促したり、拍手の練習を一緒にしたりと、緊張をほぐそうとしていた姿がとても印象的でした。
本番が始まると、程良く緩んだ緊張感の中クスクスと笑い声が聞こえ、客席後方から見る客席の姿は、食い入るようにヘレン・ケラーの世界を感じ考えていることが強く伝わってきました。カーテンコールでは演劇部の生徒さんが代表して、お礼の言葉と花束を送ってくれました。ありがとうございます!
終演後、当日の呼びかけで舞台裏見学も行われ、ヘレンの舞台上が埋まるほどの生徒が見学に残ってくれました。九州高校には造形芸術科があり、背景の幕の絵や照明の色の変化に興味を持つ生徒も多く見られました。
その後、演劇部の皆さんとの座談会が行われました。サリバン役の高階とヘレン役の倉八が交代で色々な質問に答えていました。終演後の熱気もあり、話は片付けの最後まで続いていました。演劇部の皆さん頑張ってください!
片付けには片付けを手伝いたい演劇部の皆さん、有志で囲碁部のみなさんも駆けつけてくれました。『すごく面白かったので手伝いに来ました』と、他の生徒は帰ったり部活動にいく中最後の最後ブルーシートを片付けるところまでいてくれました。本当にありがとうございました!最後は残ってくれていた皆さんと記念撮影。
来年入ってくる一年生と、今日の話題で盛り上がってくれていたらとても嬉しいです。
9月から始まった「ヘレン・ケラーひびき合うものたち」の公演も、もう12月に入り、後3週間を残すところとなりました。健康に気をつけて残りの公演走り抜けていきます。
文:スタッフ石岡和総
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