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『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』九州巡回公演第5週目

2015-10-31 13:17:36 | 全国巡回公演

素晴らしい秋晴れの空の下、第5週目が始まりました!


10月20日 福岡県 博多女子高校 同校体育館

       21日 福岡県 福岡海星女子学院高校 同校体育館

       22日 福岡県 新宮高校 同校体育館

       23日 熊本県 真和中学・高校 熊本県立劇場演劇ホール



博多女子高校

 

とても天井が高く、3階までギャラリーのあるとても大きな体育館。

歩いて10分くらい離れた校舎から移動して来ての鑑賞。
とても元気な女の子たちのとても素直な反応を見せてくれた客席でした。
カーテンコールでは陸上部のエースでもある生徒会長さんが「アニーがヘレンの心を開こうとしているのがとても伝わって来ました。ぜひまた観たいと思う演劇でした。」と言ってくれました。
搬出はバレー部とバスケ部の生徒さんたちが手伝ってくれました。






福岡海星女子学院高校


前日に続いてまたまた福岡市内の女子高校。
この日は、付属小学校の児童みなさん70名も一緒に観劇。
一番前に小学生。
そこで起こる賑やかなとても可愛らしい笑い声や歓声。
その声や楽しそうな様子を後方から優しく見守る高校生たち。
兄弟姉妹のような関係。
まるで一つの家族のようなとても暖かい客席でした。
搬出のお手伝いには、子供教育進学コースのみなさんが来てくれました。


 



新宮高校


こちらも二階建ての大きな大きな体育館。
前日の夜からの準備。
体育館に到着すると陸上部の生徒さんたちが今か今かと待っていてくれました!
自然発生的に荷物のリレー状態(さすが陸上部!)
どうしたら受け渡しがスムーズに行くか瞬時に自分たちで判断し、実行に移す。
見事な行動力とチームワークは私たちも圧倒されました。
そして翌日、10月にしてはとても暑い日で生徒さん先生方合わせて約1,200名の客席はかなりのすし詰め。
そんな中、学生服をきっちり着込んだ生徒さんの姿も多く見受けられましたが乱れる事なく真剣な眼差しを私たちに向けてくれました。
搬出には部活動の生徒さんたちがたくさん力を貸してくれました。





真和中学校・高校


今週最後の上演は、熊本県立劇場演劇ホールで行われました。
開演前、学監の杉本先生が生徒さんたちにアニー・サリバンが自分の恩師であるパーキンス盲学校のアナグノス校長先生に宛てた手紙を紹介して下さいました。
ヘレンと出会ってから約一ヶ月後、様々な格闘を経て初めてヘレンが指文字を理解した日のアニーとヘレンの喜びが綴られていました。
そのお話を受けての鑑賞。


カーテンコールで生徒会長さんが話してくれたのは「ヘレンが指文字を覚えていくところに感動しました。どんなに大きな壁にぶつかっても立ち向かって行くことが大切だと思いました。」

 

 

今週も たくさんの出会いがありました。

出演者との座談会が開かれた学校では、特に高校3年生からは進路の相談を受ける事もあったようです。
俳優になりたいと言う生徒さんもいました。
アニーとヘレンの生き方や関係がこれからの生きる道の中で何かのヒントになったり、後押しになれば幸いです。

ご尽力いただいた先生方、そして、搬入や搬出のお手伝いの時間も含めてとても素敵な時間を一緒に作ってくれ生徒さんたちに心から感謝します。
本当にありがとうございました!


ケート役:仲村三千代


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