さわやかな朝を迎えた。Darjeelingのミルクティーを作り、Internet radioを聴きながらキイボードに向かう。
先ほど聴いたラジオ深夜便『明日へのことば』は5月に放送された話の再放送だった。「日本酒を世界の”SAKE”に」。
日本吟醸酒協会理事長で諏訪真澄の社長、宮坂直孝さんの話は何度聴いても深い感銘を受ける。品質を上げる、輸出に取り組む、酒ツーリズム、どれも日本酒の未来を切り開くキイワードだと思う。ワインやビール、ウィスキーと同じように、世界中で日本酒が親しまれる時代が必ず来る。
繊細な味覚の日本人、品質要求の高い日本で2000年にも及ぶ年数をかけて育て上げられてきた日本酒が世界で受け入れらないはずがないという自信は、日本酒に限らず農業でも通用するはず。TPP交渉でも日本はもっと外向きに自信をもって取り組めば、ピンチはチャンスで日本の農業のブレークスルーがあると思う。日本の野菜も果物も、日本の食文化。寿司や酒と同じように世界中の人々に受け入れられるはずだから。