今朝のラジオ深夜便『明日へのことば』に諏訪『真澄』の
宮坂直孝社長さんが登場した。
2000年かけて日本人の繊細な味覚が鍛え上げた日本酒が世
界で受け入れられないはずがないという強い信念、熱い思い
が、世界に日本酒を広める活動の原動力になっている。お話
のなかで、フランスで酒の試飲会をしたら、Sakeと言っただ
けで拒否された、その理由はSakeという名で中国の白酒(ぱ
いちゅう)が広く浸透していたからというお話。さもありな
ん。
海外で日本料理店の看板を上げて、日本食まがいの似非料
理で商売をしている中国人や韓国人のお店が多いことからも
容易に想像できる。日本酒が世界の銘酒の一つとして認知さ
れ、その評価が高まるまで時間はかかるかもしれないけど、
奥深い味の日本酒を海外に出していけば、確実に世界の人々
に認められる日がくるだろう。海外の日本大使館はバカ高い
ワインで客人をもてなさず、日本の吟醸酒でもてなすとか、
政府関係者の意識変革も必要だろう。日本酒であれば大吟醸
でもたかだか四合瓶5,000円程度なのだから。
寿司など日本食が健康食として世界で評価されてきたので
日本酒が認められる日も近いはずだ。がんばれ、日本の蔵元
のみなさん。微力ながら、僕は応援する。